大マジメに懐かしむ
記事一覧へ公開日: 2019/02/24
「パチスロひとり旅Classic」のほうは東京が目の前に迫っていますけれども、いったんここで小休止。
当時(今から20年ぐらい前)の「パチスロ攻略誌」の内容が、どんなものだったのかについて大マジメに振り返り、懐かしみたいと思います。
20年前といえば「ブーム」と言っていいぐらいの勢いで4号機が盛り上がり、パチスロ人口も右肩上がりに増加。
「パチスロ必勝ガイド」や「パチスロ攻略マガジン」が月×2回の発行になったり、まったく新しい攻略誌が次々に登場してきたりといった具合で、攻略誌の市場も拡大していたタイミングです。
というわけで、とほほん御殿の4階にあるパチスロ雑誌のライブラリーから数冊の攻略誌を引っ張り出してきました。
※パチスロ攻略誌の歴史や文化を大マジメに振り返る内容ですし、引用が許されると判断し、ここに紹介させていただきます。
1冊目は【パチスロ必勝ガイドMAX】の1999年12月号。
税込み480円です。
表紙を飾っているのはSANKYOの「メイクエ」と…
…山佐の「オイチョカバ」。
失礼ながら、ちょっと”弱い号”ですかね(にがわらい)。
当時としては当たり前だった「解析速報」の大きな文字も見えています。
巻頭カラーで6ページにわたって特集されているのは新機種「メイクエ」。
本年度最強話題作!
って書いてありますけどね。苦笑いするほかありません。
誰もが知りたいリプレイハズシについては2ページにわたって詳しく紹介。
まだ当時は「フリー打ち」という言葉が存在せず、当たり前のように「おやじ打ち」と言っています。
そして、メイクエ設置店を実際に訪問し、営業時間外に打たせてもらって採取してきた実戦データを紹介するページには…
若き日の、ういち選手の勇姿。
(´・ω・`)
わっけえな
オイチョカバを紹介するページには「DDT打法使用時のリーチ目」!
「DDT」ではなく「DDT打法」と表記しているところに注目ですな。
まだ本格的な導入が始まっていなかった大花火を特集したページ。
リプレイハズシについて触れている箇所には、3連ドンちゃん絵柄を狙う手順のみが紹介されていました。
しかも、「ビタ押しハズシは一切不要」とまで言い切っちゃってますよ。
おそらく次号ぐらいからはビタ押しハズシ手順にも触れてると思うんですけど。
情報が錯綜している初期段階では、こういうこともありますよね。
押しも押されもせぬ大人気ページ
「オッス、オレだ」の一文から始まる或るハナビの一生です。
「トリ俺(とりおれ)」「のりお(=のれん・リプレイ・オレ)」などは、一部のスロッターの間で大流行語になりました。
電話DEねるとん
(´・ω・`)
テレクラの広告
91時間バトルのページは、その号の対象機種ももちろんですが、もっと気になるのは出走する選手たちのラインナップ。
豪華やの~
この号の結果は(+)27万5000円
昔は当たり前のように、だいたい勝ってましたよね。
リーチ目○○○個、一挙大公開!のページ。
この号は、解析作業が完了したワードオブライツの順押し鉄板リーチ目を7ページにわたって大特集しています。
巻末の、「その他の新機種」を小さく紹介するページ。
中には「この、メーカー発表の数値、意味あんのか??」と疑問に思いながら読んでいた機種も……。
そして最後の最後、巻末の広告ページ。
これも、ひそかに楽しみだったな~
伝説の札束風呂(さつたばぶろ)
当時、いろんなパターン、バージョンがありました。
※編集部が関わっているページではなく、単なる広告です
(´・ω・`)
楽しみすぎて震える
1冊だけで、もう、おなかイッパイ?
もうちょい続けましょうよ。
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