そして南三陸町へ
記事一覧へ公開日: 2017/06/27
旅打ち9日目。宮城県石巻市のマンガロードを散策したあとクルマを50分ほど走らせ、同じ宮城県の南三陸町(みなみさんりくちょう)に向かいました。
新しくできた自動車専用道は使わず、古くからあるほうの国道ルートを選択。景色がぜんぜん違うからです。
景色の良い海岸線を北へ。このあたり一帯は国立公園に指定されています。
南三陸町の中心街のすこし手前、仮設店舗で営業しているコンビニが現れます。
2011年3月の震災により大きなダメージを受けた地域です。
将来的に予想される大きな津波に備えて町全体の地盤をかさ上げする工事が行われていて、場所によっては10mほど地盤を高くする予定なんだとか。
「あのような悲劇を二度と繰り返さないため」
なんて言うと聞こえは良いけれど、人工的に作った地盤でほんとに大丈夫なの?
均質な土砂を盛って作られる人工的な地盤(いわゆる埋立地)は地震の揺れ方によっては液状化したり沈下したりする場合があるんじゃないかと思うんですけど。その直後に強めの津波に見舞われたときとかは、どんな感じになるんでしょう。
この地方で行われている地盤のかさ上げについてインターネットで調べてみたけど、そこらへんのことに触れてるサイトがうまく見つかりませんでした。自治体の公式ページにもネガティブなことは書かれていませんし。
あんまり難しく考える必要ないんですかね???
いや、やみくもにケチをつけたいわけじゃないんですよ。ましてや復興の足を引っ張りたいわけでもなんでもありません。
心配して言ってるだけです。
頭のいい人(たち)が作ったはずのインフラが、「そこまでは想定してなかったし」とかいって不具合や事故を起こすことが、これまでにもあったじゃないですか。
土木建築に詳しい専門家は「いや、盛土試験で強度は確認済みだから大丈夫ですよ~(ドシロウトが口を出すんじゃねえ)」とか言うかもしれないけど。
高速道路の運営会社が大丈夫だと判断してたトンネルの天井が崩落した事故の実例を持ち出すまでもなく、その道に詳しい専門家だからこそ「科学的見地にもとづいた机上の計算」に引きずられることもあるんでないかい?
な~んて言ってみたところで、すでに推し進められている復興事業が後戻りなどできるわけもなく。
どうか、このかさ上げ計画が成功しますようにと祈るほかありません。
(´・ω・`)
工事そのものは普通に完成するだろうけど
すでにかさ上げ工事が終わった場所に作られた「復興商店街」に、多くの観光客が集まっていました。平日の昼間とは思えない賑わいです。
観光バスも10台ぐらい来ています。
これは、あえて人の少ないところを狙って撮った写真(なるべく人物の映り込みがないようにと)。
商店街が閑散としているわけではありません。
じつは、ここでウニ丼か海鮮丼を食べようと思ってたんですけどね。ちょうどお昼どきで年配の団体客の行列ができていたので今回は断念しました。
南三陸の海の幸が大人気ですよ。
そして、ここでもまた宮城県産のお米を買ってしまいました。
(´・ω・`)
すごく美味しそうだったもんで
商店街からすこし離れたところにピラミッド型の「展望台」アリ。
かさ上げ工事の進捗状況がわかるようになっています。観光客や、この地域に関わりのある人が入れ替わり立ち替わり、展望台に登っていました。
展望台の登り口にある看板。
絵に描いたなんちゃらみたいにならないよう、お願いしたいものです。
予算がついたら、あとはオレ知らね。ほぼほぼ下請けに丸投げポイってパターンもありがちですし。
商店街から山側に数100m行ったところにも新しい建物のお店がありました。
震災の記録写真などを展示しているスペースと、おみやげ店ですね
『Bigウキ浮き球キーホルダー・運気も浮きウキうup沈まないお守り』
(原文ママ)
なるほど、漁網につけるガラス製の浮き玉か。
沈まないってことはパチスロのお守りにピッタリかも。スランプグラフが沈みそうになったときに発動させるお守り?
というわけで2コ買ってしまいました。
ただいま発売中(2017年6月26日発売号・一部地域は遅れます)の『別冊パチスロパニック7』に、今回の旅打ちの模様が収録されています。
別パニ最終ページの応募要領をよく読み、ご希望の色(赤か緑)を明記の上ご応募下さい。
(´・ω・`)
自分用に、もう1コ買っておけばよかった、失敗した
(´・ω・`)
付録DVDには出演していません
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