膝に爆弾を抱えています

　武藤敬司や小橋建太同様、私もムーンサルトプレスの使い手だからでしょう。膝に爆弾を抱えています。特にここ最近は立ち上がる動作がかなりしんどいと感じるようになり、手摺りや牙狼剣、三苫のユニフォームなど、なにかしら掴まるものがないと満足に立ち上がることができません。寄る年波には勝てないとはよく言ったものです。何年か前にオモダから皇潤をもらったとき「俺がウィル・スミスならビンタだぞ」と言いましたが、如何せん、こんな状態ですから今となっては感謝しかありません。

※バカにしやがって！と思いましたが、結果、これ以上ないプレゼントとなりました。

　歩いたり、走ったりする分には問題ありません。膝立ちも朝立ちも問題ないのでTバックを履かせたままのバック、何故だか異様に興奮するTバック＆バックに支障を来すようなこともないのでアバズレとオサセは安心して欲しいのですが、問題は視力の衰えも年々加速しているという点。特に映画館や防空壕、エスパスのスロットコーナーといった暗い場所では至るところに膝を打ち付け、そのたび痛さで気を失いそうになります。ちなみに水着姿の女子を見ると視力が回復すると長嶋一茂が言っていたので、森本レオ子女史の写真集で試してみたところ、無道とレアードを見間違えることがなくなったので、もしかすると効果があるのかも知れません。

※抜くなよ、抜くなよ、絶対に抜くなよ。絶賛発売中ですので是非。

　ともあれ、暗い場所では注意が必要。それを肝に銘じ日々生活しているのですが、二週間ほど前、不動産投資で莫大な富を築いた男性に銀座の超高級クラブに連れて行かれました。照明はやや暗め、辛うじて新聞の文字が読める程度と言えば分かりやすいでしょうか。分不相応な場所ということもあり、少々緊張していると隣に座った初対面のホステスがどういうわけか、突然、私の耳元でこう囁いたのです。塾長がホールで『BOØWY』打っている動画を観て私も打ちに行ったら七万負けて塾長のこと少し嫌いになりました、と。

※仕様でなくBOØWYのことを誰よりも詳しく解説。そして珍しく勝っています。

　酒が入る前ということもあって動揺したのでしょう。トイレに行こうと立ち上がったとき、大理石のテーブルに膝を思い切り打ち付け気を失いかけたの、その一方で、なるほどそういう嫌われ方もあるのかと思わず膝を打った次第です。