適切なヤメ時
記事一覧へ公開日: 2016/05/06
女性ならゴミ以下と分かった時点で切り捨てれば済む話ですが、ことスロとなるとこれがなかなかどうして難しい。どんなゴミ台であれ、瞬間的にお宝台に化ける可能性はあるわけで、そのタイミングがもうじき来るのではないか。遅くても年内には来るのではないか。そんなことを考え始めるとついダラダラと打ってしまいヤメ時を見失ってしまうのです。
ハマればハマるほど跳ね返りに期待できる。どの攻略誌にも書いてありませんが、俺の心の中にある解析サイトにはゼブラハイマッキーの太字でそう書いてあります。だからある程度、ハマると当たるまで打ってやろう、フザケんじゃないよこのゴミ野郎となるわけですが、正直、引くに引けないというのはありますよね。俺、女々しいけど男ですから。
オーメンかよと思わず突っ込みを入れたくなりますが、これくらいは中の中ハマリ。中の中ですから知り合いで言ったら七瀬静香みたいなものです。前日の最終ゲーム数は分かりませんが、ここまで回すのに2万チョイですからね。まだ割とどっしり構えていることができます。ごめん、嘘です。ここまでハマったらスマホで中古価格調べます。
7の三つ揃いだからといってラッキープラザではありません。結構な額が入っていることを考慮すると、むしろアンラッキーだと思います。これくらいになってくるといつ当たるのか、いつ当たるのか、もしかしたら抽選していないんじゃないか、メーカーの株主総会に突撃したほうがいいんじゃないか、そんなことを考え始めます。
末広がりではありますが、如何せん、ハマリですからね。もう攻略誌にもヤメてはいけないゲーム数として記されているはずです。無論、俺だってヤメる気など薄毛だけに毛頭ありません。チョコモナカジャンボよりもジャンボな跳ね返りに期待しつつ、半ばキレ気味にレバーを叩くわけですが、正直、これくらいになると小役が揃うだけで嬉しかったりします。もとい、小役がテンパイしただけでうれしい、たのしい、だいすきを歌いたくなります。
結果、911Gでお約束のバケ。跳ね返りも当然なしとくれば、完全にヤメ時を見失っていたとしか言いようがないのですが、実のところ911Gで当ったとき、何故かイラッとしたんですよね。これは多分ですけど「もっとハマれ、コラムのネタになるから」と考えたときが適切なヤメ時だったのではないかと思うわけです。はい、おしまい。
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