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パチンコ・パチスロ特集

設定1でコンプリート機能発動! スマスロ『からくりサーカス』設定付きスランプグラフ42本掲載!

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『パチスロ からくりサーカス』の設定付きグラフを掲載し、今後の展望などの気になる点を現役店長へ聞いてみました。

更新日: 2023/07/31

 

 

 

こんにちは、サーカスには少し怖い印象を持っているヒポたまです。

 

とあるホールから入手した人気機種のスランプグラフを、設定付きで一挙掲載する当企画。今回は『パチスロ からくりサーカス』の導入日から2週間分の全スランプグラフになります。

 

 

 

 

『からくりサーカス』の設置台数は3台なので、スランプグラフの掲載総数は3台×2週間(14日)=42件です。設定1からのまさかの結果もありますし、もちろん高設定である5・6のスランプグラフも確認できます。

 

今回も貴重な現場の声として、データを提供してくださったホールの店長に『からくりサーカス』の稼動や導入後の感想、今後の運用の仕方などを聞いているのでぜひ参考にしていただけたらと思います。

 

それでは、スマスロ史上一番荒く一番怖いかもしれないスランプグラフを、設定付きでお楽しみください!

 

 

【1週目】設定とスランプグラフ(設定6・4本)

 

■導入1日目

 

 

■導入2日目

 

 

■導入3日目

 

 

■導入4日目

 

 

■導入5日目

 

 

■導入6日目

 

 

■導入7日目

 

 

 

 

 

◆投入設定の割合

導入1週目の設定割合
設定 投入台数 割合(%)
1 5台 23.8%
2 3台 14.3%
4 6台 28.6%
5 3台 14.3%
6 4台 19.0%

 

 

◆1週目の機種全体の差枚数 

導入1週目の差枚数
総差枚数 1台あたりの差枚数(全21件)
-2724枚 -129.7枚/1台

 

 

設定1・4が最も多く、そこに設定2・5・6を散りばめていく感じでした。意外と高設定は入れているなという印象なのですが、5台あった設定1がすべてマイナスで終わっているあたり、しっかりと見極めないと大負けにつながってしまいそうです。

 

かといって高設定なら大丈夫というわけでもなく、設定6でも4000枚以上マイナスになっている台もあるので、高設定であっても大きなATの波を掴めないと上昇することなく終わってしまう危険性があります。

 

スランプグラフを見てみると、プラス差枚で終わっている台はどこかで大きくATを伸ばしている台がほとんど。綺麗な右肩上がりで1日を終えるという台は少なそうなので、ヤメ時もかなり重要になっくると思います。

 

 

【2週目】設定とスランプグラフ(設定6・3本)

 

■導入8日目

 

 

■導入9日目

 

 

■導入10日目

 

 

■導入11日目

 

  

■導入12日目

 

 

■導入13日目

 

 

■導入14日目

 

 

 

 

 

 

◆投入設定の割合

導入2週目の設定割合
設定 投入台数 割合(%)
1 8台 38.1%
2 3台 14.3%
4 4台 19.0%
5 3台 14.3%
6 3台 14.3%

 

 

◆2週目の機種全体の差枚数 

導入2週目の差枚数
総差枚数 1台あたりの差枚数(全21件)
+32713枚 +1557枚/1台

 

 

1週目とは様子が変わり、1台あたり+1557枚という大幅なプラス差枚になりました。

 

設定1と5から万枚オーバーが1台ずつ出現し、設定1が一撃コンプリートを達成。この2台分のプラスがまるまる総差枚のプラス分といった感じです。

 

設定に関しては2週目の方が平均設定が低いにもかかわらず、1週目とこれだけの出玉の差が出たのをみると、『からくりサーカス』がどれだけ荒いかが分かると思います。

 

 

『からくりサーカス』の現状と今後の展望を店長に聞いてみた

 

リセットについて

リセット恩恵として通常モードCに移行しやすくなるため、「直撃ATを引きやすい?」という恩恵があるらしいので、基本は全台リセットをしています。どれくらいの割合で移行するのか詳細がわかりませんが、実際には朝イチから直撃ATを取っている台は体感としてほぼ見かけないので、移行率はかなり低いのではないかと思っています。

 

お客様の様子も朝イチから恩恵目当てで狙っている方は少なく、現状では他のスマスロ各機種と比べて朝一のリセット狙いをしている方はかなり少ない状況です。

 

運用側としては朝イチのお客様の動きが悪く、リセットの効果があまり見えない現状なので、お店によってリセットの有無はバラバラなのではないかという見解です。

 

 

■設定通りに動くか?

あくまでも個人的に集めた系列店舗のデータの話ですが、実績データでは設定4の出玉率がかなり低い状況です。公表値103.0%に対して、導入後累計で101.2%となっています。 設定1は97.5%に対して実績97.3%なので近似値に収まっています。

 

設定示唆演出の特性からも、設定4はどの店舗も比較的多く使われる設定なので、ここの出率が低いとお客様は「辛い台」という認識を持たれてしまうかもしれません。

 

正直なところ、爆発力の高い台は高設定を使いにくいというのが個人的な印象です。「高設定を長時間打って差枚数3,000〜5,000枚の範囲で勝ち」 という内容が稼働貢献には好ましいと思っており、「一撃で10,000枚」のような台は、 低設定か高設定かわからないまま捨てられてしまうことも多いです。

 

通常の運用で高設定を長い時間打ってもらいたいと考えると、設定4の投入率が必然と多くなってくると思います。 結果、実績が低い設定4が多用されていることが、辛いと思われている原因なのではないかと考えられます。

 

 

■今後の運用

勝ち金額は十分高いですが、勝率の低さからイベント日でも敬遠されがちになっているのが現状です。 また、設置台数もさほど多くないため、バラエティのような扱いをする店舗が多くなるのではないでしょうか。低設定でも爆発力はありますし、今後も無理して設定5・6を入れる価値があるかと言えば、正直微妙な線だと思われます。

 

上位ATに入れたくても、難易度が高く諦めてしまうお客様が多いです。『ヴァルヴレイヴ』や『北斗の拳』と比較しても、上位ATを取れる確率が低いと体感している方が多く、それならば他のスマスロに投資した方が楽しめるという声も聞きます。よほど大量導入してメイン機種になっている大型店でない限り、利益を取ることを優先される機種になってしまいそうな気がします。

 

 

■同メーカーの『ヴァルヴレイヴ』と比べて

類似したタイプのため、優劣の判断は難しい所です。現状はどちらも同様の扱いとして運用している店舗が多いのではないでしょうか。導入台数に明らかな差がある店舗は、台数が多い方を薄利で営業する場合が多いと思われます。

 

設定4の価値は、現状『ヴァルヴレイヴ』の方が高いと見ています。あくまでも実績ですが、設定4の『ヴァルヴレイブ』は102.6%、『からくりサーカス』が101.2%となっていて、『ヴァルヴレイヴ』は公表値に近い数値になっています。

 

どちらも高設定の示唆演出の特性から設定5を使うメリットはあまりないことを考えると、今後の設定運用は1・2・4・6となるのではないでしょうか。

 

 

■導入後の感想

有利区間天井(AT間2500G)のハイエナが強力なことを踏まえると、知識のないユーザーが大負けした後に、ハイエナ活動をしているユーザー層が大量に出玉を獲得している場面も、他の機種より多く見ています。

 

結果的に年配層が離れていき、期待値の低い区間を稼働させてくれるユーザーが減少します。平常日は稼働が厳しく、強いイベント日しか高稼働しない状況になっていくことが予想されます。他の店舗がどのような扱い方をしていくか、興味はあります。

 

1週目と2週目の投入設定の比較

 

◆週ごとの設定別台数

週ごとの設定別台数
設定 1週目 2週目
1 5台 8台
2 3台 3台
4 6台 4台
5 3台 3台
6 4台 3台

 

 

設定の使用状況としては、2週目に設定1の割合を増やしています。ただ、2週目の結果を見ていただければおわかりの通り、2週はユーザー側の大幅プラスで終わっています。

 

このように一撃性が高い台だけあって、設定通りに安定して動いているとは言い難い状況なため、ホールとしてはかなり設定の入れ方は難しそうな気がします。

 

設定5で15,000枚オーバーや、まさかの設定1でコンプリート機能発動という出玉が物語る通り、ここまでくるともはや設定は関係ないような気すらしてきます。

 

 

設定別勝率

 

出玉の荒さから高設定でも大負け、低設定でも大勝ちが起こるような機種ですが、果たして設定は勝率にそこまで依存しないのか、サンプルは少ないのですが設定ごとの勝率を算出してみました。

 

 

■設定と勝率

設定と勝率
設定 台数 プラス差枚台数 勝率
1 13台 2台 15.3%
2 6台 4台 66.6%
4 10台 5台 50%
5 6台 4台 66.6%
6 7台 6台 85.7%

 

 

設定5・6はある程度勝率は安定しそうな結果になっています。おそらく設定2・4に関しては上振れだと思いますが、設定2・4でこんなに勝率が高かったら、ホールとしては回収したい時に設定1以外の選択肢がなくなってしまいますね。

 

ただ、設定1が2台しかプラスになっていないものの、1台がコンプリートするといった挙動も見せており、夢が詰まったデータになりました。

 

 ちなみに万枚達成率は2/42台となっており約5%弱といった結果になっています。

 

 

まとめ

 

『パチスロ からくりサーカス』が描く導入後2週間分のスランプグラフの形はいかがでしたか? コンプリート機能が低設定でも発動するデータが見れたのは貴重でした。

 

今回のデータを参考にしていただいて、自分なりの狙い目などにお役立ていただけたら嬉しいです!

 

それでは最後におまけとして、今回調査した中から差枚数ベスト3とワースト3をどうぞ!

 

 

ベスト3&ワースト3の差枚数
  ベスト3 ワースト3
1 +17465(設定1) −5217(設定5)
2 +15833(設定5) −4888(設定1)
3 +7984(設定5) −4402(設定2)

 

 

もう、この台に関しては設定なんて当てにならない結果ですね! それではまた次の台でお会いしましょう!

 

 

執筆者:ヒポたま

■出生地:東京都

■誕生日:8月4日

■ X:@kabakabasansan

 

ライターを目指してパチンコ・パチスロ業界の門を叩き、編集部員に。安定した毎日を過ごす中、不安定という刺激が欲しくなり、40歳を前にフリーライターへ転身。ライターの他に撮影のディレクターやカメラ、編集もこなすマルチプレイヤー。

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