公開日: 2025/10/31
座っている、寝ている分には問題なく、立っている、歩いている時だけ右足に激痛が走る症状はこの一週間で座っていても寝ていてもエロ動画のドラマ部分を観て泣きジコリしていても痛くなり、これはおかしいとMRIを撮ってみたら案の定、坐骨神経痛は上位であるヘルニアゾーン、通称ヘルゾーンに昇格していました。
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※ヘルゾーン
ヘルゾーンですから地獄の痛みは仕方ありません。ただ、この痛みがあと数ヵ月続くのかと思うと隣の『ハナビ』が二千枚出たときくらい頭にきますし、代理店から乗り換えや歩きが多い現場の問い合わせがきたら空き日でも埋まっていますと即答してしまいそうだし、最悪、痛みが酷ければ女王よろしく現場を飛ばしてしまう可能性もあります。そうならぬよう強いクスリを服用し、注射を打ってもらい…とか書くとどっかのヤク中みたいですが、実際、麻薬成分を含む薬を服用しているので、ある意味、クスリ漬けではあります。

※写真はイメージです。
ただ、日常生活ではちょっとした変化がありました。それはなにかというと棒です。私が相棒と呼んでいる棒、端的に言うと杖を持って歩くようになったことで周囲の反応がガラリと変わりました。以前はシルバーシートに座っていればクソババアに咳払いされたのに、杖を持った途端、席を譲られるようになりましたし、フラフラ歩いていると優しい女子高生に「大丈夫ですか」と声を掛けられるようになりました。それ以外にも知らない人がドアを開けてくれたり、エレベーターに先に乗せてくれたり、キャバ嬢がかわいそうだからとパンティを見せてくれたり、人々の優しさは枚挙に暇がありませんが、杖を持つだけでこうも周囲が変わるものかと。杖の有するとてつもないパワーにただただ驚くばかりです。

※これを手にしてから転ばなくなりました。転ばぬ先の杖とはよく言ったものです。
手術という選択肢を排除したのでこの地獄のような痛みと苦しみはしばらく続きます。医師の見立てによれば年明けくらいには治るのではないかとのことですが、問題がないわけでもありません。それはなにかと言うとヘルニアが完治したとき、果たして私はこの魔法の杖を手放すことができるのかという点です。

※ここ最近、ヘルシア緑茶を差し入れていただくことが多いのですが、そういうことでしょうか。
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