更新日: 2025/05/30
どうも! あさくら(@asakura_tezza)です。
今回は6月2日導入の新台『いざ!番長』を事前に試打してきましたので、設定差がありそうな部分や立ち回りポイントなどを解説します!
一見『盗忍!剛衛門』を彷彿とさせる轟のデザインですが、スピンオフ作品ではなくれっきとした『番長』シリーズの正統な最新作となります。
今作の轟は兵法二天一流で知られる宮本武蔵がモチーフ。鏡も佐々木小次郎のような名前の「鏡慶次郎」となり、巌流島テイストがモリモリの番長になっています!
スペックやゲームフローなどは機種ページをご覧ください。それではいざ、解説!
【設定6】実戦データ
CZ…刺客ゾーン
AT…頂ズバッシュ
絶頂JM…絶頂ジャッジメント
項目 | 内容 |
---|---|
通常時・ゲーム数 | 2881G |
AT中・ゲーム数 | 2119G |
総ゲーム数 | 5000G |
AT初当り回数・出現率 | 8回(1/360.1) |
赤BB初当り回数・出現率 | 2回(1/1440.5) |
青BB初当り回数・出現率 | 1回(1/2881.0) |
初当り合算 | 11回(1/261.9) |
仮想差枚数 | +1378枚 |
※引き戻しのAT当選は初当り確率に含まず
まずは実戦データから。初当り確率や直撃BBなど、設定6の挙動をしっかりと確認できた印象なので、初打ち時はこちらのデータを参考にしていただければと思います。
また、今作では奇偶によってAT性能が変わり、5号機時代の『番長』シリーズのように奇数設定は荒波、偶数設定が安定といった傾向となるようです。なので、奇数か偶数に絞りこみながら高設定の判別もしていく流れになります。
次のスランプグラフでは奇偶の特徴がしっかりと反映されたグラフになっていたので、こちらにも注目しておきましょう。
スランプグラフ
※上の項目をタップすると該当する実戦データに移動します。
上記が今回実戦をしたスランプグラフとなりますが、お手本のような設定5の出方、そして設定6の安定感にも注目!
正直、通常時の挙動は設定1と設定5はあまり違いがなく、設定6のみ別格で好挙動でした。
ただし、決闘の成功率次第で出玉が大きく変わってくるので、出玉がある=設定に期待できるというわけではありません。今回の設定1がまさしく、決闘がうまくやれたパターンですね。
ヒキ次第では偶数設定でも、奇数設定のように跳ねたグラフになると思いますが、基本的にはしっかりと設定をアピールしてくる印象を受けました。
その挙動の違いを今から解説したいと思います!
設定差① 初当り確率
ここからは設定差の紹介です! まずは初当り確率から。公表値は以下の通りです。
続いて今回実戦した設定1・5・6の初当り確率と内訳です。
初当り確率 | |||
---|---|---|---|
設定 | 確率 | ||
1 | 1/501.3 | ||
5 | 1/363.6 | ||
6 | 1/261.9(1/221.6) | ||
初当り時の内訳 | |||
設定 | AT | 赤BB | 青BB |
1 | 1/1504.0 | 1/752.0 | - |
5 | 1/606.0 | 1/909.0 | - |
6 | 1/360.1 (1/288.1) |
1/1440.5 | 1/2881.0 |
サンプルゲーム数:設定1…1504G
設定5…1818G
設定6…2881G
※内訳の各BBは直撃BBとCZ経由のBB当選を含む
※()は引き戻しを含んだ確率
公表している初当り確率は引き戻しを含んでいないため、データカウンター上は引き戻しの有無によって確率が変動すると思われます。
引き戻し当選率は偶数設定が優遇されているのか、はたまた高設定優遇かはまだわかりませんが、初当り確率を見るならそのあたりも頭に入れておきましょう。
初当りの直撃BBでは、設定6のみ青BBを確認。青BBの出現率に関しては歴代シリーズでも設定差のある部分なので、今作でもあるかもしれませんね。
また、CZからのAT当選が多くを占めるので、CZ成功率によって初当り確率にブレは生じるかと思います。そのため初当り確率だけに注目せず、他の要素も含めて判断するようにしましょう。
ただし、直撃BBには設定差があると思われますので、こちらは「設定考察③」で解説しています。
設定差② AT終了画面
AT終了画面で現状判明しているのは以下の8種類。詳細はまだわかりませんが、おそらく設定を示唆していると思われます。
AT終了画面の示唆 |
|
画面 |
示唆 |
夕焼け |
デフォルト |
子育て奮闘 |
調査中 |
護摩行 |
調査中 |
刺客襲来 |
調査中 |
小太郎日記 |
調査中 |
青龍 |
調査中 |
朱雀 |
調査中 |
秘湯 |
調査中 |
[夕焼け]
[子育て奮闘]
[護摩行]
[刺客襲来]
[小太郎日記]
[青龍]
[朱雀]
[秘湯]
実戦上のAT終了画面出現割合は以下となりました。
画面 | 設定1 | 設定5 | 設定6 |
---|---|---|---|
夕焼け (デフォルト) |
100% (2/2) |
100% (4/4) |
53.8% (7/13) |
子育て奮闘 | - | - | 30.8% (4/13) |
護摩行 | - | - | 7.7% (1/13) |
刺客襲来 | - | - | 7.7% (1/13) |
小太郎日記 | - | - | - |
青龍 | - | - | - |
朱雀 | - | - | - |
秘湯 | - | - | - |
設定1と設定5はデフォルトのみ、設定6では「刺客襲来」まで確認しています。いずれもサンプルが少ないため断言はできませんが、奇数設定はデフォルトが出現しやすく、偶数設定はデフォルト以外も出現しやすい可能性がありますね。
こちらは続報をお待ちください!
設定考察① CZ確率
ここからは情報が出ていないものの、設定差のありそうな箇所を考察していきます! まずはCZ確率。
設定 | 確率 |
---|---|
1 | 1/300.8 |
5 | 1/259.7 |
6 | 1/360.1 |
サンプルゲーム数:設定1…1504G
設定5…1818G
設定6…2881G
実戦上はあまり設定差を感じることはできませんでした。通常時の抜刀時にCZ抽選が行われますが、刀の色によってCZ当選率が変化することに加えて、青抜刀失敗時は必ず刀が黄色に昇格します。
この仕様のためレア役などのヒキによりポイント蓄積にムラがあるので、CZ確率だけで判別するのは難しそうな印象を受けました。
黄色から赤への昇格率に設定差がある可能性もありますが、実戦上では一度も確認できなかったため、現状は設定判別として気にしなくてもよさそうです。
設定考察② 共通ベル確率
共通ベルは「共通ベルA(10枚)」と「共通ベルB(1枚)」の2種類が存在。今回の実戦でカウントした数値がこちらとなります。
設定 | 共通ベルA(10枚) | 共通ベルB(1枚) | 共通ベル合算 |
---|---|---|---|
1 | 1/70.8 | 1/15.7 | 1/12.9 |
5 | 1/68.2 | 1/16.4 | 1/13.3 |
6 | 1/67.6 | 1/16.1 | 1/13.0 |
サンプルゲーム数:設定1…2869G
設定5…3545G
設定6…5000G
共通ベルBはそこまで設定差はありませんでしたが、共通ベルAは高設定ほど出現しやすい結果となったので、共通ベルAはカウントするようにしましょう。
ちなみに共通ベルAは通常時やAT中の押し順ナビなし時は上段に揃いますが、通常時の押し順ナビからのベル揃いや狙え発生時のベル揃いも共通ベルAとなります(払い出しはいずれも10枚)。
「共通ベルA」
小役カウンターなどでカウントする場合は若干面倒ですが、ダイトモに登録して遊技すれば簡単にカウントしてくれるので、実戦時はダイトモを有効活用しましょう!
設定考察③ 直撃BB確率
番長シリーズではお馴染みの直撃ですが、今作では「直撃BB」に設定差がありそうです!
設定 | 確率 |
---|---|
1 | 確認できず |
5 | 確認できず |
6 | 1/960.3(3回) |
サンプルゲーム数:設定1…1504G
設定5…1818G
設定6…2881G
直撃BBは設定6でのみ確認しているので、早い段階で複数回確認できれば高設定に期待できそうですね。また、設定6で青BBの直撃もあったので、ボーナスの種類にも注目してみることをオススメします!
ちなみに、CZで虹到達時のBB当選は直撃ではないので注意。それ以外のBB当選を直撃としてカウントしましょう。
設定考察④ AT引き戻し当選率
次にAT終了後のAT引き戻しですが、こちらも引き戻し当選率に設定差を確認。ここは偶数設定は引き戻しやすいなどの特徴がありそうです。
設定 | 確率 |
---|---|
1 | 0%(0/2) |
5 | 0%(0/4) |
6 | 約15.4%(2/13) |
設定 | 確率 |
---|---|
1 | 0%(0/2) |
5 | 25%(1/4) |
6 | 約46.2%(6/13) |
また、引き戻し状態中に修行へ移行する「引き戻し修行」発生時は高モードの期待度がアップするため、初当りが軽い偶数設定のほうが高モードに移行しやすい=引き戻し修行が発生しやすい可能性があります。
偶数設定や高設定判別には欠かせないポイントになりそうなので、こちらにも注目しておきましょう。
上位AT終了後の引き戻し状態中は液晶が紫エフェクトで囲われるため、この間は絶対にヤメないように!
設定考察⑤ 初当り当選契機割合
当選契機 | 設定1 | 設定5 | 設定6 |
---|---|---|---|
規定ゲーム数 | - | - | 7.7% (1/13) |
CZ | 100% (3/3) |
80.0% (4/5) |
38.4% (5/13) |
引き戻し | - | - | 15.4% (2/13) |
直撃BB | - | - | 23.1% (3/13) |
抜刀経由 | - | - | 15.4% (2/13) |
その他 | - | 20.0%(1/5) | - |
その他…最強チェリー
通常時モードは基本的に天井ゲーム数が浅くなるだけで、モードによって当たりやすいゾーンがあるなどの恩恵はほぼないです。CZからの当選がメインの本機では規定ゲーム数当選は副次的な要素となり、CZがうまくいかないと高設定でも深くハマることがあるでしょう。
実戦上の初当り当選割合は上記の通りですが、設定1と設定5はほぼCZ経由からの当選となっています。
逆に設定6ではチャンスBや引き戻し経由、そして謎当りを複数回確認しているので、上位モードや引き戻しを早めに確認できれば偶数&高設定の可能性に期待できそう。設定6では抜刀経由の初当りも確認しているのでそこにも注目したいところです。
通常Aらしきモードや引き戻しを確認できなければ奇数設定の可能性は上がりそうですが、AT性能が高い設定5の可能性もあるので、奇数=低設定とはなりません。設定5が埋もれないよう、他の要素とあわせて推測しましょう。
設定考察⑥ AT開始時の成敗報酬振り分け
設定 | 割合 |
---|---|
1 | 66.6%(2/3) |
5 | 60.0%(3/5) |
6 | 38.5%(5/13) |
実戦上、AT開始時の「将軍アイコン」出現割合は上記の通りで、奇数設定のほうが初期の配列で将軍アイコンが出現しやすい結果となりました。
将軍アイコンでの決闘勝利時は基本的に「愛の教育的武士道」へ突入し、その後上位AT突入をかけたCZ「絶頂ジャッジメント」に移行します。この流れがあるので、奇数設定では将軍アイコンが選ばれやすい=上位ATに入りやすいといった特徴がありそう。
その分偶数設定では初当りの軽さなどでカバーできますし、もちろん将軍アイコンが出現しないわけではないので、チャンスをいかにモノにできるかが重要になります!
御免ポイント(穢れ要素) 獲得・蓄積示唆・恩恵
プレイヤーに不利なこと(対決敗北・ゲーム数ハマリ時など)が起きた際に「御免ポイント」といった、いわゆる穢れ的なポイントを獲得できます。
獲得量がMAXになると、次回AT開始時に五輪玉がすべて備わった状態(五輪満)からスタートし、実質的に次回ボーナスが濃厚となる状態に移行します。
御免ポイントの獲得ポイント示唆と蓄積示唆は以下となり、強めの示唆が出現したら解放まで追うのもアリですね。
[獲得示唆]
[蓄積示唆]
ちなみに、設定変更時の初期御免ポイントは約30%で70pt以上が選択されるようなので、朝イチは解放のチャンスです!
天井・狙い目・ヤメ時
考察ポイントのお次はヤメ時や天井について。
■天井情報
天井は通常時最大999G+αで、恩恵はAT当選です。
設定変更時はチャンスA以上となるため、600G+αが天井となります(恩恵はAT当選)。
モードごとの天井ゲーム数 |
|
モード |
天井 |
通常 |
999G |
チャンスA |
600G+α |
チャンスB |
300G+α |
天国 |
100G+α |
■ヤメ時
現状、AT後の引き戻し状態を確認、もしくは天国までフォローしてヤメるのがベターかと思います。
■狙い目
①リセット狙い
設定変更時は約25%で天国に移行、かつチャンスA以上確定。少し回されている台があれば天井狙いも可能!?
②ゾーン狙い
基本的に規定ゲーム数は各モードの天井が選択される割合が多く、局所的なゾーン狙いは難しそう。修行の移行ゲーム数でモードを見抜ける場合があるので、ゾーン狙いというよりは修行の移行を見てモードを判別する流れになりそうです。
修行の移行ゲームやモード示唆演出は以下となるので、必ずチェックしておきましょう。
③刀ポイント狙い
液晶右に表示されている刀の刀身がたくさん見えていればいるほど、刀ポイントが蓄積しています。ポイントが90pt貯まるとCZの抽選を受けられるので、ポイントが貯まっている台を狙うこともできそうです。
注目すべき設定判別ポイント・まとめ
ここまで設定差や立ち回り要素をご紹介してきましたが、最後に注目すべき設定推測ポイントをまとめておきます!
■AT初当り確率…初当り確率は1/386.9(設定1)~1/312.1(設定6)。当たり方も含めて注目しておきたいところ。
■AT終了画面…設定示唆をがあるので見逃し厳禁! デフォルト以外の出現率にも注目!?
■共通ベルA確率…ダイトモを使えばカウント可能! 定期的にチェックしてみよう。
■BB直撃…シリーズお馴染みの判別要素。今作も直撃BBがあるので要チェック! 青BBの出現率にも確認しておきたいところ。
■引き戻し確率・AT開始時の成敗報酬…奇偶を判別するならこの2つは欠かせない! 引き戻しの多さや、将軍アイコン出現率に注目!
奇偶は比較的見抜きやすい印象。序盤設定6のような動きをして実は設定4でした、みたいなパターンもありえるので、設定4と6を早い段階で見抜くのは難しいかと思います。
また設定5は、下ブレで設定1のような動きをすることはありそうなので、ホールの状況や設定の入り方を加味して押し引きを考えましょう。
現在の情報量が少ない状態では、引き戻しの有無、AT開始時の将軍アイコン出現率で奇偶判別、初当り確率や共通ベルA確率、直撃BBなどで高設定を判別していくのがベターかと思います。
現行機で奇偶と高設定の判別を同時進行するAT機はかなり稀。導入台数を考えても間違いなく設定投入率は高そうなので、覚えておいて損はないでしょう。
最後に設定5と設定1の実戦データも記載しておきます。参考にどうぞ!
【設定5】実戦データ
CZ…刺客ゾーン
AT…頂ズバッシュ
絶頂JM…絶頂ジャッジメント
上位AT…青頂ズバッシュ
項目 | 内容 |
---|---|
通常時・ゲーム数 | 1818G |
AT中・ゲーム数 | 1727G |
総ゲーム数 | 3545G |
AT初当り回数・出現率 | 3回(1/606.0) |
赤BB初当り回数・出現率 | 2回(1/909.0) |
青BB初当り回数・出現率 | - |
初当り合算 | 5回(1/363.6) |
仮想差枚数 | +2980枚 |
【設定1】実戦データ
CZ…刺客ゾーン
AT…頂ズバッシュ
絶頂JM…絶頂ジャッジメント
上位AT…青頂ズバッシュ
項目 | 内容 |
---|---|
通常時・ゲーム数 | 1504G |
AT中・ゲーム数 | 1365G |
総ゲーム数 | 2869G |
AT初当り回数・出現率 | 1回(1/1504.0) |
赤BB初当り回数・出現率 | 2回(1/752.0) |
青BB初当り回数・出現率 | - |
初当り合算 | 3回(1/501.3) |
仮想差枚数 | +1709枚 |