金曜日は台移動自由
記事一覧へ公開日: 2018/10/04
今は当たり前になっているものが昔は当たり前じゃなかったり、昔は当たり前だったものが今は当たり前じゃなくなっていたり。
たとえば昔は、ホールの建物の外壁に交換率が大きく書かれていても不思議ではありませんでした。
(2001年頃に撮った写真)
ちょっと見えにくいかもしれませんが、建物のカベに
5.5枚交換
とか台移動自由とかパチンコ完全無制限とか大きく書いてあります。
(これも2001年頃に撮った写真)
こちらはロードサイドの広告看板。よく見ると看板の一番上に
全台等価交換
って書いてあります。
わざわざ店員さんに聞いたりしなくても交換率が丸わかり。旅打ちのときは助かりました。
しかし、いつの頃からか交換率を表示しちゃいけないことになって、そればかりか、店員さんに聞いても教えてくれなくなったりして。
そんなこんなで今回の「パチスロひとり旅Classic」は19年前、愛知県岡崎市のホールを偵察して回ったときに、ノートに書き留めた内容を紹介します。
写真は全て岡崎市のものではありますが、あくまでもイメージです。内容とリンクしていません。
1999年(平成11年)10月4日(月曜)
9:15
岡崎健康ランドから出発。寝坊してフロに入れなかった。
クルマを愛知トヨタの販売店に持っていって修理の依頼。部品が届くまで3~4日かかるとのこと。連絡待ち。
つまり、仙台市でおカマを掘られたときのままの状態でクルマを走らせています。
岡崎市を訪問するのは数ヵ月ぶりなので、ホール状況の変化を把握するべく市内をウロウロしました。
【1軒目・C店】
8枚交換。
B-MAXの朝イチ台がブルった!
飲み込まれて(-)1000円
ロボカード+ブルで立ち回れば、そこそこヤレそうな雰囲気。
「ロボカード」と書いてあるのは、実際はデータロボ端末のこと。ブル=ブルルンチェックです。
【2軒目・Z店】
客付き95%で大賑わい。
6枚交換に変更したらしい!
客多すぎで手が出せない。
月曜日の午前中に客付き95%ってのはスゴイ。7枚から6枚に交換率を変更した直後なので、すこし無理をしてアケていたようです。
「交換率を変更した直後は狙い目の法則」は今も昔も共通です。
【3軒目・F店】
7枚交換。
毎週金曜日は台移動OK!
B-MAX、サンダーVが狙い目か。
一週間のうち金曜日だけ台移動オッケーとか、面白いですよね。この数年後には多くのホールが5.5~等価交換への変更を行い、台移動自由が当たり前になっていきます。
【4軒目・C店】
客付き30~40%。
フローズンナイツが跡形もなくなっている。残念。
【5軒目・H店】
サンダーVを試し打ち。投資4000円でBIG×1。即ヤメ。
(+)3600円
店内に「等価」と書いてあったから即ヤメしたのに交換してみたら5.5枚交換だった。
このホールに限らず、そして愛知県に限らず、当時は5.5枚交換であるにもかかわらず「等価」をアピールしているホールが少なからず存在していました。
5.0枚=「完全等価」、5.1~5.5枚=「等価」
7~8枚交換が当たり前だった時代に比べりゃ5.5枚なんて、ほぼ等価みたいなもんでしょ?アンダスタン?
という空気でしたが、個人的には5.5枚を等価と表記するのはヤメてほしいと思っていました。
【6軒目・Y店】
完全等価。
毎週水曜はスロット高設定の日。
月曜から金曜は朝イチ高設定告知あり。土曜と日曜はナシ。
「朝イチ高設定告知」というのは、朝の開店直後にだけ札が刺さっていて、少し時間が経ったら札を撤去してしまうやつです。
つまり、「ほかのホールへは行かず、ぜひ朝イチからウチのホールに来てネ、朝イチから来ればイイことあるよ」ってこと。
【7軒目・J店】
毎週水曜はスロット爆発デー。
交換率不明。
【8軒目・T店】
10月9日(土曜)はスロット入れ替え全台高設定!
とのこと。注目。
偵察中に岡崎市内の6軒で12台をハシゴ打って
本日のトータル収支…
(-)9600円
いろいろ自由だったり不自由だったり。
「コンプライアンス」なんて言葉は聞いたことすらなかったり。
とてもおもしろい時代だったと思います。
(´・ω・`)
ドラえも~ん
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