L南国育ち
オリンピアエステート
パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2024/06/26
パトライトが「キュイン♪」と鳴り響けばボーナス確定というシンプルな仕様でありながらも、複数のモードで管理されていて、知れば知るほど告知の分かりやすさとは相反する中身の仕様になっているオリンピアの『南国育ち』シリーズ。
スマスロで登場したオリンピアエステートの『L南国育ち』も過去のシリーズ同様に、中身の内部モードを理解することで勝率アップに繋がってくるのだ。
今回はモードまとめとしてこれまで判明している内部モードについてお届けしていこう。
通常時のモード概要 |
||
モード |
特徴 |
天井 |
通常A |
約50%で通常Bor飛翔モードへ移行 |
996G |
通常B |
約50%で飛翔モードへ移行 飛翔モード突入まで転落ナシ |
996G |
引き戻し |
約56%で通常Bor飛翔モードへ移行 |
200G |
チャンス |
設定変更後のみ移行 飛翔モードへ移行しなかった場合は通常Bへ |
200G |
必翔 |
有利区間再突入時に移行する可能性あり ボーナス当選で飛翔モード移行確定 |
32G |
初代 |
初当り確率が高く、単発・約3連を繰り返す |
調査中 |
高設定ほど入りやすく抜けにくいのが特徴で 滞在中の設定6の機械割は110.5% (設定1でも機械割は100%を超える) |
飛翔モード(連チャンモード)概要 |
||
モード |
特徴 |
天井 |
飛翔A |
約85%で飛翔Bへ移行 |
32G |
飛翔B |
約75%で飛翔Aへ移行 |
32G |
超飛翔 |
約93%で超飛翔をループ |
32G |
突入確率は約1/35000 |
||
※1G連ストック、青7BIG、先飛翔赤7BIG、ときめきゾーンでの連チャン時も飛翔AとBの移行抽選はおこなわれる |
通常時のモードは「通常A」「通常B」「引き戻し」「チャンス」「必翔」「初代」など6種類のモードが存在。滞在モードに応じてボーナス当選確率や天井ゲーム数、ボーナス当選時の移行先が変化する。
そして、飛翔モードといういわゆる連チャンモードに移行すれば1G連をメインに出玉を増やしていくが、「飛翔A」「飛翔B」「超飛翔」という3種類のモードがあり、基本的には飛翔Aと飛翔Bがループすることで連チャンが継続していく。
なお、初代モードは初代の『南国育ち』の設定6のような挙動をするモードとなっていて、基本的には単発か3連チャンを繰り返し、高設定ほど突入率が高く継続しやすいのが特徴だ。
突入確率については以下の通り。
初代モード突入確率・継続期待度 |
||
設定 |
突入確率 |
継続期待度 |
1 |
約1/40000 |
低 |
2 |
約1/30000 |
低 |
3 |
約1/20000 |
中 |
5 |
約1/10000 |
高 |
6 |
約1/7000 |
超高 |
有利区間移行時・モード振り分け |
||
モード |
設定変更時 |
設定変更時以外 |
通常A |
30.0% |
ー |
通常B |
50.0% |
20.0% |
チャンス |
20.0% |
ー |
必翔 |
ー |
80.0% |
有利区間移行時は設定変更した時とそれ以外とでモード移行先とその振り分け率が異なる。設定変更されていれば朝イチは好機で、通常Bに滞在していれば1発当てただけで飛翔モードへ突入する可能性があり、チャンスモードに滞在していれば早い初当りが見込める。
設定変更以外の場合のモード移行はいわゆるツラヌキ要素として存在していて、8割という高確率で必翔モードに移行。32Gが天井なので、32Gを消化するだけで飛翔モードへと移行する仕組みだ。
飛翔モード終了時のモード移行先 |
|
滞在モード |
移行先 |
飛翔A終了時 |
約75%で通常Bor引き戻しへ |
飛翔B終了時 |
約50%で通常Bor引き戻しへ |
超飛翔終了時 |
約75%で通常Bor引き戻しへ |
必翔経由の飛翔終了時 |
必ず通常Bor引き戻しへ |
※飛翔A終了時…おもに偶数連での終了時、飛翔B終了時…おもに奇数連での終了時 ※必翔経由…必翔突入契機が有利区間リセット後のため、基本的には大量出玉獲得後 |
飛翔中の連チャンは基本的に飛翔Aと飛翔Bを行き来する流れだが、それに漏れてしまった場合は上の表のような割合で通常B or 引き戻しへ移行する。
飛翔モード以外からのモード移行率(ボーナス当選時) |
|||||
移行先 |
通常A |
通常B |
引き戻し |
チャンス |
必翔 |
通常A |
50.0% |
ー |
44.0% |
ー |
ー |
通常B |
40.0% |
50.0% |
40.0% |
75.0% |
ー |
飛翔 |
9.8% |
49.8% |
15.8% |
24.8% |
95.0% |
超飛翔 |
0.2% |
0.2% |
0.2% |
0.2% |
5.0% |
通常時のモード移行の流れとしては通常Aから通常Bに、通常Bから飛翔に移行するのが基本。連チャン終了後に引き戻しに滞在していれば約6分の1で飛翔に舞い戻れる可能性を含みつつ、それに漏れてもうまくいけば初当り2回で飛翔移行に期待できる。
主に朝イチで移行するチャンスモードに関してはボーナスに当選すれば4分の1で飛翔 or 超飛翔に移行する可能性があり、それに漏れても通常B確定。
このモード移行率を見る限りだと、設定変更されていれば朝イチから数回の初当りまでに飛翔モードに移行する可能性が十分にある。全リセなどのホールがあれば文字通りチャンスと言えよう。
モードごとのボーナス確率 |
|||
設定 |
通常A |
通常B |
初代 |
1 |
1/331.6 |
1/331.6 |
1/160.0 |
2 |
1/322.1 |
1/322.1 |
|
3 |
1/298.1 |
1/298.1 |
|
5 |
1/272.7 |
1/272.7 |
|
6 |
1/250.7 |
1/250.7 |
|
設定 |
引き戻し |
チャンス |
合算 |
1 |
1/131.7 |
1/106.1 |
1/299.8 |
2 |
1/291.0 |
||
3 |
1/267.3 |
||
5 |
1/238.6 |
||
6 |
1/208.8 |
ボーナス当選時のBIG・REG割合 |
||||
設定 |
全状態の平均 |
飛翔モード中 |
||
BIG |
REG |
BIG |
REG |
|
1 |
53.4% |
46.6% |
56.7% |
43.3% |
2 |
53.4% |
46.6% |
||
3 |
53.4% |
46.6% |
||
5 |
54.1% |
45.9% |
||
6 |
55.3% |
44.7% |
基本的に通常A・Bの滞在割合が高くなるということを考えると、通常A・Bのボーナス確率に設定差がある分、より高い設定に座ることが重要だ。
なお、初代モード・引き戻しモード・チャンスモードいずれも通常モードよりも高い確率でボーナスを抽選するが、設定差はない。
歴代シリーズ同様にモード示唆演出も搭載。立ち回りに影響するモードB示唆演出があるので頭の中に入れておこう。
リプレイ入賞時の示唆内容 | ||||
---|---|---|---|---|
パターン | 示唆内容 | |||
特殊フラッシュ | 通常B濃厚 | |||
フラッシュなし | BIG+飛翔モード濃厚 |
通常パターンではない3回点滅する特殊フラッシュが発生すれば通常B滞在が濃厚。
レバーON時に「遅れ」が発生した時の示唆内容 | ||||
---|---|---|---|---|
パターン | 示唆内容 | |||
小遅れ | 32G以内の連チャン確定 ときめきゾーン中のみ発生する可能性あり |
|||
中遅れ | 通常B滞在+ボーナス確定 | |||
大遅れ | BIG+飛翔モード確定 |
遅れは小・中・大の3種類あり。小遅れは条件を加味するとつまりは飛翔 or 必翔滞在が濃厚となる。
中遅れは通常Bに滞在していることが確定するので、当該ボーナスで飛翔に移行しない場合は基本的には続行したいところだ。
過去の『南国』シリーズは他の擬似ボーナス連チャンタイプのマシンとは少し異なる仕様になっていたのだが、今回の『L南国育ち』に関しては1G連するか32G以内に連チャンするかの違いだけでメーカーこそ違えど『沖ドキ』シリーズにかなり寄せていると言っていい。
従って、有効な立ち回り方としては『沖ドキ』シリーズ同様に極力低モードを回避してチャンスの状態にある台を連チャンモードに上がるまで打ち切って連チャンを取りきっていくスタイルが挙げられる。
狙えそうな台があれば、モードBを示唆する演出は必ず覚えたうえで挑むのを忘れずに。
また、『沖ドキ』シリーズよりも本機のほうが高設定域の機械割が高いのもポイントで、高設定に座りさえすれば終日打ち切って勝利することも十分可能になる。
もし、朝イチなどの状況以外で初当りが快調の台をプレイしていたらしばらく様子を見てみることをオススメする。
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