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再生から2年、能登の田んぼに豊かな黄金色の実り「米(マイ)ジャグラープロジェクト」で稲刈りを実施

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2026/10/01

橋竜伊さんの田んぼに再び集まった北電子関係者ら。気持ちの良い秋晴れの中、コシヒカリの稲刈りを実施した。

北電子が取り組む体験型稲作プロジェクト「米(マイ)ジャグラープロジェクト」。今年5月に田植えを行った石川県能登地方の田んぼが収穫の日を迎えた。9月19日、北電子関係者らが再び現地を訪れ、稲刈りが実施された。

再生した田んぼに、再び実りが

2年かけて再生した田んぼには、黄金色に輝く稲穂が一面に広がっていた。

この田んぼは、能登半島地震などの影響を受けながらも、地元農家の橋竜伊さんが約2年をかけて作付けできる状態まで再生したもの。5月には、北電子関係者が現地でコシヒカリの苗を植え、米づくりのスタートを見届けていた。

稲は順調に成長した一方、特に苦労したのが雑草の処理だった。抜いてもすぐに生えてくる雑草に栄養を奪われないよう、橋さんは毎日田んぼの様子を見ながら処理を続けた。

8月下旬には豪雨にも見舞われたが、幸い田んぼへの被害はなく、稲は無事に収穫の日を迎えた。今年は厳しい暑さが続いたことで寒暖差が少なく、米の甘味を出すうえでは少し残念な面もあったというが、それでも橋さんは「お米の出来はとても良いものができました」と笑みをこぼす。

力強く育った稲、待望の収穫へ

そして迎えた稲刈り。目に飛び込んできたのは、しっかり実を付けた黄金色に輝く稲穂だった。「豪雨などにも負けず、元気に育った姿を見られて嬉しいです。自分たちで植えた稲なので、思いもひとしおです」「稲穂はずっしり重く、お米の成長を実感することができました」と参加者たちは頬を緩めていた。

地元で中華料理店を営む主人も田植えに続いて参加。「食に携わる者だからこそ、災害にも負けず、お米が元気に成長した姿を見られて嬉しいです」と笑顔を見せる。

「自分で植えた稲を自分の手で収穫するという非常に貴重な体験ができました」と北電子関係者。

収穫したコシヒカリは約600kg。約2年をかけて田んぼを再生し、ようやく迎えた収穫に、橋さんは「まだ100%完全な状況ではありませんでしたが、無事に収穫を迎えることが出来て一安心しました」と胸をなで下ろした。そして、「能登の復興が続くなか、北電子さんの『米(マイ)ジャグラープロジェクト』に協力できたことは、地域にとっても私にとっても大変有意義でしたし楽しかったです。来年もぜひ協力させていただければと思います」と振り返るとともに、今後への意欲も示した。

収穫した米は、精米などの加工を経て、県内の子ども食堂などへ寄付される予定だ。北電子関係者は「子どもたちには美味しいものをたくさん食べて、元気に育ってもらいたいと思います。力強く成長したお米のように、同プロジェクトが少しでも能登地方の復興の後押しになればと願っています」と想いを述べた。

田んぼの再生から始まり、田植え、そして稲刈りへ。能登地方で初めて実施された「米(マイ)ジャグラープロジェクト」は、地域とのつながりを育みながら、一つの実りを迎えた。今後、どのような歩みを進めていくのか。注目していきたい。

橋さんもコンバインで収穫に勤しむ。乗せてもらった子どもは緊張しつつも、楽しんでいた。

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