絶対にヤレる

2万以上の負けが続くとただでさえ後ろ向きな俺はさらに後ろ向きになります。AT機を打って5千円以内に当らなければSEKAI NO OWARIを聴きたくなるし、1万円使って自力解除ゾーンにすら入らなければKONOYO NO JIGOKUという、かなり後ろ向きな名前のパンクバンドを結成したくなります。

　だから、4連敗で迎えたこの日は朝イチから逃げました。夜明けのランナウェイを歌いながらハナのカド台に着席しました。ハナなら勝っても負けても2万円以内で済むだろうという、なんら科学的、医学的根拠のない考えをもとに自ら望んでハナを選択したのです。

 ファーストビッグでスイカ2回、次のビッグでもスイカ2回。このときは間違いなく掴んだ、今日はヤレる、絶対にヤレると伝説のナンパ師みたいなことを考えていたんですが、その予感は見事的中しました。通常時のコイン持ちは良好、軽くハマれば帳尻を合わせるように跳ね返り連が発生、さらに言うならボーナス確率は120分の1前後をキープと、俺でなく台が設定6であることを強くアピールしてきたのです。

正直、負けはないと確信しました。実際にその通りにはなりましたが、上の写真をご覧になればお分かりのように、収支のほうはプラス5千円。設定は6で間違いないと思いますが、残念ながら、いい台ではなかったようです。お～い、誰かロケットランチャー持ってきて～。