アマチュア事例集
記事一覧へ公開日: 2022/03/22
本気で勝ちたい場合は、事前に下見をしないよりしたほうがいいに決まってます。
しかし旅打ちでウロチョロしているときは、なかなかそうもいきません。
勝手のわからない街、勝手のわからないホールで、ぶっつけ本番的に突撃することも珍しくありません。
以前、20円バンバンクロスを設置している広島県の某パチスロ専門店を訪問したときのことです。
過去に一度も足を踏み入れたことがないお店だったのですが、各台のデータをネット上に公開しているため、「バンバンクロスに設定Cを使いがちな準ベタCのホール」「設定Cなのに1000ゲームぐらいしか回されていない日があるなど本気のライバルがいないっぽいホール」としてあらかじめ目をつけていたのです。
一夜を明かしたネットカフェから出発し、なんとか開店前に到着。
抽選方式ではなく、先着順での入場です。
先客は2人のみ。
まずは入場口の脇に置いてあった「シマ構成図」のPOPを確認。
1台だけ設置のバンバンクロスは……入口から数えて3番目の通路(3コース)の、やや奥にあることが分かりました。
3コース3コース。3コースだぞ。あわてるなよ、間違えるなよ。
午前9時のオープンとともに3番手で入店。
前後の客は誰もガツガツしておらず、ライバルらしいライバルがいない雰囲気です。
よし、これなら余裕で確保できる……と思ったのですが、いざ3コースに突撃してみたら、そこにはズラリとジャグラーが!
あれっ? あれっ?
どういうこと?
…ようやく探し当てたのですが、すでに若い男がバンバンクロスに座っていました。
ガビーン!
ボクが3コースだと思い込んで突撃したのは、実は4コースでした。
やや変則的なシマ構成になっていたため、2コースと3コースに挟まれたシマが視界に入らなかったのです。
勝手のわからないホールだったとはいえ、旅打ち歴20年超のベテランらしからぬケアレスミス。超絶アマチュアです。
この日、思ったとおりバンバンクロスは設定Cでした。
若い男性は「もしも座れたら座ろっかな」ぐらいのゆるい気持ちで開店時間ギリギリに来ていたのでありましょう。
ほんの少しでも下見をしていればボクが座っていたはずなんですけどね。
(´・ω・`)
くっそ~
というわけで、アマチュア事例集・その1でした。
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