キン肉マンの聖地でスマパチ最新作『eフィーバーキン肉マン』を発表
プレスイベントに登場した、中西茂樹氏、那須晃行氏、ミノワマンD・Z氏(写真左から) SANKYOは1月14日、静岡県沼津市にある「キン肉マンミュージアムin沼津」で、スマパチ最新作『eフィーバーキン肉マン』の発表を記念したプレスイベントを開催した。イベントには、無類のキン肉マン好きとして知られる芸人
2026-01-15
パチンコ・パチスロ業界ニュース
2026/01/20
高射幸化が進むパチスロ市場に、“遊びの原点”を問い直すオーイズミの「REAL A+」プロジェクト。その象徴機として、このほどリリースされた『Lパチスロうみねこのなく頃に2』(2月1日導入)に込めた想いと覚悟、そして問題提起を、大泉秀治社長に聞いた。
──「REAL A+」プロジェクトを立ち上げた背景にある問題意識についてお聞かせください。
今のパチスロ市場は、AT機にかなり偏っていると感じています。実際にプレイヤーの立場に立つと、3万円くらいでは少し不安で、5万円あってようやく天井まで打てるかどうか、という感覚です。これは正直、少し異常な状態だと思っています。
物価が上がり、生活費がかさむ中で、可処分所得は決して増えていません。その中で、1回の遊技にこれだけの金額を持っていかなければならない遊びが、どれだけの人にとって“日常的な娯楽”として成立するのか、強い疑問がありました。
本来、パチスロは勝っても負けても「自分が打った結果」として納得できる遊びだったはずです。特にノーマルタイプは、自力で当てる、自力で失敗する、その結果を受け入れられる面白さがありました。ところが、今の市場はその感覚が薄れてきているように感じています。
高射幸機そのものを否定するつもりはありません。刺激を求める遊び方も、もちろんあっていいと思います。ただ、それが市場の6割、7割を占める状況になると、バランスとしては健全とは言えない。その歪みを少しでも是正したい、という想いが「REAL A+」の原点にあります。
──「REAL A+」の定義と、従来のノーマルタイプとの違いを教えてください。
「REAL A+」は、単なるボーナスタイプという意味ではありません。A+AT、A+ARTといった要素も含めながら、「ボーナスを自分の力で引く感触」を遊技の中心に据えたジャンルだと考えています。
今のAT機の多くは、あらかじめ成功体験が用意されていて、ある種“演出としての成功”を体験する遊びになっています。一方、ノーマルタイプは違います。リール21コマすべてを使い切り、自分の目で見て、自分の手で押し、結果を引き寄せる。その過程すべてが“遊技”だと考えています。ビタ押しに関しても、よく「完全攻略で103%あるから使いづらい」と言われますが、実際のホールデータを見ると、実は上級者ほどミスをしていますのでトータルの出率は、低いのが現状です。
つまり、上手い人ほどリスクを背負い、初心者の方が安定するという構造になっています。このバランスは、私たちが長年積み上げてきた設計ノウハウの結晶だと考えています。「REAL A+」は、「勝てる人だけが得をする遊び」ではありません。「自分で勝ち、自分で負ける」遊びを取り戻すための定義だと考えています。

──新台『Lパチスロうみねこのなく頃に2』は5年という長い開発期間を経たと伺いました。
本当に丸5年かかりました。正直に言って、開発期間としては異常な長さだと思います。ただ、それだけの時間をかけなければ超えられない壁が、前作『ひぐらし祭2』にはありました。正統後継機として世に出す以上、単なる焼き直しでは意味がありません。ゲーム性を継承しながら、必ず“それ以上”のものを作らなければならない。その覚悟で開発をスタートしました。
しかも開発の途中で、規則がメダル機からスマスロへと大きく変わりました。通常であれば、ゲーム性も一から見直す必要が出てきますが、今回はあえて「ひぐらしのDNA」を残すことにこだわりました。ボーナス確率はこれまで以上に強力に、演出はすべてフルスクラッチで描き直しています。映像の作り込みも、開発費用も、これまでにないレベルで投下しました。
ブラックアウトの“間”もそうです。0・1秒、0・2秒の違いで、脳にくる感覚はまったく変わります。そこを何度も作り直しました。プレイヤーが「気持ちいい」と感じる瞬間を、どこまで突き詰められるか。それだけを5年間考え続けてきたと言ってもいいと思います。今回は、これまで作ってきた中で、間違いなく最高傑作、と言える仕上がりになったと自負しています。
──ホール営業の観点から見た『うみねこ2』と「REAL A+」の価値をどう見ていますか。
正直に申し上げると、簡単に粗利が取れるタイプの機械ではありません。ただ、その代わりに、検定期間の3年間をきっちり使い切れる台だという自信があります。頻繁に入替をしなくても、バラエティに置いておけば、必ず打ち続けてくれるファンが付きます。「なくてはならない1台」になる存在だと思っています。
今は50万円の機械を、スペックもよく分からないまま、競合が入れるからという理由だけで導入するケースも少なくありません。そうした“入替前提の運用”が、結果として自らの首を絞めているのではないか、という思いもあります。「REAL A+」は、そうした流れとは真逆の発想です。「長く使える1台」を増やしていくことが、結果的に店舗経営の安定につながると信じています。
──今後の「REAL A+」プロジェクトの展開について教えてください。
年度によって変動はありますが、コンスタントにリリースを続け、「REAL A+」というジャンルをブランドとして育てていきたいと思っています。
──最後に、業界・ホール関係者へのメッセージをお願いします。
7月7日のように、業界全体で盛り上がる日が自然発生的に生まれ、ユーザーが勝手に集まって、楽しんでくれる。ああいう光景をもっと増やしたいと心から思っています。私たちは、他社がやらない領域にこそ挑戦する価値があると考えています。作り手である自分たちが心から面白いと思える機械でなければ、世に出すべきではないと考えていますし、その覚悟だけは、これからも変わりません。
──ありがとうございました。

●おおいずみ・しゅうじ
大学卒業後、1998年オーイズミ入社。 1999年特販部長、2000年取締役、2002年常務、2006年専務、2008年代表取締役副社長、2015年代表取締役社長(現任)。1973年生まれ。神奈川県出身。
人気舞台俳優を招いて渋谷で発表会を実施
オーイズミは11月26日、スマスロの新機種『Lパチスロ うみねこのなく頃に2』(オーイズミ・アミュージオ製)のプレス発表会を、都内渋谷で開催した。当日は、スペシャルゲストとして、舞台版「うみねこのなく頃に」で右代官戦人役を務める俳優の川隅美慎さんと、古戸ヱリカ役の遥りささんが実際の舞台で着用していたという衣装で登場。発表会に華を添え、新台をピーアールした。
新台は、リアルボーナスだからこそ味わえるリアルな遊技体験を提供することを目的に、同社が今年8月に始動した「REAL A+」プロジェクトの第3弾。2020年に同社がリリースしたヒット機種『パチスロひぐらしのなく頃に祭2』を完全継承しつつ、新たな進化が加わった正統後継機との位置づけだ。
スペックは、出玉が異なる3種類のリアルボーナス主体に、完走型ARTが加わった仕様。運と自力感がバランス良く組み合わさったゲーム性が実現されている。
冒頭に挨拶した同社特機部の兼本孝昌部長は、「SNS上でも多くのファンから期待が寄せられており、長期にわたって高稼働を維持する機種と確信している」と、仕上がりに太鼓判を押した。また兼本部長は、「REAL A+」プロジェクトについても解説。高射幸性のAT機が市場シェアを拡大する現状に、同プロジェクトが一石を投じ、「気軽に遊技できる環境を創出したい」という思いを追求していく方針を語った。
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