シャッフルレインボー
記事一覧へ公開日: 2015/11/17
前回からのつづきです
【5】バラエティーコーナーがなかった
今では当たり前になっている「バラエティーコーナー」ですが、ボクが放浪生活に突入した1997年頃には全く存在していませんでした。さまざまな機種を1~2台ずつ寄せ集めたコーナーを設けているホールは無かったんです。
いわゆる「バラエティーコーナー」が登場するのは2002年~2003年頃のことで、普及が進んだのは2007年以降の4号機から5号機に移行するタイミングのときです。
最初の頃は「シャッフルコーナー」や「レインボーコーナー」などと表記しているホールもありましたが残念ながら多数派になることができず、全国的に「バラエティーコーナー」という呼び方のほうが定着していくことになります。
これは、バラエティーコーナーを設けていなかったホールの一例。
2008年頃のシマ構成図です。
こちらは2009年の1月に撮影。ついにバラエティーコーナーを新設することになったホールのシマ構成図です。《新》の文字が見えてます。
今だったらバラエティーコーナーに置かれてもおかしくない機種(どれとは言いませんけど)が普通のシマのほうに導入されています。そういう時期だったんです。
これは2009年6月に撮影したシマ構成図。今となっては、この「スロットバラエティ」と書かれている場所に何が設置されていたのか不明です。
「小野真弓のかわいい日本昔話」とか「氷川きよし劇場」とか?
ガンダムの隣の「ドキューン」は三洋のパチスロ機。某検索サイトによると現在の設置店は全国で1軒のみです。
さらにこちらは2010年の2月にバラエティーコーナーを増設したホールのシマ構成図。もともとあったバラエティーコーナー(青い色のところ)に加え、新たにバラエティーコーナーの面積を2倍に増やしています。
SNKプレイモアの「爆走列島」(なかなかのレア台)を普通のシマのほうに設置しているなど、店長さんが導入台の選定に苦労している様子がじわ~っと伝わってくる興味深いシマ構成図です。
そして最後に紹介するのは去年(2014年)、岡山県のホールで目撃したシマ構成図。
バラエティーコーナーでもなくシャッフルコーナーでもなく、もちろんレインボーコーナーでもなく。
なるほど、こういう言い方をすることもできるんだなと感心してしまいました。
【ベストセレクション】
単なる寄せ集めではなく、店長さんのお気に入りの機種だけを選抜したり、アンケート結果をもとにして機種を導入したりといったイメージが漂ってきます。
ぜひ参考にしたいですね?
(´・ω・`)?
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