パチンコ・パチスロブログ

名波誠

論より数字、勘より統計

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公開日: 2022/04/05

(´・ω・`)
ヒマラヤ山脈の「アマ・ダブラム」(標高6856m)

 

 

両どなりの台ばっかりペカる

用事があって閉店まで打ちきれないときに限って連チャンが終わらないんだよな

いっつもオレが捨てた途端に出るんだよ

 

こんな感じで誰しもが大なり小なり、ヒキに関する経験則をお持ちなのではないでしょうか。

人に言えるやつから言えないやつまでボクもそれなりに持ってますよ。

(´・ω・`)
アマチュアですから

 

 

ただ、きちんとデータを取って客観的に検証している人がどれぐらいいるでしょうか。

普通、いませんよね。

検証してみたところで1円の得にもなりませんから。

 

 

さて、いくつか持っているボクの経験則のうちの一つに

『低レート貸し(5円スロ・10円スロ)で打ったときに限ってヒキ強なんだよな』

というのがあります。

 

そのヒキ強をどうして20円のときに発揮しないんだ!

どうして20円のときだけヒキ弱なんだ!

 

とアマチュア全開で怒りをぶちまけたくなるわけですが、本当に低レート貸しで打ったときだけヒキ強なんでしょうか。

普通に考えれば「低レート貸しだろうと20円貸しだろうと設定が同じならヒキは変わらない」はずですよね。

たいがいの場合は勝手な思い込みというか、ヒキ弱だったときの実戦ばかりが印象に残りがちなので、都合よく記憶に刻まれているだけの可能性大です。

 

ただ、そうは言ったって、さすがにこれはヒキが片寄りすぎてねーか?

と不審に思ったときがあったので、実戦データをもとに検証してみたのです。

 

論より数字、勘より統計。

(´・ω・`)
総務省統計局・平成15年度の標語より

 

 

バンバンクロスの設定Cを150台打った時点で集計

20円スロの設定C実戦データ■

・打った台数…128台

・総回転数…50万8845G

・BIG×614回=1/828.7(ヒキ弱

・REG×4770回=1/106.7(ヒキ弱

・合算×5384回=1/94.5(ヒキ弱

・トータルの差枚数…(+)6万6348枚

・8000Gあたりの差枚数…(+)1043枚

・8000Gあたりの収支…(+)1万8097円

 

 

5円&10円スロの設定C実戦データ■

・打った台数…22台(10円×19台、5円×3台)

・総回転数…9万4766G

・BIG×150回=1/631.8(ヒキ強

・REG×960回=1/98.7(ヒキ強

・合算×1110回=1/85.4(ヒキ強

・トータルの差枚数…(+)2万9551枚

・8000Gあたりの差枚数…(+)2493枚

・8000Gあたりの収支…(+)1万9790円

 

 

どうですか。

差枚数の違いに着目すれば一目瞭然ですよ。

しかも「8000Gあたりの収支」は本来なら20円スロの半分以下になって当たり前のはずなのに、低レート貸しのほうが上回ってるんすよ。

どんだけ!

 

これぐらいハッキリした違いがあれば、ヒキ弱を嘆いても許されるのではないでしょうか。

もちろん、実戦を増やせば増やすほど片寄りが少しずつ解消されていくんだろうってことはわかってますよ。

(´・ω・`)
そこまでアマチュアじゃない

 

 

楽しくワイワイと。

スロッター同士でヒキ弱を雑に自慢しあえる平和な日常に感謝するほかありません。

 

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