お盆総括

　黙っていても人が押し寄せるお盆期間中のパチ屋に高設定は期待できない。お盆期間中に勝ちたいということならゾーン狙いやリセット狙い、床に落ちたコイン狙いなど、ありとあらゆる戦術を駆使しなければならない。という風な原稿を夏がくるたび攻略誌で書いていましたが、行った地域が悪いのか、それとも俺のヒキが悪いのか、とにかく今年のお盆はもう散々でした。

　11日を皮切りに17日まで毎日朝から夕方までパチスロに興じていましたが、前回のコラムでも書いたように初日はコードギアスを打って66本負け。2日目は久々にバジを打つもやはり高設定などあるわけがなく、甘いと言われるバーサスに移動したところ、甘さを享受することなく32本負けと、たった2日で10万近くの銭を溶かした俺が言う「お盆はキツイ」には、並々ならぬ説得力があると思います。

　3日は動画収録だったので結果はそちらをご覧て頂くとして、4日目は多分まるで出す気のない店でコードギアスにモンキーターンにファンキージャグラーとバカみたいに乱れ打って最後の最後に凱旋でキレ打ちして54本負け。来店取材の3日間で新卒の初任給くらいの負けですからそれはもうマジ勘弁であり、アッターキタであり、店もお盆もぶっ飛ばすであります。

　5日目は店のやる気は感じましたが、俺のギアスが例によってまた振るわず。目の前にテラフォーマーズがあることに気づいたときには10万負けを覚悟しましたが、最後に打ったまどマギがやってくれました。27本の投資をまくって8千円の大勝利。もう嬉しくて嬉しくて栃木の現場に東京無線を呼ぼうかと思いました。

　6日目はテレビ収録だったので、こちらも結果は言えませんが、皆さんの予想は多分外れていないと思います。帰りに玄関でクソしてやろうかとかなり本気で思いましたから。

最終日の7日目は往復7時間+前乗りですから五島的収支は負けが3倍付、勝ちが5割減となります。結果、番長を一台打ち切って1300円の大勝利を収めたので五島的には750円のプラスとなるわけですが、帰りしな事務所に挨拶に訪れた際、店長が「まさかあの設定でショボ勝ちとは…」と余計なことを言いやがったのでマイナス50億ドル。店長は打ち首、獄門の刑に処す。

トータルで20万近くのマイナスを叩いた今年のお盆。もう散々という他ないのですが、先ほど今年の収支が記された黒皮の手帳をチラリ見遣ったところ、収支に関して言えばいつもと変わりない=平常運行であり、ダイヤに乱れなしであるということはつまり、俺の収支に関して言うなら季節を問わず、お盆期間中ということになります。はい、おしまい。