そば屋？ラーメン屋？

大捜査in山形！

…え～と、何日目でしたっけ。

（いったんログアウトして再確認）

…大捜査in山形の第５日目！

開店前から某ホールに並び、10番手ぐらいで入店したんですけどね。先頭付近の若者が「パチスロ３×３EYES～聖魔覚醒～」にストーンと座り、それが設定Ｃでした。お見事です。

設定Ｃを探し出すことができなかった名波選手はマイナス２万円で午前中のうちにギブアップ。実戦終了となりました。

さてさて、お昼ごはんの時間です。

やってきたのは山形県河北町（かほくちょう）のお蕎麦屋さん

…この段階で

「ちょ、待てよ名波、蕎麦だけじゃないかもしれないべ」

と、山形ケンミンならば違和感を覚えるのが普通です（たぶん）。

？？

あと、「山形県の肉そば」には牛肉が入っていません。

？？？？

まあまあ、とにかくお店の中に入ってみましょう。

メニュー表がこちら

そば類

そりゃね、店名に「そば」って付いてるぐらいだから、そばがあるのは当たり前。

でも

「肉そば」700円
「鳥そば」900円

肉そばと鳥そば、何がどう違うのか。まったく説明がありません。

ここ河北町は鶏肉を使った「肉そば発祥の地」として超有名です。おそらく、どっちかが「親鶏」で、どっちかが「若鶏」です。こんなことならお店の人に聞いておけばよかったなあ。

らーめん類

ラーメンもあるのかよ。

とツッコんではいけません。山形県の「そば屋」のメニューにラーメンがあるのは当たり前だからです。

「ほらね、蕎麦だけじゃなかったべ？」

おそらく、山形県の人に理由を聞いても、しっくりくる答えは得られないんじゃないでしょうか。

「昔から、それが普通だったから」「理由なんて考えたこともない」と言われて終わりです。

やはりラーメン部門においても「肉中華（冷のみ）」と「鳥中華（冷のみ）」の違いについて説明はありません。

うどん類

もう、ついでだから、うどんも出しちゃえ。

ってことなのかどうか分かりませんが、すでに蕎麦とラーメンが同居してる時点で一線を超えていますから、あとはもう、うどんが出てこようがパスタが出てこようが何の問題もありません。

なんだったら、冷やし中華もありますし。

注文したのは「肉中華・700円」

２万円負けた直後だったので、900円のほうをチョイスする気持ちになれませんでした。

ハイ～

ずどム

河北町名物「冷たい肉そば」の中華麺バージョン。

肉は、親鶏（おやどり）のほうでした。噛みごたえのある鶏肉です。

どちらにせよ牛肉ではありません。

これが思わぬ大ヒットでして。

いろいろシンプルで、とくに深みがあるとか、複雑な味わいがどうのこうのってことではないんですけどね。

ほどよい冷たさ（常温より少し低いぐらい）の中華麺と、ダシの効いた醤油ベースのスープがめちゃくちゃ合うんですよ。

熱い料理が苦手というのもあって、これは個人的に思わぬ大ヒット（２回目）。

またすぐ夜にでも、もう一回たべたいぐらい。

こちら河北町には、冷たい肉そばを提供しているそば屋さんが14軒ほどあるとのことです。

河北町商工会の肉そば特設ページにも「鳥そば」と「肉そば」の違いの説明が書かれていないばかりか、そもそも、なんの肉を使っているかもまったく書かれていませんでした。

自分らの頭のなかでは、そりゃあ、当たり前すぎるぐらいに分かりきってるんだろうけどさ。