新宿でデータ取り
記事一覧へ公開日: 2020/08/09
一週間前の当ブログに、仮に“高山県(飛騨県)”が今も存在していた場合の感染者数について書きました。
すでに書いた
2020年8月1日現在の累計感染者数(陽性者数)↓
ひょうたん型をしている岐阜県は上半分が「飛騨地方(=昔の高山県)」、下半分が「美濃地方」です。
2020年2月末~8月1日の期間の“高山県(飛騨県)”の累計感染者数が、たったの「1人」であることが判明して驚いたわけです。
そして一週間後、最新の数字(2020年8月8日現在)がコチラ↓
下半分の「岐阜県・美濃地方」の新規感染者が100人ぐらい増えているのに対し、上半分の「岐阜県・飛騨地方」は変わらず1人のまま。
飛騨地方は人口密度の低いエリアであるとはいえ、なんぼなんでも感染者が少なすぎるのではないでしょうか(もちろんいい意味で)。
ここ1ヵ月の間だけでボク自身も4回ほど飛騨地方を訪れていますし、そのときに飛騨地方から2時間前後のほどよい距離感の名古屋周辺はもちろん、関東地方や関西地方のナンバープレートをつけたクルマも、いちいち数えていられないぐらい普通に見かけていますし。
世界遺産・白川郷や下呂温泉を始めとして、飛騨地方には他府県から人が駆けつけがちな有名な観光地が多くありますからね。決して閉じられた空間じゃないんですよ。
ロックダウンしてるわけじゃないんですよ。
それを踏まえた上でナイスなのは、飛騨地方にお住まいの皆さんが、他地域からの訪問者に対してウェルカムであること。
他府県ナンバーのクルマを白い目で見るような殺伐とした雰囲気は、現在の飛騨地方にはほとんどありません
※4月から5月にかけての、いわゆる第1波のときには残念ながら少しだけありました。
もともと外国人観光客が多い地域だったことも影響しているかもしれませんが、もう今は、どういうシチュエーションで感染しやすいか、どういうシチュエーションで感染しにくいか、ほぼ明らかになってきていますからね。
いたずらに不安をあおったりあおられたりすることなく、飛騨地方の雰囲気は、じつに落ち着いたものです。
数字のゼロに5をかけても10をかけても答えがゼロになるイメージなのかもしれません。
県境の国道脇に「他県からの訪問はお控えください」と書かれた看板(=ウチは感染者が少ないから、感染者多めのそっちの地域から来ないでくれという意味を含み持っている看板)が立っていることもないし、市長が表立って「せっかく飛騨地方は感染者が少ないんだから、感染者が多いところから今は来ないでください」と訴えることもしていません。
じつに落ち着いているのです。
(´・ω・`)
訴えるのが悪いとは思わないですよ、地域ごとにそれぞれ事情が異なるでしょうから
「感染が拡大している美濃地方とウチを一緒にしないでくれ」という論調が飛騨地方で広がっていることもありません。
なんと心の広いことよ!
だからといって油断していいというわけではなく、現場では感染拡大を防ぐ努力をそれなりにやっていますよ。
岐阜県高山市の観光スポットの入口にある「受付」。
岐阜県感染警戒QRシステムへの登録や消毒、衆人環視のもとでの検温などが行われています。
サーモグラフィーの映像が大きなモニター画面に映し出されています。
体温が37.5℃以上だった場合は、ここで御用。
神妙にいたせ!と叫びながら門番が駆け寄ってきて、後ろ手に縄でしばられ、強制送還となります。
くだらない冗談は横に置いといて、このサーモグラフィーって面白いですね。
肌の露出している顔や腕の部分が高めの温度表示になっていますが、それでも今回測定されたMAX体温は「35.8℃」とのこと。
低すぎて逆に心配になっちゃう。
まさか、こんなカタチで名波アマの全身を皆さんに公開することになろうとは。
(´・ω・`)
ネット上で話題になっている「感染者に対する誹謗中傷」も、飛騨地方ではほとんど問題になっていませんし(必ずしもゼロじゃないとは思うけど)。
飛騨地方で初となる陽性者(1名)が出たのは7月下旬ですが、それに対する誹謗中傷も全くといっていいほど聞かれません(必ずしもゼロじゃないとは思うけど)。
まあ、現在は「高山県(飛騨県)」が存在していませんからね。
本当に存在していた場合は、もっと派手に「最初の1人目」が報道されていた可能性もありますけど。
え~と、本当は「いまだ1人継続中」ってことだけ短く言おうと思って書き始めたのに、うっかり長くなってしまいました。
飛騨地方の住民でもないくせに勝手に知ったふうな口をきくんじゃない。と不快に思った方がいらっしゃったらゴメンナサイ。
本題の「パチスロひとり旅Classic」は次回に持ち越します。
三重県のコンチ4Xで大勝ちしたあと、漫画や記事の打ち合わせをするために東京を訪れています。
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