パチスロ キン肉マン ~夢の超人タッグ編~
山佐
パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2017/04/21
4月某日、都内某所。
馴れない高層ビルのジャングルをかき分け「ある場所」へ向かう男の姿があった。
その男の名はモツ平峯。
昨年の秋に脱サラし、鹿児島県を拠点に活動するDMMぱちタウン専属タレントの一人である。
「今日はどんな目に遭わされるのだろう」
超がつくドSとして、九州のぱちタウンタレントの間では有名な編集部うらからの呼び出し。
重い足取りで指定された超高層ビルの前にたどり着くと、そこは山佐のショールームだった。
※こちらは鹿児島のランドマーク「永田シロアリビル」 |
「遠いところご苦労さん。早速だけど『パチスロ キン肉マン 〜夢の超人タッグ編〜』を打ち込んで、設定判別の手がかりを探ってもらいたい」とうら。
「あ、そうそう。もし手がかりが掴めなかったら編集部に伝わる48の殺人技のひとつ鳩バスターの刑だから」
……技は正義超人風、されど存在は悪魔超人顔負けの編集部を納得させる実戦をモツ平峯、そしてREAL STARS孔明は披露することが出来るのか。
初代ART「マッスルタイム」のDNAを継承した新生『パチスロ キン肉マン』のポテンシャルがいま明らかになる!!
高設定ほどレア役が落ちやすい! 初当り確率はもちろんのこと、各レア役の出現率には設定差が存在する。高設定ほど出やすくなっているので、打つ際はカウントするようにしよう! |
【主な設定判別ポイント】
実戦を開始する前に通常時にカウントすべき項目をおさらいしよう。
ARTの初当り確率やレア役の合算確率、バトル目CTの出現率などの他に出現率は低いものの大注目な設定判別ポイントが存在する。
それがこの13枚共通ベル(以後、右下がりベル)だ。
どちらもベルが揃い、払い出し枚数も同じだが、大きな違いがあることがお分かりいただけるだろうか。
そう、フラッシュの有無だ。
右下がりベルが成立した際はいかなる場合でも必ず激しいフラッシュがともなう。
設定の高低だけではなく、偶奇によっても出現率が大幅に異なる為、見落し厳禁の超重要役となっているぞ!!
【実戦スタート】
設定6をモツ平峯、設定5を孔明が実戦。同じ高設定でありながらも偶数・奇数でどういう挙動を見せるのか!?
まずモツの設定6がロケットスタートを決める!!
20G足らずでスイカタッグが直撃し、開始35GでART「マッスルタイム」を射止める。
ART「マッスルタイム」はバトル目CTが成立するまで継続する無限ART。
ハマればハマるほど嬉しいシステムとあって、南九州イチの引き弱として知られているモツの腕の見せ所。
案の定、確率の約4倍ハマりをし1セット目から300枚超のメダルを獲得!!
いまのご時世、たった1セットでメダルを得られるなんて!
引き弱で良かった‼︎
さらに、バトル勝利期待度が高い「魔界」や勝利濃厚となる「炎」でバトル目CTを引き、いきなり7セット継続 1252枚ものメダルを獲得した。
一方の孔明(設定5)も、開始わずか126GでチャンスゾーンからART「マッスルタイム」をゲット。
設定の違い? モツとは違って引き強 ?の孔明はバトル目CTを確率を大幅に上回るスピードで引き当ててしまう。
5G→9G→30G→86G→8G→83G→・・・
※懐かしのバーニング柄!! |
これが設定5のなせるワザなのか、敵コンビをバッタバッタとなぎ倒して行く。
13セット継続 1678枚を獲得!!
モツの約2倍のセットを消化しつつ、孔明の獲得枚数はモツの1.5倍弱・・・。
いかに“引けないこと”が重要かお分りいただけただろうか。
【設定6は別格の出現率!?】
通常時に戻ると、なかなか出ないだろうと思い込んでいた設定差特大の右下がりベルがあっさりと出現。
さすが設定6(1/2048)。
結局、この日のモツは右下がりベルが2回出現。揃った後に激しいフラッシュがともなうとはいえ、ノー演出で揃うこともあるので見逃し注意!!
解析数値の上ではそれほど大きな差はないが、レア役の出現確率も2台とも素晴らしく、隣で監視&遊びで低設定を打っていたうらのものとは雲泥の差を見せた。
レア役が落ちやすいということは、つまりタッグ役にもなりやすい=チャンスゾーン&直撃しやすい。
噛み合った時の初当り確率の軽さは、設定1で1/428.3〜設定6で1/357.2という解析数値以上の差を感じた。
【見せ場到来! 悪魔将軍バトル突入!!】
思っていたよりも簡単に設定判別の足がかりを掴み、出玉でも見せ場がほしいと思っていた矢先、大チャンスが到来!!
超人タッグバトルに勝利した一部で移行する「悪魔将軍バトル」に突入!
8G固定、勝利期待度40%の手に汗握る攻防を勝ち抜いた先にはエピソード進行型の「夢の超人タッグトーナメント」に加え、夢の超人タッグトーナメント終了後にはセット数上乗せ特化ゾーン「超人必殺技」突入が濃厚となる。
40%、普段の引き弱男では到底くぐり抜けることができない関門だが・・・
東京の空気がそうさせたのか、モツ本人も予想だにしなかった「悪魔将軍バトル」勝利!!
隣でこれでもかと低設定の洗礼を浴びていたうらも、元気を取り戻しカメラシャッターの嵐が巻き起こったのであった(仕事しろよ)。
上乗せ特化ゾーン「超人必殺技」は継続率管理。保証ゲーム数消化後、継続抽選に漏れるまで毎ゲーム上乗せのチャンスとなる。
継続率は6段階(約33~85パーセント)で平均獲得セット数は約6個。どうにかこうにか踏ん張り、7個ストックして面目を保ったモツ。
※その後、孔明も「悪魔将軍バトル」に突入→勝利した時はせっかくの見せ場が持っていかれるかと肝を冷やしたが、ストックは3個どまり。うん、先輩を立てるいい子だねキミは。
ここで力を使い果たしたのか、その後のART「マッスルタイム」を伸ばしきれず、なんとも中途半端な出玉に終わってしまったことが悔やまれる。もう少し頑張れよ
【もう一つの楽しみ「肉ガチャ」】
皆さんはキン消しをご存じだろうか。いまでいう携帯ガチャのような存在であり、当時大流行したシロモノだ。そのキン消しと現代のガチャをコラボさせた肉ガチャ集めも楽しめる仕組みとなっている。
設定6で打ったモツは赤文字キャラが1回、青文字キャラが2回、そして超天国示唆のヘルミッショネルズ(ネプチューンキングのバージョン)が1回。
残念ながらお目当ての設定5以上が確定する悪魔将軍を拝むことは叶わず。
解析にもある通り、悪魔将軍は設定5と6の出現率に大幅な差があるため当然といえるだろう。ただ、それだけ珍しいからこそガチャ集め冥利にも尽きるはずだ。
尚、「スロプラス+」アプリでゲットしたキャラクターを保存出来るので、ガチャ好きにはぜひとも全75種類をコンプリートしてほしい。
【実戦データ結果&総括】
モツ平峯【設定6】実戦データ
孔明【設定5】実戦データ
今回いきなり始まった新台実戦企画。
その記念すべき1回目を飾った『パチスロ キン肉マン ~夢の超人タッグトーナメント~』。
ART「マッスルタイム」中のバトル目CTを引くか引かないかで1セットの獲得枚数に大幅な増減が出るシステムは個人的にありがたいことこの上ない。
且つ、高設定は高モードに移行しやすく初当りがべらぼうに軽い。おまけにコイン持ちも悪くないので、「おや、この台やたら当たるな」と感じたらガッツリ粘ってみることをおススメする。
今回は孔明のデータと見比べると、解析数値に近い形でレア役合算確率に差が出ているがやはりこれは微差。カウントはした方がいいが、単体で設定を見抜くのは難しいだろう。
となると、判別に注視すべきはやはり13枚共通ベル(右下がりベル)だろう。初当りも軽く、右下がりベルが2回以上出現したような台は腹を括って全ツッパすべし!
どうにか設定6のポテンシャルを発揮させ、設定推測・看破に必要な秘密を暴くことが出来たモツ平峯。
無事に鳩バスターの刑を免れたものの、これからも編集部からの様々なミッションに立ち向かっていく事になろうとは、この時まだ知る由もないのであった。
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南九州イチの引き弱、モツ平峯
期待の新星、REAL STARS 孔明
(C)ゆでたまご・東映アニメーション (C)YAMASA
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