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回胴遊商、大饗理事長が5期目再選 依存対策の見直し議論に警戒感

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2025/05/26

回胴遊商は5月23日、都内文京区の東京ドームホテルで令和7年度通常総代会および組合大会を開催した。総会ではすべての議案が可決され、大饗裕記理事長の5期目となる再選が決議された。

組合大会の冒頭では、警察庁生活安全局保安課の兼松泰課長補佐が登壇し、中古機流通の健全運用の継続的な実施を求める永山貴大課長の祝辞を代読。加えて、今秋にスマートパチスロの導入から3年を迎えることに触れ、認定申請開始に伴う点検確認の重要性を強調した。

続いて再選後の挨拶に立った大饗理事長は、「再選は責任の重さと受け止めている。まずは現状の総括が必要」と述べたうえで、IR(統合型リゾート)実現のために強化された依存対策により、業界が影響を受けてきた実情を回顧。現在建設が進んでいる大阪IRの進捗状況に伴う、依存問題施策の見直し議論に対し警戒感を表すなどした。

一方、令和7年度の事業計画には、引き続き中古機流通健全化に向けたルールを厳守することや、適正な労働環境を創造していくことなどを盛り込んだ。また、遊技機設置時の責任所在の明確化を目的とする確認シールについて、現在の遊技機流通制度では、メーカーでも同様の管理が行われていることから、同シールが持つ意義や目的に加え、シールのデザイン変更や貼付報告方法などを検討し、利用価値が今よりも高まるように運用を見直してく方針を掲げた。

※大饗(おおあえ)理事長の「あえ」の字は、正しくは上が「郷」ですが、ご覧の環境によっては正しく表記されない場合があります。

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