吉宗
サボハニ
パチンコ・パチスロブログ
公開日: 2025/04/28
スマスロ『吉宗』がホールデビューした。
『吉宗』といえば、初代『北斗』と同時期に大ヒットした4号機後期の名機中の名機、レジェンドといっても過言ではない。その特徴は兎にも角にも1G連だ。BIGは711枚獲れてBIG中に7が揃えばBIGの1G連が約束される。そりゃ、楽しいに決まっている。
もちろん、美味しい話だけでなくそんな尖りまくった出玉性能を生み出すためには、強烈な通常時のハマリも存在した。最大天井は今では考えられない1921Gと超深いだけでなく、規定ゲーム数の振り分けも天国モードを除くと50%以上で800G以上が選択されて1800G以上が選択される割合も20%近くあった。しかも、天井に到達したからといってBIGに必ず当選するというわけではなく、容赦なくREGも出現した。
でも、規定ゲーム数以外のボーナス契機もあるんだろ。
初代『吉宗』を打ったことがない人でも、勘の良い人ならきっとそう思うだろう。まったくもってその通りなのだ、規定ゲーム数到達以外でもチャンス目などのレア役からボーナスに当選する可能性があった。
ただし、それらのボーナス当選率の合算は1/965~1/605(設定1~6)と重い。
そんなのめちゃくちゃハマるじゃん!
初代『吉宗』を打ったことがない人はきっとそう思うだろう。まったくもってその通りなのだ。
どうして、そんな機種が流行ったんだよ!
初代『吉宗』を打ったことがない人はきっとそう思うだろう。まったくもってその通りなのだ。当時、熱狂的に『吉宗』を打っていた自分ですらも今考えるとそう思う。
BIGを引けば無条件で711枚を獲得でき、その711枚が1G連する可能性がある。これにはそれぐらいの魅力があったのだろう。
そんな初代『吉宗』のゲーム性を再現したのが、スマスロ『吉宗』というわけだ。しかも、ゲーム性だけでなく演出も初代を踏襲しており、かなりシンプルとなっている。さらに最大天井ゲーム数は999G+αと初代よりも大幅に短縮されている。
故に当時、初代『吉宗』を打っていた人…というか、4号機からパチスロを打っていた人の圧倒的大多数の人にはぶっ刺さりまくりだろう。もちろん、私も例外ではない。
ということで、先日、スマスロ『吉宗』の初打ちをしてきた。
一発目のボーナスは天井+REGと、“吉宗らしい”滑り出しだった。他の機種だったら、天井はBIG確定にしろよと思うところだが、吉宗ならしょうがないと納得できてしまうのが面白いところ。いや、面白くないけど。
二発目のボーナスはフェイク前兆と思われるところでリーチ目役(約1/655)を引いて、大ハマリを回避。今作にはリーチ目役が存在しており、普段は押し順ナビで回避されるがフェイク前兆中に引けばボーナス濃厚となるので良いアクセントとなっている。
で、念願のBIGに当選した。残念ながら1G連には当選しなかったが、初打ちはこれで満足。さあ、天国抜けまで回してヤメるかと思っていたら、天国に引っ掛かったらしくてボーナス当選。しかも、BIG。しかもしかも、
BIG中に7揃いを2回するという快挙。この時点で711×3=2133枚が約束され、
さらにツラヌキ要素でもある、BIGの連チャンに期待できる裏鷹狩りにも突入することになった。夢は広がりドリーミング状態だ。
7揃い分のBIGを消化したあと、
裏鷹狩りへ。そして、
連チャン。
残念ながら、裏鷹狩りはBIG2連で終了してしまったが、この時点でBIGが5連しているので3555枚+一発目のBIGの残り分で4000枚弱獲得した。
一発目のBIGに当たってから1時間も経たずにこの出玉。ほぼインターバルなしでBIGが連チャンするので速い速い。
裏鷹狩りが終わったあとは天国濃厚なので回してみると、
浅めのところで当選。さらに天国Bに移行していた(?)のか、
立て続けにボーナス当選。さらにさらに天国抜け後も200Gのゾーンの様子を見てみたら、
そこでも当選。
ただし、BIGが一度も揃うことはなく全部REGだったので700枚ほど減らしてヤメ。連チャンしてもREGだと、むしろ減る。それもまた“吉宗らしい”。
もし1回でもBIGに当選していたら、もし1G連に当選していたら、もし……。
勝負ごとに“たられば”は禁句だが、そんな“たられば”を思い浮かべてしまうのが『吉宗』の魔力だ。
711枚の魅力と想像力を掻き立てられる魔力。思い返せば、この両方に魅せられて通常時のキツさを理解していても、私は初代『吉宗』をつい打ってしまったのだろう。そして、その魅力も魔力もしっかりと再現されている今作のスマスロ『吉宗』には、しばらくお世話になりそうな予感しかしない。
頑張れ、私の財布!
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