Aタイプの「A」の意味
記事一覧へ公開日: 2017/07/16
旅打ち13日目。栃木県で若い女性店員さんに惚れたあとパチスロサザンアイズの設定Cを打ったあと、ラーメン店に立ち寄ったりしつつ国道4号線を走って埼玉県に移動しました。
現在時刻は午後10時20分。もうすぐパチンコ店では♪ホタルノヒカリが流れ始める頃合いです。
(´・ω・`)
時間に余裕があったとしても今回は埼玉県で打つつもりないっすけど
国道4号線沿い、埼玉県春日部市(かすかべし)・某パチスロ専門店の2階にパチンコ・パチスロゲームセンターがあるんです。
(1階は普通のパチスロ専門店、2階がゲームセンター)
ここを通りがかるたびに立ち寄っていて、これが5回目ぐらいの訪問になります。
営業時間は深夜0:00まで。
ドアを開けて階段を上っていくと…
まず現れるのが伝説の名機を展示しているコーナー
1985年登場の1号機「パルサーXX(日活興業)」や1989年登場の2号機「ロックンロール(高砂電器)」など。
パルサーXXは筐体の開発&製造を「山佐」が担当し、ホールへの販売を「日活興業」が担当していました。
ちなみに「日活興業」は現在の「ネット」です。
1999年登場の4号機「ダイナマイト(IGT)」と1993年登場のパチンコ機「ソルジャー(マルホン)」。
以前、パチスロ雑誌の付録DVDの企画で「パチスロゲームセンター探訪」的なやつに出演したことがあるんですけど、4号機のダイナマイトを打とうと思ったら
権利関係をクリアできない
ということで、残念ながら収録NGとなってしまいました。
(´・ω・`)
同じような理由で「玉緒でポン」も打てず
レバーオンで火曜サスペンス劇場のアイキャッチが流れちゃうことがあるし、BIGボーナス絵柄を揃えた瞬間に必殺仕事人のテーマ曲が流れてきちゃうし、BIGボーナス消化後に太陽にほえろのBGMが流れてきちゃうしで、さすがに付録DVDに収録するのは無理ですわなあ。
(´・ω・`)
ついでに言うと、最近の台は実戦収録で使えない機種ばーっかり
ここに初めて遊びに来た2009年当時は4号機の「フローズンナイツ」を始めとして3号機や4号機がズラリと並んでいたのですが。
現在は設置台の半分ぐらいが5号機になっています。5号機の時代に移行してから約10年が経過しているので、それなりに懐かしい機種もありますけどね。
やっぱり目が行くのは、放浪生活時代にお世話になった4号機たちです。
初代「ハナハナ30(パイオニア)」。沖縄県ではノーマルなやつを、沖縄県以外ではノーマルじゃないやつを何度も打ったものです。
4号機の初代「バーサス(ユニバーサル販売)」。
小役との重複も、1枚役も、RTもなし。
ハナビとサンダーVを足して3で割ったようなゲーム性でした(個人の感想です)。5号機のバーサスのほうが何倍も面白いと思います。
(´・ω・`)
設定状況は4号機の頃のほうが何倍もゲフンゲフン
「ヒデキに夢中!!(オリンピア)」
勢いで写真を撮ってしまいましたが、これには1ミリもお世話になっていません。
(´・ω・`)
ノーマルじゃないやつを集めたコーナーもアリ。
兵庫県の淡路島でジャグラーが2万枚出てたりとか、かつて日本にも自由な時代があったんです。
(´・ω・`)
ブドウなんて数えてもムダなのよ
山佐の「メフィスト」。テトラリール(4thリール)つきで、それなりにファンの多かった機種です。
いちおう100円だけ遊んでみたのですが、9コあるバックライトのうち3コしか生きてなくて、絵柄がよく見えず。
※写真は露出が補正されてるから明るく写ってるけど、肉眼ではものすごく暗い。
「メフィスト」の下部パネルに目をやると
Type-B(タイプB)と書いてあります。
たかし君「Aタイプとどう違うんですか?」
そんな疑問に、中途半端な知識しか持っていない名波アマが大雑把にお答えいたします。
(´・ω・`)
言葉足らずな部分は許してネ
4号機の時代はBIGボーナス消化時のJAC GAME(ジャックゲーム)の回数でタイプが3つに分かれていました。
Aタイプ=ジャックゲーム3回消化、あるいは小役ゲーム30回消化でボーナス終了が基本
Bタイプ=ジャックゲーム2回消化、あるいは小役ゲーム20回消化でボーナス終了が基本
Cタイプ=ジャックゲームなし、シングルボーナスや小役の集中でコインを増やすのが基本
たかし君「ジャックゲームって何ですか?」
え?
そこから?
(´・ω・`)
っていうか、おまえ誰?
そこらへんの細かいところはユーチューブで4号機の動画を見るなりしてご理解いただくとして、4号機のニューパルサーやハナビ、ジャグラーシリーズ、ハナハナシリーズなど大ヒット機種の多くがジャックゲーム×3回の「Aタイプ」に属するものだったんです。
5号機にはジャックゲームの概念がないので正確に言うと「Aタイプの5号機は存在しない」ということになるのですが、4号機の時代の名残りで「ATやARTの機能を持たない、ボーナスのみでコインを増やすタイプのパチスロ機」を5号機の時代になった今においても「Aタイプ」とか「ノーマルA」とか「純Aタイプ」とか「ドA」などと呼んで区別しているわけです。
現在、パチスロメーカーや全国のパチンコ店も販促資料や店内POP等で積極的に「Aタイプ」という言葉を使っているので、完全に定着していると言っていいでしょう。
3回目のジャックゲーム突入を「リプレイハズシ」の技術によって回避すれば獲得枚数をアップさせることができた初代「クランキーコンドル(ユニバーサル販売)」。
下部パネルの片隅に、ひっそり「A(タイプ)」と書かれています
6枚交換店での初打ちで1万5000枚出てくれた「コンチ4X(アルゼ)」。
ジャックゲーム×2回でボーナス終了だったので「Bタイプ」と書いてあります。
アリストクラートの「爆裂王」。どんなゲーム性だったか、ぜんぜん思い出せない…
これもジャックゲーム×2回の「Bタイプ」だったようです。
こちらは大いにお世話になりまくった「B-MAX(アルゼ)」。この場合の「B」はABCのBではなく、ボーナスの頭文字のBです。
ジャックゲーム×3回だし。
1回のボーナスでたくさんのコインが獲得できる機種だよ、という意味で名付けられたハズです(たぶん)。
これは違う意味でのBタイプ
(´・ω・`)
2005年登場、4号機の初代「押忍!番長(大都技研)」。
ATやARTの機能はなく「Aタイプ」でした。が、ストック機だったので、そのボーナス自体が切れ味鋭く連チャンしたのです。
保通協への持ち込み段階の型式名は「デンセツノオトコD」。AとBとCも保通協に持ち込まれたのかどうかは不明です。
今と比べたら液晶画面のドットが粗いですね。当時は「この画面、ドットが粗いなあ」なんて、これっぽっちも思いませんでしたが。
そのほか
CT(チャレンジタイム)付きのBタイプ「デルソル(エレクトロコイン)」
同じくCT付きのBタイプ「アステカ(エレクトロコイン)」
ちゃんと面白かったほうの「ナイツ(山佐)」などなど
今回も楽しく遊ばせていただきました。
ありがとうございました。
このあと、さらに国道を走って東京を通過し、神奈川県を通過し…?
(´・ω・`)
どこかに設定Cないかな~~
(旅打ち14日目につづく)
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