＃忘年会スルー

　忘年会の季節になりました。自分が勤める会社はもとより、仕事に繋がるかも知れないからと取引先の忘年会すべてに出席して酔って暴れてゲロ吐いて、知らない女性のケツ触ってセクハラで訴えられた昭和の酔っ払いみたいな方は多いと思います。ご苦労様です。

　私たちみたいな仕事は基本取引先との忘年会になります。出版社や映像制作会社、広告代理店など、かなり数が多く全部付き合っていたら師走は毎晩飲み歩かなければならないので、付き合いが薄いところ（72年前に闇市でグルメレポートの仕事をしただけ）や、まだ一度も仕事をしたことがないところ（経験上、こういうところとは一生仕事しない）、色んな意味でヤバいところ（不渡りの噂が絶えない）は、炊き出しの準備が忙しいとか、今年は忘れたいことが特にないとか、頂ラッシュが終わらなくなる可能性があるとか、適当な理由をつけて断る方が多いようです。

　メニエール病が完治していないこともあって、一昨年と昨年はガイド以外の忘年会をすべて欠席しました。欠席の本当の理由は薄っぺらい人間関係の断捨離だったのですが、病気だと言えば大概は納得してくれるというか、逆に心配してくれるので、波風を立てたくない方は仮病による欠席をオススメします。ちなみに、今年、忘年会の誘いがあったのはガイドワークスだけ。それ以外の取引先からの誘いは、立ち上げ当初から付き合いがあるぱちタウンも含め、一件もありませんでした。ありがとうございます、ホント助かります。

　忘年会スルーというワードがトレンド入りしていることからもお分かりのように、特に若い世代は忘年会を鬱陶しいもの、面倒臭いものだと考えている方が多いようです。確かに、お酌して回ってハゲ部長の説教聞いて、許容量以上に飲まされて、最後に会費4千円徴収される忘年会に誰が出たいのかって話でもありますので、もういっそのこと忘年会なんかやめませんか？　飲みたい人だけ集まる飲み会でよくないですか？　どうせベロンベロンに酔っ払って翌朝には全部忘れているんだから、ある意味、忘年会と言えなくもないし。