更新日: 2020/12/25
はじめに
ホールでの実戦において、小役確率やボーナス確率、AT突入率などを算出するために使うアイテム「かちタウン」。
本記事では、かちタウンに関する基本的な使い方や、覚えておくと便利なポイントなどを紹介していきます。
設定を示唆する要素が多数用意されている昨今の台において、判別要素を余すことなくカウントし、勝ちに結び付けましょう!
各ボタンの位置と役割
【本体上部】
・OFF/ONスイッチ
電源です。ツマミをONにすれば電源が入り、カウントが可能になります。
・リセットボタン
カウントした数値をリセットするためのボタン。長押しするとカウントした数値がすべてリセットされます。
【本体左側】
・上/下ボタン
本体画面ではカウント可能な場所が2列になって並んでいて、上の列でカウントするか、下の列でカウントするかを選ぶボタンです。ボタンを押すと画面に表示された矢印が動き、カウントする列を教えてくれます。
上の列選択時
下の列選択時
・A/B/Cスイッチ
カウントする対象を切り替えられるスイッチです。最初に座った台を「A」でカウントし、移動したら「B」でカウントする、といったように、切り替えることで異なる対象のデータをカウントできます。
【本体右側】
・-/+スイッチ
カウントする際に、加算するのか減算するのかを選べるスイッチです。+にあわせておけば文字通りカウント数を増やし、-なら減らすことができます。基本的には加算することが多くなりますが、間違ってカウントした数値を修正する場合などに、-のスイッチを使いましょう。
・÷/スタート/カウントスイッチ
用途を切り替えるためのスイッチです。カウント開始時やカウントした後に使用し、確率を割り出す際には「÷」、回転数を入力する場合は「スタート」、小役などをカウントする場合は「カウント」をそれぞれ用います。
【本体正面】
・▼および▲ボタン
カウントや数値を入力するために使用するボタン。上/下ボタンでカウントする列を決め、ボタンを押すことで数値が入力されます。※例)上の列を選択し緑のボタンを押すと、上の列の緑ボタンの位置にカウントされていきます。
基本的な使い方
ここからは具体的な使い方を紹介していきましょう。
【ゲーム数入力】
本体右側のスイッチを「スタート」にあわせ、開始する際のゲーム数または現在のゲーム数を上/下ボタンで選択、▲・▼ボタンで入力します。
この画面では、各ボタンで入力される数値の桁が決まっていて、
白=千の位
赤=百の位
緑=十の位
黄=一の位
となります。
0回転の台を打ち始める際は、開始ゲームはそのままで構いませんが、すでに回されている台を打つ場合は、打ち始めの回転数を開始ゲームに入力しておきましょう。
その後は大当りした際のゲーム数などを確認・入力(加算)していくことで、自分が何回転回しているのかが一目でわかります。もちろん、通常時だけでなくボーナスやAT中も含めてカウントする場合は、それらのゲーム数も把握したうえで加算する必要があります。
【カウントの仕方】
小役をはじめ、特定の物をカウントする場合は本体右側のスイッチを「カウント」にあわせます。その後、▼・▲ボタンを押すことで各ボタンの上に位置する箇所にカウントされていきます。
なお、本体左側の上/下ボタンでカウントする列を変更可能なため、最大8項目をカウントすることが可能です(A/B/Cスイッチを切り替えれば最大24項目)。
また、チェリー=赤、ベル=黄など、カウントする役と同じ色のボタンで数えるのが基本ですが、数える対象をどのボタンでカウントするかは個人の自由です。
【確率算出方法】
ゲーム数や小役を数えた後、カウントした対象の出現率を出したい場合は、本体右側のスイッチを「÷」にセットします。
続いて、算出したい項目を上/下ボタンと▼・▲ボタンで選択すればOK。選択した項目の枠が点滅し、出現率が表示されます。
また、選択した項目は同じ▼・▲ボタンを押すと選択が解除されるほか、カウントした数値を複数またはすべて選べば合算値が表示されます。
例)消化ゲームの項目に自分が消化したゲーム数が表示され(左上の5400)、その下に出現率が表示された状態(83.07)
【電源とリセット】
カウントした数値は、リセットボタン長押しで消去できます(A~Cすべての数値が消えます)が、電源のON・OFFでは数値が消えません。別のホールに移動する際や、実戦終了後に帰ってから数値を確認したいときなどは、一旦電源をOFFにして持ち運びましょう。
覚えておけば役に立つ?豆知識
【A/B/Cスイッチの使い分け】
A~Cのスイッチは、最初に座った台を「A」でカウントし、移動したら「B」でカウントする、といったように、違う台のカウントをする際に使う方法もありますが、
A=通常時
B=ボーナス中
C=数値以外の設定示唆要素
といったように、1つの台に対して、カウントしたい状況や場面ごとに使い分けするのも1つの方法です。もちろん、Aのみですべてカウントする方が手間がかからないため、「カウントする要素が多い」「Aのみで数えていると混乱する」といった場合の対処法として、覚えておくとよいでしょう。
まとめ
激アツ小役カウンター「かちタウン」の基本的な説明は以上で終了です。
こうしたツールに慣れている人はもちろん、初めて触る人でも覚えてしまえば簡単に使いこなせます。
どのボタンで何をカウントするのかをはじめ、自分なりの使い方を覚えて、幅広い場面で役立ててください。より正確な設定看破をすることで、勝ちにつなげていきましょう。