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常時山本

粗利の予算配分の考え方

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公開日: 2019/04/22

皆様、こんにちは。
 
今回は店舗運営の中で「予算(利益)の配分」について考えていこうと思う。
 
 
 
店舗にとって重要なのは「営業利益」。
店舗責任者が日々頭を痛めるのが「粗利益」。
ざっくりだけど「営業利益」とは、
「粗利益」-「売上原価(機械代や景品仕入)」-「販管費」と考える。
 
またよく耳にする「経常利益」は、
「営業利益」-「営業外損益」を除いた金額を言う。
 
大手法人は、この営業外損益の額も大きくなるから、これによって左右される部分もあって判断しづらいけど、
小規模法人や単店単位で見た場合は、「営業利益」がどのくらいかが、その店の良し悪しを判断する部分となる。
 
 
 
上記の営業利益を構成する部分で「販管費」は労務費を除けばほぼ固定に近い金額で掛かっている店舗が多く、これを「固定費」と言い、人員整理でもしない限りなかなか削減するのは難しい。
景品仕入も大きくは変動しない。よって、予算の配分は「粗利益」と「機械代」の関係が、その店舗の「営業利益」の多寡に大きく左右されることになる。
では、機械代への配分はどう考えているのだろう?
 
 
 
パチンコは「立地・設備産業」だから、設備のトップと言ってもいい「遊技台」は店舗の業績に直結する。
当然、上の式から「機械代」が増えれば「営業利益」が減ることは容易に想像できる。また、その逆も然り。
このバランスが店舗運営で常に頭を悩ませている要因だ。
 
 
どの店舗も新台入替をしなければユーザーが減少していくことは感覚的に身に染みている。
「ユーザー(稼働)が減ると粗利益が減る」は当然だけど、
遊技台を導入するとユーザーは増える」は必然ではない。
故に、粗利益のうち何%を機械代に振り分けるか、その新台の価値を高める施策を店舗でどのように実行していくのかが問われている。
遊技台のパフォーマンスを最も引き出す施策だ。(プロモーション・配置・整備etc)。
 
 
実際には粗利益の20%以上を機械代に充てている店舗もあれば、数%の極僅かな機械代で運営している店舗もあり、どの店舗も身の丈に合った、言い換えれば、必要粗利益を達成するための金額で機械代を配分している店舗が多いと思う。
 
 
営業利益を増やす他の方法は、、、単純に粗利益を増やして、、、営業利益を確保!
 
クローズする日が決まっていたら、いくら取っても大丈夫って考える店舗も今後増えてくるかも?^^
 
 
Twitter:@jojiyamamoto 
 

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