大マジメに懐かしむ【２】

 

前回に引き続き、20年ぐらい前の「パチスロ攻略誌」を大マジメに振り返り、懐かしんでいきます。

 

２冊目は【パチスロ攻略マニアックス】の2001年6月号。

税込み480円です。

 

短辺210mm×長辺257mmは「パチスロ必勝ガイド」と同じ大きさ。

「A4の短辺」＋「B5(JIS)の長辺」を組み合わせた、必ずしも一般的ではないサイズ（＝AB版）なので、おそらく必勝ガイドを強く意識して本の大きさをキメたのでしょう。

 

 

「Vol.1」「新発進号」などの文字が見えていることから、「リニューアル第1号」あるいは「実質的な創刊号」のような位置付けになっているものと推測できます。

詳しい事情は分かりません。

 

 

 

 

あっ

 

よーく見たら

小さく「ボートボーイ６月号増刊」って書いてありました。

 

読者にとってみれば、どうでもいいことですが。

まだ「月刊・パチスロ攻略マニアックス」としての販売実績がないため独立した雑誌コードが与えられておらず、既存の定期刊行雑誌の増刊号の扱いで書店やコンビニに流通させている段階であることが伺えます。

ケースバイケースなので確実なことは言えないですけど。

 

 

あと、「完全勝利至上主義パチスロ攻略誌」と書いてあるのも無視できません。

専属ライターが少ないため読み物のページが手薄にならざるをえない事情から、逆に、攻略情報に特化する姿勢を打ち出すしかないということだったのかもしれません。

 

 

巻頭カラーの機種ページは

メーシーの「クレイジーレーサー」

懐かしいね～。

 

さらに

アルゼの「デカドンちゃん２」

 

リプレイハズシを駆使すればBIGボーナス×１発で平均590枚ぐらい獲得できる仕様なので「A-600」って書いてあります。

明確な定義があったわけじゃないですけどね、A-○○○みたいな言い方は。

 

ちなみにリプレイハズシ使用時の設定６・払い出し率は135.8％（解析値）。

１日打ち切ったら(+)16万円前後ですよ奥さん。

(´・ω・｀)

 

 

 

「おやじ打ち」ではなく「適当打ち」という言い方で統一していますね。

 

 

 

読み進めていくと

「シックス・スロッターズ・センス」なるコーナーが…

 

第１回目の対象機種は「大花火」。

 

ページの構成を見ると、ほぼ「91時間バトル」です。

選手が７人→６人になってるだけで、ほぼ「91時間バトル」です。

(^^)にがわらい

 

 

トップバッターは

 

なんとビックリ

イトシンさんじゃないですか！

 

「はじめまして伊藤真一です」って書いてあるから、ライターになって間もない頃でしょう。

これは貴重。

 

しかも

帽子をかぶってないんすよ。

(´・ω・｀)
バリバリ元気なんすよ

ボーボーなんすよ

 

 

営業妨害になるかもしれないので、強めに塗りつぶしておきました。

(´・ω・｀)

 

ちなみにvs大花火の結果は

 

(+)22万9000円！

何度も言うように、だいたい勝ってるんです。当時は。

 

 

編集者からライターまで、幅広く人材を募集しています。

 

「やる気、根性のある人」

わかります。当時は甘い考えでできる仕事ではありませんでした。

(´・ω・｀)
今は？

 

 

 

 

これまた超なつかしい

バルテックの「マネーゲーム」

 

なんと、この台。

電源を切るまで終わらない”永久AT”を搭載していたんです。

 

ドット画面に、まんま「永久」って表示されるし。

(´・ω・｀)
なんでもありかよ４号機

 

もちろんボクは永久なんて引いたことありませんが。ネットで検索をかけると、永久ATで４万枚出たという武勇伝も。

 

 

おっと、裏モノを取り扱っているページがありました

 

 

さすがに裏モノでは負けていますね。

なんだかちょっと、安心します。

 

 

 

そしてお待ちかね。

マニアックスといえばBOSS（ボス）さんでしょう。

見開き２ページで

タイトルは「つ～か、オレもう帰る！」

当たり前だけど、この本が記念すべき第１回目。

 

パチスロ攻略マガジンの誌面から姿を消して数ヶ月。

オレたちのBOSSさんが帰ってきたゾ！

ざわざわしたものです。いい意味で。

 

 

 

（パチスロ攻略マガジンは）色々と問題があって辞めた。

 

一体なにがあったんでしょうか。ボクは事情を全く知りません。

 

 

 

さらにページをめくると…

 

「伊藤真一のスロプロ進化論」！

おもいっきりカッコつけてる！

 

○○○かよ！

 

 

 

一週間のうち実戦５日間でトータル

…(+)20万1500円

 

さすがですね。

これだけ勝っておきながら、記事の中では「昔と比べたら現状は厳しい」って。

どんだけ甘かったんだよ昔は。

(´・ω・｀)
スロ歴０年のオレでも勝てるぐらい甘かった

 

 

 

ここまで紹介した分で誌面全体の４分の１ぐらい。

ものすごく読み応えのある内容になっています。

編集者がかなり頑張っていますね（決して上から目線ではなく、率直な感想として）。

 

発売日の「毎月７日」が待ち遠しくなること間違いなしの、すばらしい雑誌でした。

 

もうちょいやる？
(´・ω・｀)？