気の毒なお兄さん
記事一覧へ公開日: 2019/10/27
引き続きの「パチスロひとり旅Classic」。
三重県編をお送りしています。
さて。
2000年(平成12年)7月28日から始まった三重スロの歴史ですけれども、そのスタート当初はヒドイものでした。
7枚交換とか8枚交換なのに低設定だらけだったり、1回交換だったり、ナゾの二部制だったり、年配のお客さんしかいないホールなのに要ビタ押しの技術介入機をたくさん導入したり、特別優先入場券で確保した大花火に高設定が使われていなかったり(今ココ)。
いわゆる「ヨゴレ対策」(=おいしいところだけ持っていこうとするプロを排除するためのワナ)だと考えられなくもありません。
しかし、免許証の提示を求めるなど三重県在住のお客さん優先で営業しているホールですらシメ気味だったりしますからね。
技術介入機の大量導入も全く意味が分かりませんし。
その説は立証ならず、です。
そんなこんなで疑問だらけの状況の中、この日も三重県のホールに突撃しています。
2000年8月5日(土曜)
午前8:00
名阪健康ランドで起床。
午前8:30
出発。
午前10:00過ぎ。
三重県・津市F店に到着。
ちょーど整理券を配ってた。
ハガキを提示して整理券を受け取り、行列に加わる。
この日は松阪市のB店ではなく津市のF店に駆けつけました。
事前にF店から、会員宛てにハガキが送られてきていたのです。
このハガキを提示するか、会員証を提示するか、三重県在住が証明できる免許証を提示することにより、先着順で整理券をもらうことができるシステムになっていました。
ボクは7月22日にF店を訪れ、店頭で手続きをしていたのです。
当日に県外から駆けつけた人は整理券をもらうことができません。一般入場となります。
↓名波アマが受け取ったハガキ
(三重県在住のMさん宅に郵送されてきたもの)
緊急ニュース!
ついにパチスロ新登場!
8月4日堂々オープン!
当日は混雑が予想されますので入場整理させて頂きます。ご来店の際はこのハガキをご持参下さい。
この日はパチスロ導入2日目
昼12:00オープンです。
地元客優先のスタイルだから大いに期待したいところ。
しかしここまで、さんざん裏切られてきているので油断できません。
65番の整理券で入場。
設置機種は大花火、サンダーV、タロットマスター、仮面ライダーV3ほか。
ギリギリで大花火に座れた。
12:00スタート。
となりの若いお兄ちゃん、スロット打つの初めて。
いろいろ教えてあげたけど全然ダメだった。気の毒だ。
大花火のシマで、ボクのとなりに座った若い男性はパチスロを打つのが初めてとのこと。
とても腰が低く、好感が持てる人柄でした。
「リーチ目」というものの存在からボーナスの消化方法まで、いろいろ聞いてきたので、いろいろ教えてあげました。
しかし、ボーナスのヒキが悪いのか、あるいは低設定なのか。
目押しミスも相まって、ぜんぜん出てくれません。
希望に燃えて参戦したようなのですが、ガックリ肩を落として途中で敗退していきました。
三重県のホールがパチスロに関する営業ノウハウを持っていないとはいえ、これはヒドイ。
もうちょっと、なんとかならなかったんですかねえ。
大花火…総投資3万4000円。
4時間半で飲み込まれ。
となり近所もダメダメ。
ほんとに大量獲得機なのか?
ってぐらいドル箱使用者が少ない。
ヤメ。
(-)3万4000円
ガックリ肩を落とし、途中で敗退する名波アマ。
BIG、REGともに設定1より悪い確率でしか引けませんでした。
勝てるわけありません。
(´・ω・`)
希望に燃えて参戦したのに
松阪市のビジネスホテル泊
1泊3990円。
2000年8月6日(日曜)
午前8:00
起床。
午前9:00
松阪市B店へ。
あの、特別優先入場券のB店です。
今日はパチスロ導入から「3日目」にあたります。
「1日目」の惨状を目の当たりにしているだけに過度の期待は禁物ですが、さすがにそろそろアケてくるんじゃね?と思わないこともありません。
大花火に着席。
今日もダメならATM行きだ。
タネ銭が残り少ない。
投資7000円でヒット。
今日になって突然のアケ。
ドル箱だらけの店内。
BIG、REGともに設定6の確率で引けた。
ハズシミス×2回。
(+)10万4720円
「7枚交換+手数料」です
となりで打ってたおじさんは負けてプリプリ怒ってパチンコのほうに戻っていったけど。
この2日間で、お店が儲かりすぎたことに気づいたのでしょうか。
突然のアケ営業によりドル箱使用者多数。
ようやく「思ってたやつ」になってくれました。
この次の日も三重県で打っています。
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