別パニの第2号目
記事一覧へ公開日: 2019/07/23
(C)あかいこうじ先生
引き続きの「パチスロひとり旅Classic」でござる。
2000年(平成12年)4月上旬、北海道に滞在しています。
前回は札幌市のパチスロコーナーでプレイヤーのレベルの高さにビビったり、コンビニのペペロンチーノ弁当を食べたりしましたが。
今回は、放浪(旅打ち)をしながら、同時に、ライターとして原稿を書いて旅先から東京に送らなければならないことに、ちょっと戸惑っている内容になっています。
2000年4月9日(日曜)
朝イチ、メールを確認したら文字量が送られてきていた。
「文字量」というのは、東京の編集部から送られてくる『○○について、○○文字×○○行で書いてください』という依頼です。
このときのメールの内容は…
大花火攻略特集!
店選びと台選びについて
18文字×47行で
理想的な旅打ち店の特徴を
16文字×2行×2つ
旅打ち日記を
16文字×77行で
攻略ポイントを
18文字×54行で
リーチ目と好きな目について
27文字×7行で
立ち回りについて
18文字×22行で
下柱(内容は何でもOK)
55文字×2行で
というものでした。
すでにライター歴が20年近くになる今であれば、どれぐらいのボリュームになるのか1回読んだだけでイメージできますけどね。
当時は、ほぼチンプンカンプン。
何が何だかワカリマセーン状態でした。
札幌市・前田T店
大花火…(-)8000円
サンダーV…(-)2000円
B-MAX…(-)1000円
本日のトータル収支
…(-)1万1000円
夕方5時頃、原稿を書くために西区のウィークリーマンション的なビジネスホテルにチェックイン。
会社の寮のような独特な雰囲気だ。
2泊で1万0920円
だそうです。とくに補足はありません。
(´・ω・`)
2000年4月10日(月曜)
徹夜で原稿書き。
目がおかしくなってるよ。
当時使っていたノートパソコンが、とても小さいものだったからでしょうね。
長い文章を入力するのに苦労したようです。
大花火攻略のポイントって…何だろ?
唐突に、心の声を日記ノートに書き記しています。
夜、原稿書き終了。
東京に送信。
Tさんが面白いって言ってくれた。
Tさん=当時のパニック7・副編集長で、現在は編集長の人です。
「面白い」と、お世辞的な感じで言ったのか本気で言ったのか。
今となっては分かりません。
どんな文章・記事だったんでしょうか。ちょっと確認してみます。
ババーン!
別冊パチスロパニック7の2000年6月号
創刊2号目。つまり創刊号の、次の号です。
王子が表紙のセンターですね。
別パニの「創刊号」については何度か紹介したことがあるけど、第2号目は珍しいですよ。ボクも久しぶりに押し入れの奥から引っ張り出してきました。
東京から指示された「文字量」を、そのまま素直に書いて送った結果、できあがったページがコチラになります。
巻末カラーページ、見開きの『パチスロ旅打ち必勝法』
いや~、みごとに記事ができあがっています。
当時は電子メールで画像データのやりとりをする習慣がなかったので(世間一般が、ではなく、ボクと編集部の間で、です)、実際にコンビニで本を手に取ってみるまでは、どんな色合い、レイアウトになっているのか等、まったく分からなかったんですよ。
冒頭の本文は…
…え~と、なんなんだこれは。
(´・ω・`)
左側のページの「攻略ポイント」は…
アマチュア丸出し
(´;ω;`)
(´・ω・`)
今でも相当アマチュアだけど
※この当時、まだ「大花火30」は存在していなかったし、開発されるとも思っていませんでした。「大花火30」のホール導入は2000年の夏以降です。ある意味、このときの予言が当たったような格好になっています。
理想的な旅打ち店の囲みの中の3番目……『地元会員だけに手厚いサービスを行っているホールは×。ハンデです。』というのは、たとえば来店回数に応じたスタンプカードを発行して、一定の量のスタンプが貯まったら「好きな機種の設定6を打つことができます!」みたいなサービスのことです。
当時は全国各地のホールで、わりとチラホラ見かけました。
旅打ちでフラリと立ち寄ったホールでそんなサービスをやっていても、ボクには恩恵がないですからね。
本日のスロ実戦…お休み
北海道には、もうちょい滞在しています。
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