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常時山本

導入後の運用を見極める

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公開日: 2019/04/09

皆様、こんにちは。
 
今回は「新台導入後の見極めとその後の運用」について。
 
 
一口に新台といっても、戦略的導入と戦術的導入の2つの側面がある。 
 
「戦略的」
⇒多台数導入の大型コンテンツ
 
「戦術的」
⇒少台数導入のコンテンツ力がそこまで強くないもの
 
 
と定義する。
現状のやり方を例として書き出してみる。
 
 
 
戦略的導入の場合は、まず「高稼働&集客」が前提にある。
下記項目の計画数値を超えられるか否かを導入から初週でチェックする(早い店舗だと2~3日で判断)。
 
 
1:稼働(粗利)計画 ・・・ 下回るようだと過剰だったと判断
2:某データ稼働 ・・・ 全国的な動き。自店との差異を観る
3:競合店 ・・・ 地域性に合っているか否か。競合との差があればその要因追求
4:中古価格 ・・・ ニーズが高い台は金額も高い。保険としても考える
 
 
上記全てに店舗毎の基準値を作成し、全て上振れするようならその後の推移に注目する。
基本的に、次々回の新台入替を過ぎても、上振れしている場合は「強化機種認定」 or 「増台」となる。
 
 
だいたい、どこかの数値が下回るから、その場合はそのままの台数で店舗計画に沿った粗利を取るように運営。
更に1~2ヵ月後も、自店での稼働推移が上昇~維持の場合は「強化 or 増台」。
 
 
下落しても他機種の下落曲線の傾(かたむ)きよりも緩やかであれば「強化」を検討。
※「強化」とは、低粗利状態をある期間実施する事によって、長期間の高稼働と粗利を稼ぐ機種にする行為
 
 
勿論、全て下回るようなら即刻抜きにかかる。
減台&より高い価格での売却も検討。
 
 
 
 
戦術的導入の場合は、その前に設置していた稼働の悪い機種の手当てとして導入した可能性が大だから、その台での集客や店舗の活性化を図ろうとは考えていない。
 
 
初週は40,000個(S=17,500枚)程度動いて、粗利が取れれば言う事無し。
その稼働や粗利が思いの外、良い場合のみ「増台」を検討。
 
 
あくまで上記は例で、各法人ごとにやり方や考え方は異なるけど、どのような場合でも「基準値づくり」が非常に重要。
かなり難しい・・・毎機種精査・・・店舗平均稼働が15,000個の新台稼働30,000個と、店舗平均稼働35,000個の新台30,000個は意味が全く異なる。
 
 
 
最近では精査する新台すら無いのが一番の問題かもw
 
 
常時山本Twitter:@jojiyamamoto 

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