【Classic15】全部ひとり旅〔2〕サマンサ三吉、網走に散る
記事一覧へ公開日: 2023/05/23
引き続き、2004年7月上旬発売の増刊号「全部ひとり旅」の内容をつぶさに振り返ってみようのコーナーです。
なんせ、今から19年前ですからね。
巻頭カラーページに「旅打ちの準備段階において私がよく活用するのがインターネットです。物凄く便利ですよ。」と真顔で書いてあったりして、時の流れを感じずにいられません。
巻頭カラーページの直後、描き下ろし漫画ゾーンの一発目は『万枚くん』でした。
7.6枚交換主流だった大阪で主に北斗の拳を打って絶不調だったサマンサ三吉センセーが、飛行機に乗って向かったのは北海道網走市。
空港レンタカーの店員さんから、旨いラーメン屋の情報を聞き出そうとするセンセー。
どこのラーメン屋で食べたんだろう。
2泊3日の滞在予定で、1日目は偵察メイン。
北斗の拳のオール設定バトルをやっているホールを発掘したようです。
そして次の日…
街のスポーツ用品店の店頭にあった「スケートとぎ 10分でできます」の看板を描くなど、細かいところまで、ちゃんと取材している三吉センセー。
あの人、みんなが思ってるよりもマジメなんすよ。
誰よりも大マジメに「ワイは面白い(おもろい)漫画を描きたいんや!」と思ってるんすよ。
(´・ω・`)
しかし、北海道のパチンコ店が朝9時オープンだということまでは気付いていなかった三吉センセー。
北斗の拳のオール設定バトルをあきらめ、網走市郊外のホールに移動。
GOGOジャグラーを打つセンセーなのでした。
午後2時頃、ヘタレヤメするセンセー。
微妙に勝ってます。
いったんスロ実戦から離れ、流氷見物の観光船に乗るセンセー。
現場で手帳にメモした風景描写をマジメに書き並べるセンセー
観光船から降りたあと、スロ実戦を再開。
当時の北海道は、設定札を刺すホールが普通にありました。
しかし、健闘むなしく負けてしまうセンセー。
さすがに最高が「2連」では勝てませんわな。
結局、2泊3日でトータル6万負け。
「グキ」のときの右手の作画が崩壊気味だけどドンマイドンマイ気にすんな。
この旅打ち中に色々なことを考える時間があり、伝説のキャラクター(っていうか北斗の拳の攻略法である)「キャシー」の着想を得たとか得なかったとか。
(´・ω・`)
知らんけど
描き下ろしの旅打ち漫画が、まだまだたくさんありますよ~。
(PR)
サマンサ三吉センセーの漫画作品は【DMMブックス】を始めとした電子書籍サイトで購入することができます。
「大阪いてまえスロッター万枚くん」
「万発くん」
「スロマンガカ」
「パチスロで勝つための2択力」(新書)
などなど。
ライター・タレントランキング