街ナカぱちんこオープン!!
特集一覧へ更新日: 2015/06/02
12月20日、ピーアークホールディングス株式会社(本社:東京都中央区 庄司正英社長)は12月27日(金)よりグランドオープン予定の「ピーアーク ピーくんプラザ」を報道関係者に公開した。
同店は東武スカイツリーライン竹ノ塚駅東口徒歩3分の好立地で、1968年「辰巳」の屋号でパチンコ店を始めた創業の地。同店建物内のピーくんPlazaには10月23日よりコーヒーショップのドトールコーヒー、10月30日より回転寿司のスシロー、11月17日よりゲームセンターのセガが営業を開始しており、パチンコ店であるピーアークが満を持してのオープンとなる。
同店の土屋俊彦店長
コンセプトは「つどう」「たべる」「たのしむ」「くつろぐ」ことが出来る「街ナカぱちんこ」で、遊技をしない人も楽しめる空間づくりを目指している。
同店は業界への原点回帰をコンセプトにした店舗で、まずパチンコ専門店である点、オペレーションルームが「見える化」がされていることなど「業界初」となる特徴的な点が多い。
正面入口にはオペレーションルームが見える。当日は会員の事前申し込みが行われていた
また、店内の配置も5つのコンセプトブースで構成されており、初心者が気軽に100円からパチンコを遊べる「立ちパチ1000」(1000玉定量)、4000玉定量で「お客様ご自身で時間や金額を決めて遊べる」事をコンセプトにした「決めパチ4000」、今時のパチンコとして定番や新台等を楽しめる「イマパチ」、家族や友人・知人・恋人と遊べる「連れパチ」、1/99では物足りない人向けの1/199を主体とした「チャレパチ」とファンの遊技スタイルや遊技時間などで選べる。
立ちパチ1000
実際に打つ際にはこのようになる。モデルは同社広報部中川祐子氏
決めパチ4000コーナー
決めパチ4000コーナーには遊技受付機が設置されている
総台数は112台、貸し玉料金は全て4円としており、賞品は通販事業大手のニッセンのグループ企業、株式会社日本商品流通システムサービスの流通システムを導入。定番アイテム500アイテム以上、季節ごとの賞品なども毎月3回更新されるなど充実している。さらに地産地消として足立区内での手作りの「金平糖」や伝統工芸の「江戸染め手ぬぐい」を陳列するなど地元に根差した試みも行われている。
タッチパネル式の景品交換機。常時500アイテム以上の賞品が検索可能
喫煙ブース内にも端末が設置されている
地産地消の賞品も手に取り、確かめることが可能。見やすい陳列ケースに並べられている
現時点での詳細については定量制が「立ちパチ1000」・「決めパチ4000」の2コーナー。100円で遊べる「立ちパチ1000」では4台の遊技機に専任のスタッフが常駐し、初心者にも説明出来るようにするようだ。確率も甘いスペック機種で、すぐに大当たりが期待できるため1000玉で終了。立ったままでも苦痛にならない。次に「決めパチ4000」は4000玉定量で、混雑時にはコーナー入口の自動発券機で予約をして待つ仕組みになっている。
「イマパチ」は定量の制約がなく、定番の「海」シリーズなども遊べるいわゆる「お馴染み」の機械が遊べるコーナー。
今主流のパチンココーナー「イマパチ」
「連れパチ」は2名以上の来店客向けのコーナー。遊んでいる友人・知人・家族で連れの人は隣で打たなくても座って見学することが出来る。無理に打たなくても良いので、パチンコの勉強や、面白さを打ったことのない人が知るには良いコーナーだろう。
連れパチコーナー
出玉の共有も、もちろん出来る
そして「チャレパチ」はチャレンジパチンコの略で、甘デジでは物足りない人向けにライトミドルなどの1/199の確率のワクワクドキドキが楽しめる機械が主体となっている。
確率が1/198などのチャレパチコーナー
メインの入口からこれらのコーナーが順に連なっており、今日はこのコーナー、慣れてきたら次のコーナーと段階をあげて進めていけるのでさらに遊び心をくすぐられる。
また、店内は完全禁煙となっているが、ゆったり一服できる喫煙ブースを設け分煙への取り組みもしている。
清潔な喫煙ブース
店内のインフォメーションは大きく書かれた遊技コーナーごとの案内版が設置されている。また、専用のタッチパネル式大型ディスプレイでパチンコの動画等を閲覧出来る「デジタルサイネージ」、500アイテム以上の景品を項目ごとにチョイス出来るオンラインサービス「交換くん」、各台のデータや会員カードによって個人の遊技データを閲覧出来る「プレサポ君」などが揃っている。それぞれがユニバーサルデザインを意識させるかのように目立つ工夫がされ、誰にでもわかり易く表示されているので親切だ。
右がプレサポ君
動画などの表示が出来る大型のタッチパネル式デジタルサイネージ
さらにテナントとのコラボレーションとして、店内ディスプレイにスシローの呼び出し番号が表示される仕組みもある。
休憩スペースのピーくんラウンジではWi-Fi環境が整い、アニメーションなどの動画無料コンテンツが楽しめ、「i-Pad」による1,500万曲からの視聴サービスも楽しむことが可能だ。
駅からのメインストリートに面したガラスには、水菜等の緑豊かな植物の「水耕栽培」が行われており、目でも癒しの空間を演出している点は従来型店舗とは大きく異なる取り組みだろう。
通りに面し、緑が鮮やかな水耕栽培がディスプレイされている
同店は創業の地ということもあり、竹の塚をピーくんタウンとして、ドミナント戦略をおこなっている。
同地には、今回オープンする「ピーアーク ピーくんプラザ」、多層階からなる「エンターテインメント・スタジオ・ピーアーク」、低貸し専門の「ファンパチンコ ピーアーク」があり、それぞれ「プラザ」が4円112台、「スタジオ」が1円、4円パチンコ、5円、20円スロット合計954台、「ファンパチンコ」が1円パチンコ、5円スロットの低貸し玉専門の223台と、いつどんなユーザーが打ちに行っても必ずニーズに合った投資金額、遊び方が出来るように工夫されている。
店内は完全禁煙だがパーソナルスペース確保の為に分煙ボードが設置されている
遊技人口の減少が叫ばれる中、ピーアークホールディングスの新たな挑戦がはじまる。
スタッフのユニフォームも同店専用。明るく清潔感がある
撮影/文 パパラッチョO野