更新日: 2026/10/28
公開日: 2026/10/28

またまた来ました、「羽根物」集中講座のお時間です!
当企画も早3回目。こちらでは、玉の動きに一喜一憂できるパチンコ本来の遊び方と単純明快なルールで初心者から上級者まで楽しめるゲーム性を持つ羽根物、その新台解説を主軸としています。
いよいよ2026年も終わりに近づいているのですが、9月には久しぶりのNEWマシンとなる『PHはねもの ハネ釈迦』が設置開始、来年2027年にはあのビッグタイトルの新生バージョンが登場を控えているとの情報もあり、羽根物の未来が明るいのは疑う余地がないところ。
上に挙げたタイトル通り、今回は多くのパチンコファンを虜にした役物、通称「ウニ役物」を備えた一台にスポットを当てるので、お見逃しなく。
どの台も役物内部で舞い踊るような玉の行方にドキドキワクワク、打ってみたくなること間違いなし! 以下の解説を読み込んで、是非ともホールでトライしてみましょう。
ちなみに、初回では羽根物の遊び方やアツくなれる基本ポイントを伝授しているので、未見という方は是非ともご覧ください。
>>『HANEMONO打とーぜ!』第1回目はコチラから!<<
最新羽根物『P天羽一閃』を暴く!
特集3回目はまもなく11月にデビューを果たすマシンにググッと密着。
ピックアップするのはこの台! しかもスペックが2種類から選べちゃう!!
『P天羽一閃』シリーズ
(D-light)


●役物構造と大当りまでの流れ

※上記写真は『-王道の「紅」-』のもの、全体的な内容は2機種共通
本機はチャッカー入賞~羽根開放~役物入賞~役物内振り分けを辿る、ごく標準的なタイプ。
しかし、すべての大当りをアタッカーで消化するのが過去2回の機種と違う点です。
[チャッカー&羽根]

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チャッカー別羽根開放秒数 |
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チャッカー |
『-王道の「紅」-』 |
『-一撃の「蒼」-』 |
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1チャッカー |
約0.488秒×1回 |
約0.448秒×1回 |
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2チャッカー |
約0.488秒×2回 |
約0.448秒×2回 |
盤面下に「1」「2」と示されたSTART入賞口に玉が入れば羽根が開き、役物入賞にアタック。シリーズ2機種で開く時間が若干違いますが、その理由は後述します。
近年の羽根物では標準装備とも言えますが、当機種も2チャッカーにのみ保留を搭載。こちらがある時は大当り終了後に自力で連チャンを獲得するチャンスです。
※セグの左が保留ランプ
羽根が玉を拾った時の賞球数は両スペック共に5個。同時期にお目見えとなる『羽根BASTARD!!』(12個)や9月導入開始の『ハネ釈迦』(13個)と比較すると戻しが少ないため、本機で勝つためには他機種以上に拾球率の高い台を選ぶ重要度が高いと言えるでしょう。
[役物の内部構造]

羽根が玉を拾えば、いよいよ胸が躍る時間です。役物はシリーズ2機種を通してトリプルステージによる3段構造となっており、上から順に玉が巡っていき最下段の合戦ステージでVゾーンに入れば見事大当り。
以下、各ステージごとの見どころに触れていきましょう。
[上段ステージ]

玉がチャッカーに入賞した後に回転体が回り始め、中央穴を通ると中段ステージでもクリア穴に行きやすく、即座に合戦ステージに向かう灼熱パターンとなります。
中央穴に入らなかった玉も必ず中段へ移行します。つまり、この段階でのハズレはありません。
[中段ステージ]
このステージでは回転体が常時クルクル。どちらのスペックも色が付いたクリア穴に入れば最終ステージの合戦へ、白穴ならノーチャンス、ハズレ穴に直行となります。
『紅』『蒼』どちらも回転体には穴が12個で、明確な違いはクリアできる箇所の数。前者では赤い穴で3個・後者では青い穴で2個となり、役物のトータルV入賞率に差が生じる要因に。その理由は大当り内訳にありますが、下で解説しましょう。
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上段・中央穴突破時の中段クリア率 |
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ルート |
『-王道の「紅」-』 |
『-一撃の「蒼」-』 |
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ノーマル |
3/12 |
2/12 |
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中央突破 |
1/2 |
1/2 |
上段で中央穴を突破した玉は、中段では正面からではなく上から回転体の穴を目指します。次の段階へ進む割合は約1/2で、思わずドキッとする瞬間です。上段の中央からクリア穴を通過した場合が本機におけるスペシャルルートと言える存在です。
[合戦ステージ]
最終関門となるのが当ステージ。その中央にはDaiichi系マシンでは恒例のウニ役物がスピンしており、弾いて直接、または周辺の壁にぶつかってなど、様々な軌跡を描いて玉がVに入ればまさに絶頂、大当り!
しかし、「撤退」と書かれたハズレ穴に落ちると残念ながらハズレで、次回の役物抽選にトライとなります。

ここにたどり着いてから最初の数秒間は左右の撤退ゾーンを塞ぐシャッターが閉じ(実際は羽根開放から14秒間閉まっており、玉が合戦ステージに到達した時にはおおよそ7~8秒ほど残されている仕組み)、「無敵区間」と題された大チャンス期間につきV入賞の絶好機です。
ちなみに羽根上の7セグでもカウントダウンを行い、残り時間をお知らせ。カウント3になれば男性の声でナビするのですが、女性ボイスかつ英語なら…!?
シャッターがなくなってもV入賞の可能性は十分あります。2チャッカー入賞時などは1個以上の玉が合戦ステージに到達するケースもあり、期待がグッと高まります。
総じて見れば、どのステージでも玉が同時に複数個入ることで、上・中段では中央穴orクリア穴に入りやすい、合戦ステージでもVをアシストしやすい(V入賞確定ではない点には要注意)ため、本機で勝率を上げるためには玉持ちを含めて「拾い」が極めて大事と言えるのではないでしょうか。
[大当り内訳]

V入賞後は役物周りのランプがルーレットアクションを展開。止まった場所によりラウンドが決定するシステムです。
『-王道の「紅」-』

『-一撃の「蒼」-』

上グラフの通り10R割合は2スペックで大きく異なり、『紅』が約1/3で各ラウンドがほぼ均等に割り振られる一方、『蒼』では約4回に3回が10Rと一発台タイプに近いゲーム性。
このため、羽根の開放秒数や中段ステージの構造に違いが設けられているのでしょう。『蒼』の方が厳しくなっています。
本機の大当りは盤面下アタッカーで出玉を得ます。役物タイプよりも安定した出玉をゲット可能。カウント数は9、出玉は払い出しで3R=252個、5R=504個、10R=1134個です。

大当り時は盤面左のスルーチャッカー通過により初めてアタッカーが開放。V入賞&ラウンド決定の安心感と共にスルーを通さずトイレやドリンク購入タイム、なんて楽しみ方も乙なもの!?
●いい羽根ポイント
さて、こちらでは本機ならではとなる個性について補足していきましょう。
[何と言ってもウニ役物と玉の絡み!]

本機の魅力は、やはり合戦ステージで高速回転しているトゲトゲ役物に集約されていると言っても過言ではありません。
シャッター閉鎖により約8秒間はVを狙える時間が保証されている上に、シャッターがなくとも玉が独力で粘り続けて役物内で滞留し続けることもあり。ピンボールのフリッパーが球を弾くが如く、20~30秒近くステージ内で跳ね続けている、なんてことも。
かと思えば、ウニ役物にノータッチで速攻Vというレアパターンもあり得ます。
まさに無限の動きが繰り広げられ、打つ者全てを虜にする奇跡の役物と断言できるでしょう。
[3つの演出カスタムはどれも見応えあり]
通常時およびV入賞後のラウンド報知演出は3種類のカスタムからセレクト。遊技中に筐体ボタンを押すとそれぞれに切り替わっていきます。
まずはデフォルトで選択されている戦カスタムから。
チャッカー入賞時、武将ボイスと共に役物周辺のランプが光って、Vに入った時のラウンドを示唆。武将<大名<天下人MAXの順で10Rの期待度が上がり、大名で当たれば5R以上、天下人MAXは問答無用で10R!? 真田幸村が10R濃厚など、特定の武将には秘密もあるようです。
またチャッカー・役物どちらの入賞時も、効果音が変化すれば上のランプと同じくラウンドを暗示します。通常SEの他にも強・弱の2種類で、もちろん前者なら10Rは目前。
さらに、V入賞後のルーレット演出にも秘密あり。開幕時ボイスの違い、開始位置の変化、違和感パターンなどで10Rがグッと近づく!?
そして、このカスタムでは伊達政宗とボイスとランプで示した武将と対決する設定で、合戦ステージでは独自のセリフが聞けるチャンス。大当り=その人物を討ち取ったことになり、全てのキャラを制覇すればプレミアムエンディングとなるようです。
一日通しで当カスタムのまま打って、そちらの達成を目標にするのも一興かもしれません。

続いて初代カスタムは初代『天下一閃』のサウンドを継承した演出モード。チャッカー・役物入賞時のボイスやランプアクションが省略されておりシンプルなのが特徴で、玉と役物の世界に没入したいプレイヤーにピッタリ。
なおV入賞後のラウンドルーレットはボイスの変化で10R期待度アップ!

最後は隻眼カスタムについて。チャッカー入賞=羽根開放時の点灯ランプと大当り時の獲得ラウンドの結びつきが強めとなる完全告知に近いタイプで、天下人MAXの点灯時に当たれば10Rですが、武将・大名が光ってV入賞した時にも昇格の見込みが残されています。


そしてカスタム共通アクションもスタンバイ、盤面に描かれた伊達政宗の眼帯にあるランプが随所で光ったり、筐体のラッキーリングによる回転・バイブ、大当り中の盤面全消灯は全て10Rのお出まし!?
●実機動画を見てみよう
ここまで、テキストと画像によりV入賞や大当りについて説明を行ってきました。
でも、役物内で玉がどう動くか、どうなればV入賞になるかを実際に見てみたいですよね。恒例の動画、またまたありますよ。
早く打ちたくなること請け合いです!
現役人気機種をピックアップ
こちらでは編集部オススメ、どれもがアナログ抽選ならではの面白さが詰まった羽根物を集めました。
『天羽一閃』と同時期に導入されるマシンから設置多数の機種まで、どれも着席しやすいと思われます。打ったことがない人、羽根物自体が初体験という人は、どうぞ目を通してみてください。
●『P羽根BASTARD!! -暗黒の破壊神-』/SANKYO

| ラウンド数 | 2~10 or 10R × 10カウント ※初回ラウンドはV入賞 |
| 大当り出玉 | 約240+α or 480+α or 1080個 (払い出し) |
老舗メーカーが放つ羽根物は磁石付きの回転体を活かした役物を採用。大当りはラウンド振り分けと自力継続の合わせ技で、後者は下位のBONUS2種類で規定ラウンド数を消化した後に発生、延長を試みる。V入賞パターンは回転体中央の王道ルートから左右ルートのイレギュラーまで多彩であり、可動片が玉にタッチするか否かも興奮を呼ぶ。
●『PHはねもの ハネ釈迦』/マルホン

| ラウンド数 | 2~10 or 10R × 10カウント ※初回ラウンドはV入賞 |
| 大当り出玉 | 約134 ~1204 or 1271個(払い出し) |
マルホンを代表するマシン『シャカラッシュ』が羽根物に転生。「貫通型」自力継続タイプと冠されており、ラウンド途中でV入賞してもフルカウントで出玉が得られる点がメリット。役物構造も凝っていて、回転体だけでない楽しさに溢れている。また大当りの約7回に1回は盤面左上のアタッカーで消化する天上天下ボーナスとなり、快速消化が嬉しい。
●『Pハネモノ ファミリースタジアム』/ミズホ

| ラウンド数 | 3 or 5 or 10R × 9カウント ※初回ラウンドはV入賞 |
| 大当り出玉 | 約252 or 504 or 1134個(払い出し) |
2025年登場、まるで野球盤のような役物で大当りを狙う、羽根物の定番と言えるマシン。ノーマル・SP2つのルートどちらも回転体にあるVゾーンに入れば大当りだが、前者にはその名の通りバックスクリーンのスタンド席に玉が飛び込めば大当りとなるホームランVルートがあり、長時間遊技の良いスパイスになっている。
●『Pポチッと一発!おだてブタ2』/アムテックス

| ラウンド数 | 3 or 5 or 10R × 9カウント ※初回ラウンドはV入賞 |
| 大当り出玉 | 約252 or 504 or 1134個(払い出し) |
2008年登場の前身機を継承。役物構造もほぼ同じに再現されている。ノーマル・SPルートにVゾーンがひとつずつ設けられていて、前者では8つ穴回転体の青いリプレイ穴に入るとSPに格上げ。ノーマルルートでは可動片が玉を弾いた時に回転体に向かうが、2チャッカー入賞時の羽根2回開放では2回目に拾われると可動片が出っ放しになるためチャンスだ。
羽根物が打てる店舗をピックアップしてご紹介
※実際の設置機種はそれぞれの店舗の機種情報をご確認ください。
・大井ニュー東京東口店
・エンジェルV
・エムディー目黒
・ナイアガラ2
まとめ
羽根物オンリーの連載第3弾、いかがだったでしょうか。
2026年内の羽根物では11月の『羽根BASTARD!!』『天羽一閃』が最後に登場する機種ですが、翌年にはあの機種が出番を待っている…。ウズウズしちゃいますね。
12月に打ち込むなら上記の新台2機種がイチ押しです。次回の特集も要チェック、お楽しみに~。
