二次元キャラの誕生日と一億総お笑い評論家

　最近、ちょっと面白いなと思うことが立て続けにありました。ひとつは二次元キャラの誕生日。別段、誕生日があること自体は否定も肯定もしませんし、どういう経緯で誕生日が設定されたのかについてもまったく興味がないのでどうでもいいのですが、それに乗っかって大騒ぎしている大人たちを見ていると、ちょっとほっこりするというか、この日本がとても平和な国であることを実感します。もういっそのこと、平和の象徴はハトでなくそうした大人たちにすればいいと思います。

　という話を、尊敬する業界の大先輩にしたところ「パチ屋も厳しいんだからそれくらい許してやれや」と言われましたが、別段、バカにしているわけでも批判しているわけでもないので、許すも許さないもありません。みんな楽しそうでいいなという、ただそれだけの話です。ちなみに、大先輩の尊敬できる点はいつも必ずおごってくれる、木村拓哉とかなり近いテレビ関係者と親友、この二点ですキラリン。

※趣味はレコード、主食はケバブ

　もうひとつはお笑いの賞レース。先日、オンエアされたキングオブコントは私もリアルタイムで視聴しました。番組はちょっと面白いではなく、かなり面白い、大いに笑わせてもらった、ありがとうございますが正解だと思うのですが、番組と同じくらい面白かったのがオンエア中およびオンエア直後のツイッターです。

※パケ＆バイソン、年末のM-1にエントリーして欲しい。

　一億総お笑い評論家は言い過ぎにしても、クッソつまらない、間の取り方が悪いなどと批判している人を見ているとタダで観ているのによくそこまで言えるなとか、そもそも番組を観るという選択をしたのはどこの誰なんだとか、突っ込み要素満載でちょっと面白いという皆様にとってはどうでもいい発表なのですが、こうしてわざわざ伏線を張ったのは何故かと考えると、それは恐らく今週のコラムがちょっと面白いなと思える内容ではないからだと思います。