公開日: 2026/02/15
寒さは重ね着すれば我慢できる。下半身が寒いというなら女性はパンティとソフィを二枚重ね、男性は分厚いコンドームを装着すれば大丈夫、いつだって大丈夫とミセスみたいなことを言っていられるのは私が滅多に雪の降らぬ東京に住んでいるからですが、自衛隊災害派遣要請の報道などを見ているとさすがにそうも言っていられません。雪深い地域にお住まいの方は今後も引き続きご注意ください。来店とか行かなくていいですから。

とはいえ、1月末は大寒波の影響で東京もかなり寒かったです。外に出るのが本当に嫌でしたし、杉良太郎が玄関前で歌っているのか、家にいてもすきま風が入ってきて昼夜を問わずとにかく寒い。そう、寒い夜だからあなたを待ちわびるのでなく、熱い風呂に入って身体を温め身体が冷えたらまた熱い風呂に入って身体を温めるという平安貴族みたいな方法で暖を取っていましたが、無論、それは暖房器具がないからでもお貧しいからでもありません。光熱費をケチりたくてそうしていただけです。
「春夏秋冬の中では冬が嫌いですか」
地方に行ったとき、開店前の入場抽選で震えている私を見たディレクターがこう聞いてきました。確かに、冬は寒波がくると死ぬほど寒いのであまり好きではありませんが、春はスギ花粉があるので冬以上に嫌いな季節になりましたし、秋は秋で自慢の松茸がうずいて仕方がないというか、そのうずきを鎮める方法を浅学非才な私は寡聞にして知らないのでやはりあまり好きではない。消去法で「夏ですかね」と喉元まで出掛かったのですが、いやいや、違うだろと。夏は花粉もないし、松茸もうずかないけど、中学生の頃、夏休みが終わると毎年アツシみたいな悪い先輩に「順子が妊娠しちゃったから頼むわ」と金を巻き上げられたじゃないか…。カンパに震えるのはなにも冬に限った話ではないようなので夏も嫌いです。

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