設定2探しの旅
記事一覧へ公開日: 2017/10/18
店側のやる気を推し量るには通常時の番長ボーナスに注目するのが手っ取り早い。周囲も含めて通常ボーナスがまったく見られないようならやる気なし、ちょいちょい見られるようならやる気、元気、井脇ありと考えていいように思うのですが、この日はどちらかと言うと前者。当りの早い台も確認できぬ限界集落みたいなシマで2万も使った俺がバカでした。
もうこうなったら得意のバーサスしかありません。設定2を探す松本バッチよりも謙虚かつ低姿勢な立ち回りであわよくばチャラ、最低でも半ギレのK点である2万負けを目指すことにしたのですが、基本、バーサスは5千円以内に当らなければ設定はともかく悪い台、千円あたりのゲーム数が25を下回るようだと札付きの悪い台だと俺は考えています。なので、どちらの条件も満たさなかった場合は即座にポイ、表参道の駅で銀座線から半蔵門線に乗り換える感覚で移動します。
1台目は千円で当りましたが小役の落ちが裏モノよりも悪かった上、世界が廃絶を訴えて止まないバケだったのでポイ。返す刀で隣の台に移動したところ、これがなかなかどうして悪くない。ベルはよく落ちるし、スイカもよく落ちる。5千円以内に当れば一蓮托生とは言わないまでも年明けまでは打つ覚悟でいましたが、残念、そうはならなかったのでうしろ髪ひかれ隊のあなたを知りたいを歌いながらサヨナラです。
流星を歌い、そして踊りながら移動した三代目、もとい3台目はなにも当らなかった上、隣に毎ゲーム「クソッ」と言いながらレバーを叩く頭のイカレたオヤジが座ったので2千円使ったところでポイ。1台目で空振り、2台目で空振り、そして3台目でも空振りしたところで、もしかしたら俺は楽天の則本と対戦しているんじゃないかと思いました。
それでも負けを少しでも取り返さんと自らを奮い立たせ、再び設定2探しの旅に出たのですが、まさかよりによってバーサス8台すべて打ち切ることで、この旅が終わるとは夢にも思っていませんでした。はい、おしまい。
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