公開日: 2026/03/29
この令和の時代に多額の現金を持ち歩いているのは恐らくパチンカー、スロッター、御徒町と羽田空港で襲われた両替商くらい。我々は幕末となんら変わらぬ方法で物を買い、サービスを受けるラストサムライ…と言えば聞こえはいいですが、悪い言い方をすれば時代遅れのロックンロールでもあります。多額の現金を持ち歩くということは落とす可能性や蕨駅前をうろつく札付きのワルにカツアゲされる可能性を常に考えねばならないということ。そもそも現金しか使わない、使えないメリットを考えた場合、脱税以外に思い当たる節がありません。

※犯行現場
さらに言うなら電子決済やカードを使えばポイント還元、或いはマイル付与などのメリットがあります。要はスマホ一台あればそれで充分事足りる。むしろ、現金を使うことのメリットがないに等しいことはチンパンジーだって分かります。だからチンパンジーより遥かに賢い今どきの若者は現金を持ち歩かず、スマホ一台で支払いを済ませるのです。そう考えるとパチンコ業界のキャッシュレス化は必然というか、今になって導入するだのしないだの言っていること自体、時代遅れも甚だしいと思うのです。

※Z世代の少年が言うには現金なんか1万円くらいしか持ち歩いていないそうです。
無論、風営法で禁じられているとか、ギャンブル依存症の問題があるとか、導入されたら手数料を取られるとか、実現に至るまでの道のりが決して平坦でないことは重々承知しています。しかしながら、そのあたりを補って余りあるメリットがキャッシュレスにはあるから、もう四の五の言わずに導入するしかない…と熱く語る業界人と話をしたのですが、私はちょっと違います。

※キャッシュレス化が進んだことでタクシー強盗やコンビニ強盗が減ったそうです。
キャッシュレス化には賛成です。ただ、その理由は負けてコンビニのATMで現金を引き出すときの、あの名状し難いマイナスの感情、あれを味わいたくないからキャッシュレス化に賛成なのです。もっとも、現金じゃないと負けても今ひとつピンとこないからキレ芸は見られなくなるかも知れませんが。

※もうホント悲しいし、情けないし、悔しいし、様々な感情が入り混じって泣きそうになります。
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