ぶらり福井県(5)
記事一覧へ公開日: 2014/08/12
めがねミュージアムからJR鯖江駅に戻り、さらに徒歩で、福井鉄道(私鉄)の西鯖江駅を目指しました。
暑くてフラフラ。ふとした瞬間に目の前が霞みます(↑の写真みたいな感じ)。
途中、冷たいかき氷を扱っている喫茶店の前を通りました。すこしココロが揺らいでしまいましたが、もうすぐお昼ごはんだから。ガマンガマン。
そういえば、この「氷」のハタ(?)。日本全国どこに行っても同じようなデザインのハタを使っていますよね?
床屋さんの赤青のクルクルと同じく、誰が見ても「ここは、かき氷を扱っているんだな」と瞬時に分かります。
気になったので、ちょっとインターネットで調べてみました。
まず、正式な名称は
こおりばた【氷旗】
というんだそうです。なるほど、そう言われれば、それ以外にないよな、という見事な名称です。
…が、しかし。わかりやすく「氷旗のルーツはコレだ!」と解説してくれているウェブサイトは見つかりませんでした。
ただ、あれこれ情報を集めてみた結果、なんとなく分かったことは以下のとおり。
…まだ製氷機などというものが存在しなかった明治時代の初期に、冬の北海道・函館の五稜郭の堀で作った天然氷を船で横浜・東京に運んで「函館氷」として販売する流通システムが大ヒット。そのときに函館氷のブランドを表すものとして、大きく「氷」と書かれたハタが使われたのが氷旗のルーツなのではないか。
ふむふむ、なるほどね~
というわけで、JR鯖江駅から徒歩で20分ぐらいのところにある福井鉄道・西鯖江駅に到着です。
ここから電車に乗って、2駅となりの「水落駅」まで移動します。
券売機で乗車券を購入。福井鉄道はJRと関係ないので、青春18きっぷは利用できません。
…あれっ。どこかで見たことある車両だな。と思ったら、かつて岐阜県の名鉄・美濃町線(平成17年に廃止)で活躍していた車両ですよ(880形)。なつかしすぎる~。
福井鉄道
西鯖江駅→西山公園駅→水落駅
ここで降りました。
ローカル私鉄の、いい雰囲気。
そして、水落駅から徒歩で20分…
ヨーロッパ軒!
福井県を代表するグルメ「ソースカツ丼」の名店です。
福井県内に19店舗を展開していて、そのうち、鯖江市にあるのは1店舗だけ。ここ、神明分店(しんめいぶんてん)にやってまいりました。
汗だくすぎるので、カツ丼よりも先に、とにかく水をください!
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