L花の慶次〜佐渡攻めの章〜
EXCITE
パチンコ・パチスロブログ
公開日: 2023/12/18
先日、インターネットの海で軽快にサーフィンしていると衝撃的な出来事に遭遇して、私は手を止めざるを得なかった。
遊戯王25周年記念商品として「三幻神」の原作バージョンのステンレスカードセットが発売されるそうだ。いや、衝撃的だったのはこのカード発売ではなく、そのお値段だ。
55,000円也。単純計算すると、1枚18,000円ぐらいだ。
ステンレスカードは過去にも何度か発売されており、そのときは大体10,000円前後だった。ただ、今年3月に発売されたステンレスカードは16,500円とこれもお高かったので、昨今の物価や円安の影響を受けての値段なのだということはなんとなく判る。頭ではそう判るのだが、実際に「5万円以上しますよー」と提示されると戸惑いを隠せない。
買うべきか、買わざるべきか(抽選だから買えないかもしれないが)。迷い迷わされてバーストストリーム、欲しいか欲しくないかと訊かれたら迷わず「欲しい」と答えるが、値段を考えるとどうしようと迷わずにはいられない。
私はそう悩み苦しんでいたのだが、天才的閃き、圧倒的閃きが走った。
「そうだ、勝って買えばいい」
天啓ともいえるこの閃き、単純明快な打開策。こんなことで悩んでいた自分が恥ずかしいとすら思った。ということで、善は急げとホールへGO。
当日はちょうど7の日なので、期待せざるを得ない状況。朝抽選さえしっかりと突破できれば、勝率はグンと上がるだろう。
朝抽選さえ、
しっかりと突破できれば……。
開店前から軽く絶望した。もちろん、全員が全員並ぶわけではないので番号が繰り上がるのは間違いないけれど、力を入れていると思われるメインどころの機種を攻めるのは難しいだろう。それでも私は最後まで望みを捨てずに1000番オーバーの数字を見つめながら再整列の時間を待つことにした。
結局、番号は繰り上がりまくって400番弱。何を打つかではなく、何が打てるかという状況。そして、私が白羽の矢を立てて座ったのは
『スマスロ慶次』だ。
現行機の中でもなかなかの暴れん坊っぷりで、一撃うん千枚というデータは何度も目にしている。5千枚飲み込んだあと、万枚なんてデータもあった。
1日前も万枚を出していたみたいだ。
よし、全てを慶次に託して「三幻神」をこの手に…と力を込めて実戦を開始すると、朝イチのモードが良かったのか開始91Gで初当りをゲット。
しかも、AT当選と幸先良好。これはもしかするともしかするんじゃないか、今日は万枚を出せる流れなんじゃないかと期待していたのだが、
残念ながらATはあっさり終了。ただ、その終了画面は「高設定示唆(強)」。これはもしかするともしかするんじゃないか、今度は違う期待感で胸がいっぱいになった。
見える見えるぞ、快勝している未来の自分が見える。買える買えるぞ、「三幻神」を手にしてニヤニヤしている自分が見える。
……数時間後。
昼過ぎにBARでやけコーラを飲んでいる私。ATには当たった、当たったのだが
慶次のポテンシャルを活かすことができずに撃沈。また、奇数示唆にゴリゴリ偏っていた+高設定要素が見えなかったのでヤメ。
当日、BARでは漫画家イベントが催されていたので、漫画家さんたちが振る舞う料理(肉みそ丼とキーマカレーのハーフ&ハーフ)に舌鼓を打ちながらコーラをグビグビ。
物販に並んでいた色紙の言葉が身に染みる。
投資…62,000円
回収…0枚
打たなきゃ、「三幻神」を買えた。
うろ覚えで描かれた綾波レイ(?)に死の宣告をされたりもした。ああ、何がいけなかったのか、何がダメだったのか。
なお、閉店後に自分がヤメた台のデータを見てみると一撃8千枚ぐらい出ていた模様。泣いた。
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