第一級の資料(史料)に出会う
記事一覧へ公開日: 2016/06/14
(つづき)
このまま一気に「パチンコ発祥の地」にハタを立てるところまで突き進みたい!
ちょっと興奮しています。
なぜなら、もしかすると「パチンコ発祥の地」を直撃できるかもしれない、第一級の資料(史料)を見つけてしまったからです。
名古屋市内に21ヶ所ある「名古屋市立の図書館」のうちの一つ、西区の西図書館へ。
西区役所のとなりにあります。
事前のネット検索により、ここ西図書館には『天の釘――』(鈴木笑子さん著・2001年発行の書籍)が置いてあるってことが分かっています。
ここ以外にも名古屋市内・9ヶ所の図書館に『天の釘――』が置いてあるのですが、たまたま、かつてパチンコマサムラが存在した場所(現在は新しいマンションが建っているところ)のすぐ近くだったので、西図書館をチョイスしたわけです。
※ちょっと前に「名古屋市内の11ヶ所の図書館に置いてあることが判明した」と書きましたが、すこし間違ってました。
合計で11冊というのは変わらないのですが、そのうち「鶴舞中央図書館」に2冊重複して置いてあることが分かったので、図書館の数としては10ヶ所になります。
どうでもよくないよ。大切なことだよ。
(´・ω・`)
館内は写真撮影禁止です。
事前の検索で【一般開架・西区資料】の棚に置いてあることがわかっているので、その場所を探してみると…
すぐに発見できました。
開架2番の、一番右。上から4番目の棚のところ。『天の釘――』は380ページにも及ぶ厚い本なので、かなり目立っていました。
できれば、この本を借りて帰りたいところなのですが、名古屋市立図書館で本を借りることができるのは
・愛知県内に住んでいる人
・愛知県内の学校に通っている学生
・愛知県内に職場のある社会人
…以上。
がびーん
(´・ω・`)
かなりのボリュームがある本なので、できれば借りたいところだったのですが…
…ん?
この本のほかにもパチンコなんちゃらっていう文字が視界に入りました。
同じ棚に置いてあった、A4ぐらいの大きさの薄い本です。
正村竹一資料室第2章
パチンコミュージアム
どうやら、スゴイものを発見してしまったようです。
これは正村ビルの3階にあったと言われている『パチンコミュージアム』の図録(ずろく)!
図録というのは、博物館や美術館などの展示物や収録物について詳しく書かれている、「パンフレットのすごいやつ」みたいなものです。
定価は書かれていますが、ISBNコードが見当たらないので、一般の書店ルートでは販売されなかった冊子なのではないでしょうか。
パチンコミュージアムの受付で販売されていたか、あるいは関係者のみに配られた特別な出版物である可能性があります。
いずれにせよ、これは大発見。
検索をかけてみたら、21ヶ所ある名古屋市立の図書館のうち、この図録は西図書館1ヶ所だけにしか置いていないことも判明しました。
わざわざパチンコマサムラの跡地を訪れて正解だったということです。ムダじゃなかったんですよ!
しかし、どこから手をつければ良いものやら。
情報量の多い資料(史料)が急に見つかってしまったので、すぐには消化できません。
ハタを立てるのは、もうちょっと先になるかも
(´・ω・`)
(つづく)
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