公開日: 2026/09/25
月曜日に行われたマッパチ先輩のライブに突撃しました。私はトークライブ第二部で登壇した際に腰痛の症状が悪化したり、大喜利でクソスベったりと、残念な感じでしたが、それでも終演後のプチ打ち上げでコークハイを飲むくらいテンションは高かったし、橘アンジュ大先生の歌が夢夢ちゃん以上にパワフルであることも知り得たし、なによりマッ先輩とパチ先輩の楽しそうな表情を見ることができたので、それなりに収穫はあったように思います。人がたくさん居るところは得意ではないのですが、行って良かったです。


懐かしい人ともたくさん会えました。私はデュランデュランのリオを意図せず二枚買ってしまったり、上下巻ある小説の上巻を二度買いしてしまったりするくらい記憶力が悪いので、顔はうっすら覚えていても名前など当然覚えていません。いや、顔だって怪しいレベルですが、その点はどうかご安心あれ。私は大人なのでかつての知っている人がまるで知らない人に格下げされても普通に「おお、久しぶり」と言えますし、なんならハグだってできます。ひとつお願いがあるとすれば「ホントに覚えてますか?」とか「どこで会ったか覚えてますか?」とか、私を試すような真似はしないで欲しいという点。私とてその場の空気を悪くしないためにやっているだけなのですから。お前なんかこの先もずっと知らないよバカ。
「オレ、分かります?」
ほらきた、バカがきた。こういう場が苦手になったのはお前みたいなバカがいるからだとの言葉をコークハイでグッと飲み込み、出てきた言葉は「あれ、どっかで会いましたよね」。ただ、ちょんまげヘアでシュプリームのTシャツを着て業界人みたいなうっすい色のサングラスをかけた軽薄な人に知り合いはいません。誰だろう、誰だろうと思案を巡らせていると、向こうも察したのか、「小林です、編集部員の小林です」と言われ、ぼんやりと思い出したのですが、私の知る小林は島流しされた罪人くらい痩せていたし、スケベ分けだし、ファッションもどこか浪人生みたいでパッとしない感じでした。なのに、今はドラムくらい太っているし、ちょんまげだし、出で立ちもどこか洗練されていて過疎地出身の港区民みたいな感じだったのですから、そりゃ分かるわけがありません。空気悪くしちゃったなと後ろを振り返ると、その一部始終を見ていた中武先輩がニヤニヤしながらこう言いました。
「あれは分かりませんな。青森のイトウさんっていたじゃないですか。あの人も昔はガリガリだったけど、いま仰天デブになっちゃって、こないだ会ったとき全然分からなかったもん」
フォローしてくれたのでしょう。やはり先輩は優しさもあるし、ちょっとしたユーモアもある。さらに言うなら人望もあるし好感度もあるし実機の中に多額の現金もある。私にないものをたくさん持っている素敵な先輩ですが、唯一ないものがあるとすれば、それは自らの姿を映し出す鏡ではないでしょうか。おい先輩、どのクチが言ってんだよ。


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