大マジメに【3】(終わり)
記事一覧へ公開日: 2019/02/28
20年ぐらい前の攻略誌がどんな内容だったのかを大マジメに振り返ってみるシリ~ズ。今回で終わりです。
あんまりダラダラやってもアレなんで。
(´・ω・`)
ライブラリーから引っ張り出してきたのは「必勝パチスロ虎の巻」の2001年6月号。
税込み480円です。
短辺210mm×長辺257mmで、やはり「パチスロ必勝ガイド」と同じ大きさですね。価格も一緒。
虎の巻=「攻略法が記されている秘伝の書」みたいなニュアンスなので、「必勝ガイド」と「攻略マガジン」のいいとこ取りをしたような、絶妙なタイトルです。うまい。
巻頭カラーで特集しているのはメーシーの「クレイジーレーサー」。
それなりに導入されたけど、弱スマッシュヒットぐらいでしたかね。
ボクは九州の佐賀県でチラッと打って以降、ほとんど触らないまま、いつの間にか居なくなっていたって感じでした。懐かしいといえば懐かしいけど、とくに個人的なエピソードはありません。
「おやじ打ち」の表記は、ここにも。
当時、誰もがなんの疑いも持たずに使っていた言葉です。
とある機種のページで、リプレイハズシの効果が「+23枚」となっていますが、その解説の文章に
「ビタ押しが要求される割には見返りが少ない」と書いてありました。
今だったら23枚も差がつけば御の字ですよね。
ぜいたくな時代です。
そして、おなじみのスタッフ大募集ページ。
編集部員に必要なのは根性と体力!
我こそはと思う方、ドシドシ御応募ください。
って書いてあります。
どっかで聞いたやつですね。前回かな?
どんだけ大変だったんだよパチスロ雑誌の編集作業。
(^^)にがわらい
そして虎の巻がスゴイのは、豪華なコラム執筆陣ですよ。
ゲッツ板谷さん!
内容がパチスロとぜんぜん関係ないのよ。
面白いのは面白いんだけど、パチスロに寄せる気ゼロ。
これもある意味、ぜいたくな時代です。
さらに
西原理恵子さんっ!
文章は、当時、西原さんの夫であった鴨志田穣(かもしだゆたか)さんが担当。
こちらのページも、すがすがしいまでにパチスロに寄せる気ゼロ。
そっくりそのまま『週刊SPA!』とかに載っていてもおかしくない内容が書かれています。
どうかしてますよ、編集方針が。
(^^)にがわらい
誤解のないように申し添えておきますが、↓の画像は名波ライブラリーの本棚の一角を写したもの。
奥のほうに隠れている本も含め、写り込んでいるのは全て西原さんと板谷さんの書籍です。
(´・ω・`)
まあまあのファンですからね
そして、お待ちかねの、あのページ。
巻末の広告ページです。
全米マスコミ界騒然!
今回のバージョンは札束風呂ではなく、札束ベッドでした。
「銀行預金は6億8千万円」
(´・ω・`)
朝起きてすぐにお金を集計するってのも、ちょっとアレだし
どんなバージョンでも、どんなパターンでも、必ず1枚だけ、さえない日々を過ごしていた時代の写真が残っています。
(´・ω・`)
超なつい
いろんな意味で、今の時代には再現が不可能な、ぜいたくな内容に満ちあふれているナイス攻略誌でした。
このシリーズは、いったん終了します。
(´・ω・`)
よほどリクエストがあれば、また考えるけど
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