Pフィーバーからくりサーカス2 運命ver.
SANKYO
パチンコ・パチスロ特集
更新日: 2024/11/08
SANKYOの『eフィーバーからくりサーカス2 魔王ver.』の導入が始まった。本機はラッキートリガー(以下、LT)に特化したマシンで、LT以外のRUSHは搭載されていない。通常時の図柄揃い確率は1/399.9で、LT突入率は約52%、継続率は約80%だ。LT中は約50%が3000個以上で、最大7500個獲得することもできる。
また同時に『Pフィーバーからくりサーカス2 運命ver.』も登場。こちらはLT非搭載で、RUSH中の出玉割合は少なくなっているが、RUSH突入率が75%と高いところが特徴だ。
今回の初当り調査はLT特化型マシンの『eフィーバーからくりサーカス2 魔王ver.』で実施。通常時図柄揃い37回から、信頼度ではなく、いかに多く初当りに絡んでいるかをカテゴリーごとに調査し、実戦上の王道演出を紹介していこう。
4つあるキーポイント演出の中で、最も多く出現したのが「鳴海SPリーチ・共闘ルート」だ。全部で11回出現し、占有率は約29.7%。2番手は「悪魔解放」で7回出現、次の「劇赤柄」はわずか1回しか出現せず。そして信頼度63.2%の「鳴海CRUSH」は、実戦では一度も出現しなかった。
キーポイント演出 出現回数別・通常時大当り占有率 |
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出現回数 | 出現割合(出現数) | LT突入率(突入数) |
2つ出現 | 約2.7%(1回) | 100%(1回) |
1つ出現 | 約45.9%(17回) | 約58.8%(10回) |
出現せず | 約51.4%(19回) | 約84.2%(16回) |
キーポイント演出のトータル占有率は約48.6%と、初当りの約半分に絡んでいる。複合はわずかに1回のみで、それが劇赤柄+鳴海SPリーチ・共闘ルートだ。
トータル信頼度78.2%を誇る激アツ柄で、様々な場面で出現する。実戦では保留で出現したが、この場合は大当り濃厚。さらにLTにも突入している。
主にリーチ後に発生する予告で、信頼度は70.1%。実戦上、出現後は必ず鳴海SPリーチの悪魔ルートに発展した。
鳴海SPリーチ中に勝が出現すると共闘ルートとなり、信頼度が82.3%にまで上昇する。初当り占有率は約29.7%とキーポイント演出の中では最も高いが、LT突入率は約54.5%と最も低い結果に。
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保留変化予告 種類内訳&LT突入率 | ||
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パターン | 出現割合(出現数) | LT突入率(突入数) |
青 | 約11.8%(4回) | 50.0%(2回) |
緑 | 約2.9%(1回) | 100%(1回) |
紫 | 約53.0%(18回) | 約77.8%(14回) |
赤 | 約26.5%(9回) | 約77.8%(7回) |
劇赤柄 | 約2.9%(1回) | 100%(1回) |
鳴海 | 約2.9%(1回) | 0%(0回) |
保留変化予告のトータル占有率は約91.9%と非常に高い。その中で最も多く出現したのは、信頼度48.0%の紫保留で18回出現。出現割合は約53%と保留変化予告の半分以上を占めている。2位は9回出現の赤保留(信頼度75.0%)で、信頼度1.6%の青保留も2回出現した。
特殊保留は基本的に色保留に変化したが、キャラ保留の鳴海が1回だけ大当りに結びついている。
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保留以外の先読み予告 出現回数 | |
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演出名 | 出現回数 |
図柄系先読み予告 | 10回 |
ぜひぜひ先読み予告 | 5回 |
保留変化以外の先読み予告のトータル占有率は約56.8%と、初当りの半数以上に絡んだ。演出別で見ると、10回出現した「図柄系先読み予告」がトップで、2位が5回出現した「ぜひぜひ先読み予告」。その他にも出現した予告はあるが、いずれも5回未満だった。
図柄停止時のエフェクトの色や出目パターンで信頼度が変化。エフェクトは青<緑<赤の順に信頼度が高くなり、出目は順目<逆順目<赤同色目の順。実戦で出現したのは青・順目と緑・逆順目だけで、緑・逆順目は6回出現してすべてLTに突入している。
変動中に「ぜひ」の文字が出現する先読み予告。トータル信頼度は4.3%と低いが、初当りに5回絡み、LTにも3回突入している。
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連続系予告 出現回数 | |
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演出名 | 出現回数 |
連続予告 | 28回 |
交差する想い予告 | 4回 |
連続系予告のトータル占有率は約89.2%と、初当りの9割近くに絡んでいる。演出別では、28回出現した「連続予告」がダントツのトップで、2位の「交差する想い予告」 との差は24回もある。
本機のメインとなる連続予告で、占有率は約75.7%もある。連続回数別で見ると3連が7割以上を占有。またLT突入率は2連・3連ともに75%だった。
交差する想い予告 種類内訳&LT突入率 | |||
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パターン | 出現割合(出現数) | LT突入率(突入数) | |
タイトル | 通常 | 75.0%(3回) | 約66.7%(2回) |
赤 | 25.0%(1回) | 100%(1回) | |
文字 | 通常 | 100%(4回) | 75.0%(3回) |
継続回数 | 2回 | 25.0%(1回) | 100%(1回) |
3回 | 75.0%(3回) | 約66.7%(2回) |
継続回数だけでなく、タイトルや文字の色で信頼度が変化する。タイトルは赤なら信頼度アップだが、実戦では通常パターンの方が多く出現。文字にいたってはすべて通常パターンで、継続回数は3回が75%を占めた。
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リーチ前予告 出現回数 | |
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演出名 | 出現回数 |
マスク役物予告 | 17回 |
背景変化予告 | 12回 |
変動開始図柄アクション予告 | 12回 |
しろがね図柄フリーズ予告 | 10回 |
歯車ステップアップ予告 | 9回 |
リーチ前予告のトップは「マスク役物予告」で、17回出現、占有率は約45.9%もある。2位は12回出現した「背景変化予告」と「変動開始図柄アクション」で、次の「しろがね図柄フリーズ予告」までが二桁出現だ。
マスク役物の動きとエフェクトの色がポイント。動きは上昇幅が小or大の2種類あるが、実戦では小のみ出現。エフェクトは青と赤があり、赤の方が期待できるが、占有率は青の方が上で、またLT突入率も高かった。
背景変化予告 種類内訳&LT突入率 | |||
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パターン | 出現割合(出現数) | LT突入率(突入数) | |
変化 パターン |
糸・白 | 約91.7%(11回) |
約72.7%(8回) |
空中ブランコ | 約8.3%(1回) | 0%(0回) | |
移行先 | 夕方 | 25.0%(3回) | 約66.7%(2回) |
幕間 | 約16.7%(2回) | 100%(2回) | |
ヒロイン | 約58.3%(7回) | 約57.1%(4回) |
背景変化パターンは糸変化・白or赤と空中ブランコの3種類あるが、実戦で出現したのは糸・白が大半を占めている。移行先では信頼度23.0%のヒロイン背景が6割近くを占有。なお、信頼度58.0%の真夜中のサーカス背景もあるが、今回の実戦では確認できなかった。
変動開始図柄アクション予告 種類内訳&LT突入率 |
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パターン | 出現割合(出現数) | LT突入率(突入数) |
縮小 | 約33.3%(4回) | 100%(4回) |
拡大 | 50.0%(6回) | 約66.7%(4回) |
超拡大 | 約16.7%(2回) | 100%(2回) |
変動開始時の図柄アクションで信頼度が変化する予告で、最も多く出現したのが6回出現した拡大だ。また縮小と超拡大はすべてLT突入に繋がっている。
最大3段階まで発展する予告で、3段階目まで進めば共闘図柄が停止し、信頼度が90.0%にまで上昇する。実戦では10回出現して、すべて1段階目で終了している。
歯車ステップアップ予告 種類内訳&LT突入率 |
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パターン | 出現割合(出現数) | LT突入率(突入数) |
ステップ2・白 | 約11.1%(1回) | 100%(1回) |
ステップ3・白 | 約33.3%(3回) | 100%(3回) |
ステップ3・赤 | 約11.1%(1回) | 0%(0回) |
ステップ4・白 | 約33.3%(3回) | 約66.7%(2回) |
ステップ4・赤 | 約11.1%(1回) | 0%(0回) |
ステップは最大5段階で、色は白<赤<劇赤柄の順に信頼度が上昇する。最多出現はステップ3と4の白で、この2つで6割以上を占有。また赤は合計2回出現しているが、LTには1度も突入していない。
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リーチ後予告 出現回数 | |
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演出名 | 出現回数 |
発展前カーテン予告 | 22回 |
図柄送り中予告 | 20回 |
リーチライン予告 | 11回 |
リーチ後予告では「発展前カーテン予告」が22回でトップだが、2位の「図柄送り中予告」も20回出現。いずれも占有率は50%以上だ。3位は11回出現した「リーチライン予告」で、この他に出現した予告はいずれも5回未満だった。
発展前カーテン予告 種類内訳&LT突入率 | ||
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パターン | 出現割合(出現数) | LT突入率(突入数) |
スポットライト通常 +タイトルFなし |
約59.1%(13回) | 約61.5%(8回) |
スポットライト赤 +タイトルFあり |
約40.9%(9回) | 約88.9%(8回) |
リーチ後にカーテンが出現する予告で、スポットライトの色やタイトルフラッシュの有無で信頼度が変化する。実戦ではスポットライト通常+タイトルフラッシュなしというデフォルトパターンが約6割を占有。チャンスパターンのスポットライト赤+タイトルフラッシュありは、LT突入率が9割近くもあった。
図柄送り中予告 種類内訳&LT突入率 | ||
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パターン | 出現割合(出現数) | LT突入率(突入数) |
クラッカー通常 | 5.0%(1回) | 100%(1回) |
スポットライト白 | 25.0%(5回) | 60.0%(3回) |
スポットライト赤 | 70.0%(14回) | 約78.6%(11回) |
テンパイ後に花火やクラッカー、オリビアの羽やスポットライトが発生する予告。実戦で出現したのは表の3種類で、スポットライト赤が14回と最も多く出現し、LT突入率も約78.6%と高数値を残している。
リーチ時に開幕の文字が出現すれば信頼度45.7%、劇熱や必勝なら大当り濃厚となる。出現回数では開幕の方が多いが、劇熱は実戦上LT突入率100%だ。
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リーチ系統別 通常時大当り占有率&LT突入率 |
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出現回数 | 出現割合(出現数) | LT突入率(突入数) |
エピソード | 約10.8%(4回) | 100%(4回) |
鳴海SP | 約75.7%(28回) | 約71.4%(20回) |
フェイスレスSP | 約2.7%(1回) | 100%(1回) |
からくりチャンス | 約8.1%(3回) | 約33.3%(1回) |
サーカスSP | 約2.7%(1回) | 100%(1回) |
リーチ系統別のトップは「鳴海SPリーチ」で、28回出現・占有率約75.7%と全大当りの3/4以上を占めている。さらにLT突入率も71.4%と理論値以上の結果。約2位は「エピソードリーチ」で4回出現、3位が3回出現した「からくりチャンス」だ。エピソードリーチは4回出現してすべてLTに突入している。
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鳴海SP 種類内訳&LT突入率 | |||
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パターン | 出現割合(出現数) | LT突入率(突入数) | |
対戦相手 | VSパウルマン | 約39.3%(11回) | 約63.6%(7回) |
VSブリゲッラ | 50.0%(14回) | 約71.4%(10回) | |
VSハーレクイン | 約10.7%(3回) | 100%(3回) | |
ルート | 通常 | 約35.7%(10回) | 90.0%(9回) |
悪魔 | 25.0%(7回) | 約71.4%(5回) | |
共闘 | 約39.3%(11回) | 約54.5%(6回) |
リーチは全部で3種類あり、さらにルートによって信頼度が大きく変化する。リーチ別ではVSブリゲッラが14回で最多で、VSハーレクインは実戦上すべてLTに突入。ルートではキーポイント演出でもある共闘が11回でトップで、通常ルートは10回大当りして9回LTに突入した。
鳴海SP ルート共通 チャンスアップ内訳&LT突入率 |
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パターン | 出現割合(出現数) | LT突入率(突入数) | |
タイトル | 通常 | 75.0%(21回) | 約71.4%(15回) |
不明 | 25.0%(7回) | 約71.4%(5回) | |
テロップ | 白 | 約78.6%(22回) | 約68.2%(15回) |
赤 | 約17.8%(5回) | 約100%(5回) | |
不明 | 約3.6%(1回) | 約0%(1回) |
ルート共通のチャンスアップはタイトルとテロップの2種類。デフォルトを除くと、テロップ赤が最も多く出現した。なお表の不明は、保留変化や共闘ルート直行などが発生すると確認できないため。
鳴海SPリーチ 通常ルート チャンスアップ内訳&LT突入率 |
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パターン | 出現割合(出現数) | LT突入率(突入数) | |
悪魔ルート あおり |
あおりなし | 80.0%(8回) | 87.5%(7回) |
通常 | 10.0%(1回) | 100%(1回) | |
赤 | 10.0%(1回) | 100%(1回) | |
固有 チャンスアップ |
なしor通常 | 90.0%(9回) | 約88.9%(8回) |
赤 | 10.0%(1回) | 100%(1回) | |
最終あおり背景 | 通常 | 100%(10回) | 90.0%(9回) |
カットイン | 緑 | 30.0%(3回) | 約66.7%(2回) |
赤 | 70.0%(7回) | 100%(7回) |
通常ルートのチャンスアップは上記の4種類で、デフォルトを除くと、7回出現したカットイン赤が最も多い。最終あおり背景は、実戦ではすべて通常パターンだったが、擬似3D歯車が出現すると信頼度が急上昇する。
鳴海SPリーチ 悪魔&共闘ルート チャンスアップ内訳&LT突入率 |
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パターン | 出現割合(出現数) | LT突入率(突入数) |
当落ボタン・通常 | 100%(18回) | 約61.1%(11回) |
悪魔&共闘ルート共通のチャンスアップが当落ボタンで、実戦ではすべて通常パターンだったが、レバブルが発生すると大当り濃厚となる。
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図柄別 通常時大当り占有率&LT突入率 | ||
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図柄 | 出現割合(出現数) | LT突入率(突入数) |
1 | 0%(0回) | ー |
2 | 約40.6%(15回) | 80.0%(12回) |
3 | 0%(0回) | ー |
4 | 約29.7%(11回) | 約63.6%(7回) |
5 | 0%(0回) | ー |
6 | 約24.3%(9回) | 約66.7%(6回) |
7 | 約5.4%(2回) | 100%(2回) |
表を見ればわかるように、図柄別占有率はかなり特徴がある。高占有率図柄はすべて偶数図柄で、2・4・6図柄を合計すると約94.6%にもなる。占有率トップは2図柄で、LT突入率も80%と高い。一方、奇数図柄は7図柄が2回揃っただけで、その他の奇数図柄は1回も出現しなかった。
図柄昇格演出 チャンスアップ内訳&LT突入率 | ||
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パターン | 出現割合(出現数) | LT突入率(突入数) |
シルエット奇数 | 約5.7%(2回) | 100%(2回) |
シルエット奇数+レバブル | 約5.7%(2回) | 100%(2回) |
シルエット7+マスク役物先光り | 約2.9%(1回) | 100%(1回) |
シルエット7+レバブル | 約8.6%(3回) | 100%(3回) |
カーテンコールカットイン | 約2.9%(1回) | 100%(1回) |
虹イルミ | 約5.7%(2回) | 100%(2回) |
出現なし | 約68.5%(24回) | 約8.3%(2回) |
7図柄以外の図柄揃い後に発生する昇格演出で、実戦上の昇格率は約37.1%。チャンスアップは写真の5種類で、何らかのチャンスアップが発生すれば昇格濃厚に。またチャンスアップなしでも2回昇格している。
LAST CHALLENGE チャンスアップ内訳&LT突入率 |
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パターン | 出現割合(出現数) | LT突入率(突入数) | |
タイトル& シャッター |
通常 | 100%(22回) | 約54.5%(12回) |
悪魔択一 パターン |
通常 | 約77.3%(17回) | 約41.2%(7回) |
下からあおり | 約13.7%(3回) | 100%(3回) | |
こっそり変化 | 約4.5%(1回) | 100%(1回) | |
両方突入する | 約4.5%(1回) | 100%(1回) |
からくりFEVER中に発生するLAST CHALLENGE中の実戦上昇格率は約57.1%で、図柄昇格演出よりも高い。タイトルやシャッターが変化するチャンスアップは一度も出現しなかったが、悪魔択一中には合計5回出現し、いずれもLTに突入。またチャンスアップなしでも約40%で昇格した。
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最後に、通常時大当り37回分のデータから導き出した本機の王道演出パターンを紹介しよう。
先読み系予告では保留変化予告は必須で、最終的に紫以上への発展が望ましい。その他では図柄系先読み予告を経て、当該変動では連続予告3連からマスク役物予告を待つ。テンパイ後は図柄送り中予告から発展前カーテン予告を経由して鳴海SPリーチへ。そしてここで共闘ルートに突入すれば大当りは目前だ。
なお、本機のさらなる最新情報はコチラで紹介していくので要チェックだ!
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