継続
記事一覧へ公開日: 2015/02/10
旅打ち用語・パチスロ用語の基礎知識シリ~ズ。あいうえお順の9回目は「け」から始まる言葉です。
けいぞく【継続】
パチスロにおいて、ATやART当選時の一撃獲得枚数を左右する要素の一つに「継続(率)」というのがあります。「ループ(率)」という言葉が使われる場合もありますね。
たとえば「パチスロ北斗の拳・転生の章」のSPバトルには3種類《77.7%・80%・90%》の継続率が用意されていて、もっとも優遇されている継続率90%が選択された場合には平均で10連チャンが期待できるのです。
さて、3月14日の開業が目前に迫っている北陸新幹線ですが、新潟県上越市に新しくできる駅は『JR上越妙高駅(じょうえつみょうこうえき)』です。
JR東京駅からの所要時間は、およそ1時間50分となるようです。
その新幹線JR上越妙高駅から在来線に乗り換えて4駅のところにあるのが『JR直江津駅(なおえつえき)』。
小説家・林芙美子(1903-1951)の代表作『放浪記』に、この直江津の町が登場しています。
小説の中で主人公が食べ、死を思いとどまったのが「継続だんご」です。
継続だんごは、JR直江津駅前から伸びる「放浪記ロード」沿いに建つ和菓子店「三野屋(みのや)」さんで販売しています。
直江津名物『元祖・継續だんご』
米どころ高田平野の中心地「直江津」に米穀取引所が置かれたのは明治26年。その10年後の明治36年、取引所が廃止されると決定されるや、直江津市民あげて廃止に反対し、取引所の継続を訴えた結果、さらに10年間の営業継続が許可されることになり、これを祝って作られたのが「継続だんご」なんですってよ。
このだんごがあまりにも好評だったために、そのまま現在にいたるまで約110年もの間、作り続けられているのです。
『放浪記』といえば、女優・森光子さんのライフワークになっていた舞台作品(公演回数記録…2017回)としても有名です。
放浪記ゆかりの地であるJR直江津駅前には森光子さんの国民栄誉賞受賞と舞台・放浪記の2000回公演を記念する碑が置かれています(この記念碑が置かれた1年後に森さんは亡くなったそうです)。
まさに「継続の聖地」と呼ぶにふさわしいJR直江津駅。みなさんも訪れてみてはいかがでしょう。
ちなみに「継続だんご」は、おモチのような食感のものではなく、白アンのおまんじゅうを小さくしたような食べ物です。
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