黄昏を待たずに

　あくまでもイメージ、そう、あくまでも私のイメージ、或いは思い込みだとご理解いただいた上で読み進めて欲しいのですが、来店や収録終わりの新幹線でプシュッとやる方は単なる酒好き。おつかれ生の感覚はお酒を嗜む程度の私でもそれとなく理解できますし、寝る、読む、観るシコる以外の選択肢がない長距離移動で一杯やりたくなる気持ちもなんとなく理解できます。なので、このレベルの方はまだ大丈夫。ビールや缶チューハイがワンカップに昇格したらちょっとヤバいかもくらいに思ってください。

※今、インスタ見たら郡山に向かう新幹線で缶ビールを開ける動画が上がっていました。

　飲み放題のラストオーダーでレモンサワーを五杯以上頼んでしまう方や街中を歩いているとき無意識に飲み屋の店内を覗いてしまう方、夕方5時のチャイム、要は黄昏を待たずに飲み始めてしまうチャゲアスみたいな方は要注意。恐らくコンビニの前でストロングゼロ片手に会社の仲間と酒盛りをしたり、向かい合わせの席がない通勤電車の車内でひとり飲みをしたりといったことが恥ずかしくない、いや、むしろ誇らしいと思うようになったらそれは恐らくアル中予備軍です。もっと気合を入れて飲んでアル中昇格を目指しましょう。

※水瀬美香のインスタはお洋服と酒の投稿しかありません。

　空港のラウンジでビール以外の選択肢がない水瀬美香女史みたいな方、知らない街の知らない店で知らない誰かと一杯引っかけたいというただそれだけの理由で前乗りをするアニ〇かつみ先輩みたいな方、そしてまだ真昼間、本人仕事中であるにもかかわらずインスタのストーリーに「誰か飲みに行きませんか」と書いた結果、誰も捕まらずひとりで飲みに行ってそこで知り合った女子と仲良くなってクンニだけしてさっさと家に帰す代理店の気狂い社長みたいな方は完全にアル中。これはもう私のイメージ云々の話ではなく、誰がどう見ても立派なアル中です。本人、その自覚がまったくないケースが多いので長生きしてほしいと思っている身内の方はシラフのときにやんわり注意したほうがいいかも知れません。

※おごもりさん、今回も気狂いとだけ書いて名前は伏せたので大丈夫ですかね。

　最後に紹介した水瀬女史やアニ〇先輩、気狂い社長は言うなればアル中の完全体。最終的にはガソリンスタンドでノズルから直飲みするようになると個人的には思っていますが、いやはや、世界は私が思っている以上に広い。このお三方を上回る猛者がまさか私のすぐそばにいるとは夢にも思いませんでした。

「アタシさ、小中学校って聞いただけで我慢できなくなっちゃうんだよ」

　これはもういっちょ上がりであり、この世の果てであり、完全に病気。小中学校が焼酎学校に勝手に脳内変換されてしまうのは規格外と言うほかありません。

※奥様は水やお茶などで喉を潤すことをもったいないと考えるようです。病気だ、病気。