すぐとなり
記事一覧へ公開日: 2022/04/07
北海道稚内市、JR稚内駅のすぐ近く。
北緯45度24分59秒ぐらい。
日本最北のパチンコ屋さんです。
建物の目の前にある、青色の道路案内標識をよく見てみると…
日本語とローマ字に加え、ロシア語も併記されています。
今回の戦争が日本から遠い“場所”で行われているのは間違いありませんが、日本から遠い“国”で行われているってのは少し違うと思うんです。
ボクがよく、ブログとかで使う日本地図ですけれども。
赤い色を塗ったのは、現在ロシアが実効支配していたりロシア領だったりする場所です。
完全に「すぐとなりの国」ですよ。
すぐとなりの国が戦争してるんすよ。
樺太(からふと)の南半分が日本領だった明治38年から昭和20年までは、陸続きで本当に「となり」だったわけですし。
稚内市の樺太記念館にて(2020年・名波アマ撮影)
↑かつて樺太の北緯50度線に置かれていた「日露国境標石」(レプリカ)です。
こちらは2005年に旅打ちで訪れた釧路町(釧路市のとなり)の健康ランド。
大浴場の入口に貼ってあった注意書きです。
ロシア語で「身体を先に洗ってから湯船に浸かってください」「アルコールを飲んで風呂に入らないでください」みたいなことが書かれているようです。
根室市のパチンコ店では実際に、ロシア人っぽい客がパチンコを打っていましたし。
パチスロひとり旅単行本・第3巻より
日々のニュース報道に接する際、ついうっかり「日本から遠いところにある国同士が対立している」という感覚を持ってしまいがちですけれども。
実は、すぐとなりの国が戦争をしているのだと受け止める必要があるのではないでしょうか。
(´・ω・`)
オレだって本当は、もっと明るい話題を書きたいよ
ライター・タレントランキング