盗まれがち
記事一覧へ公開日: 2021/02/18
「パチスロひとり旅Classic」です。
2002年(平成14年)6月中旬、淡路島を訪問しました。
当時、淡路島の人口は16万。
パチンコ店は14軒でした。
ちょっと話が脱線しちゃうんですけど、その昔、「ふるさと創生事業」ってのがありまして。
総理大臣が竹下さんだった時代、地域振興の名のもとに日本全国の自治体に1億円が配られたんですよ。
自治体の人口や面積に関係なく、公平に(?)、一律で1億円です。
淡路島の津名町(つなちょう)は、その1億円で金塊を製作し、町内の施設で展示していました。
ばばーん
手で触ってもいいよ、というのが最大のウリ。
展示ケースに腕を突っ込むことができたのです。
ボクもお触りしましたよ。
そうなると、あわよくば盗んでやろうと考える輩が現れるもの。
この津名町の金塊も展示中に2度、盗難未遂事件が発生しています。
津名町の場合は未遂に終わったからいいものの、中には実際に持ち去られてしまったやつもありまして。
カツオの一本釣りで有名な高知県・中土佐町がふるさと創生事業の1億円で製作した「純金のカツオ像」は、坂本龍馬記念館での展示中に盗まれてしまいます。
まもなく犯人は捕まりましたが、すでに800万円ぽっち(!)で売り払われ、溶かされたあと。
カツオ像は戻ってこなかったということです。
さらに。
岐阜県の墨俣町(すのまたちょう)がふるさと創生事業の1億円で製作した「純金のシャチホコ」は、その一部が、やはり展示室から盗難されてしまいました。
町は800万円をかけて二代目シャチホコを製作しましたが、その二代目も、強度の弱い腹ビレ部分が狙われ、持ち去られる事件が発生。
なにをやっているんだか。
まだあるんすよ。
大分県・中津江村がふるさと創生事業の1億円のうちの7300万円を使って製作した「純金の鯛(オス1匹、メス1匹)」は、展示中にオスのほうの鯛が盗まれます。
1年後に犯人は捕まりましたが、すでに溶かされ、売り払われたあとだったということです。
ただし、その後の金価格の高騰により、村はリカバリーに成功します。
盗まれなかったメスのほうの鯛を村が売却したとき、価値が9000万になっていたのです。
オスの“負け分”も余裕で回収することができたんですね~(結果オーライ)。
以上、純金は盗まれがちというお話でした。
(´・ω・`)
盗むほうも盗むほうだけど、盗まれるほうも、ねえ
2002年6月18日(火曜)
午前10時
ギリギリにチェックアウト。
本来なら5000円では泊まることができない高級な温泉ホテルから出撃です。
ギリギリまで満喫しました。
(´・ω・`)
淡路島・洲本市P店へ。
大花火、本土では見かけなくなったビーナス7などを打つもとくに手応えなし。
(-)9000円
洲本市L店に移動。
いまいちな雰囲気だったので大花火を千円だけ打って退店。
(-)1000円
洲本市N店に移動。
ひと目でわかる香ばしい店内。
25パイのマイナーな機種はもちろん、メジャーな機種のシマまでもが、なんだか微妙に裏っぽかったのです。
絶対に裏モノとは言い切れませんでしたが。
大花火が投資3000円でヒット。
2時間弱で2箱獲得。
逃げる。
(+)4万7000円
本日のトータル収支…
(+)3万7000円
15:30キックオフのサッカーW杯「日本vsトルコ」の一戦があったので、早めに切り上げました。
景品交換所は大行列。
ボクと同じく、サッカー観戦のために撤収する人が集中していたのです。
「絶対に裏モノとは言い切れませんでしたが」と書きましたが、この翌日、言い切ってもいい光景に遭遇することになります。
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