特殊な特殊景品
記事一覧へ公開日: 2016/10/11
先日ツイッターのほうで、昔ながらの「ボールペンの特殊景品」を紹介したところ、
とある若い人から『カード型の景品以外は見たことないです』という反応が寄せられました。
(´・∀・`)ニヤリ
旅先で出会った特殊景品については、これまでにも何度か紹介してきましたが。まだどこにも書いたことがない新たな解説も付け加えながら、この機会に振り返っておきたいと思います。
まずは、機械で処理するときに都合が良いため、じわじわと普及が進んだカード型の特殊景品から。現在は、全国ほとんどの地域で見られるようになりました。
【その地域の特産品や有名観光スポット、歴史的な建造物などがプリントされてるもの】
和歌山県・「みかん」
和歌山県・「梅」
「梅」は珍しいと思います。おそらく和歌山県だけじゃないでしょうか。
↓のように、「桜」なら結構たくさんあるんですけど。
岡山県・「醍醐桜」
根元周り9m、岡山県一の巨木なんだそうです
(´・ω・`)あんまり知らないけど
岐阜県・「根尾谷の淡墨桜(うすずみざくら)」
岐阜県・「春の高山市、中橋(なかばし)付近」
右下の赤いやつは岐阜県の飛騨地方で古くから親しまれている伝統工芸品の「さるぼぼ人形」。全国的な知名度はイマイチかもしれませんが、岐阜ケンミンなら誰でも知っているメジャーな存在です。
※「ぼぼ」=飛騨地方で【赤ん坊】を意味する言葉。
大ヒット中のアニメ映画「君の名は。」でも、ラーメン店のシーンのところで、おにぎり弁当を包んでいる風呂敷に「さるぼぼ」が描かれています。
九州地方では、あんまり大きな声で言わないほうがいい言葉ですね。
(´・ω・`)
↓岐阜県・大垣エリアのカード型景品は、3種類とも桜の季節の写真が使われています。
「住吉灯台」
=江戸をスタートした松尾芭蕉の「おくのほそ道」のゴール地点
「大垣城と戸田氏鉄(とだうじかね)の像」
戸田氏鉄=大垣藩の初代藩主
「松尾芭蕉と谷木因(たにもくいん)の像」
谷木因=松尾芭蕉の俳句仲間で大垣出身。
う~~ん、じつに味わい深い。
今回は「特殊な特殊景品」までたどりつけませんでした。次回につづきます
(´・ω・`)
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