設定5を狙い打つ
記事一覧へ公開日: 2020/09/06
「パチスロひとり旅Classic」です。
前回は2001年(平成13年)10月中旬頃、ブルルンチェックが有効だった愛知県の7枚交換店で大花火を攻めたときの実戦について振り返りましたが。
今回は「小役差枚数カウンターを利用した設定判別法」でシオサイ30を攻めています。
大花火を打ったホールからクルマで15分ほど走ったところに、ほどよい客付きのスロット専門店(6枚交換)がありまして。
※現在は廃業し、あとかたもありません。
当時すでに等価~5.5枚交換が主流になっていた愛知県においては中途半端な換金率だったせいもあってかプロがほとんどおらず、朝早くから並ばなくても狙い台を余裕で確保できるナイスホールでした。
2001年10月16日(火曜)
午前9:15
愛知県のスロ専(6枚交換)S店に到着。
前日(10月15日)に推定設定4の大花火を掴んで5万ちょい勝ったZ店(7枚交換)を連続で攻める選択肢もありましたが、この日はS店のほうにしてみました。
ビタ押しする必要がない機種を打とうと思ったのです。
(´・ω・`)
疲れるし
シオサイ30の設定5狙いをする。
1台目…投資6000円でBIG。
あっさり設定5確定。
ちなみに、このお店のシオサイ30は裏モノではなくドノーマルです。
あと、日記ノートには「確定」と書いてますが、「確実」「濃厚」が正しい表現になりますね。
シオサイ30には液晶演出が存在しないし、設定確認OKのお店だったわけでもないし。
どうして「設定5確実」だと言い切れたのか。
当時、一部の4号機は「小役差枚数カウンターを利用した設定判別法」が有効でした。
その代表選手が4号機ハナビと4号機シオサイ30(ただしノーマル基板に限る)です。
小役差枚数カウンター=「小役の揃いすぎや小役の揃わなさすぎを監視していて、小役の払い出しが極端に偏らないようにする機能」だと思っておけばいいでしょう。ざっくりした表現だけど。
リセット直後とBIGボーナス終了後はカウンター【±0】から始まります。
シオサイ30は内部的に【加算値(設定差なし)=256】【減算値(設定差あり)=99~107】と決まっていて、
たとえば8枚小役が揃うと
256×8=2948加算
4枚小役が揃うと
256×4=1024加算
みたいな計算が内部的に行われます。
意味がわからなくても大丈夫です。
(´・ω・`)
どうせ、もう使えませんし
その一方、コインを投入した瞬間(厳密にはレバーを叩いた瞬間?)には減算が行われます。
減算値=投入1枚に対する数値です。
3枚投入なら
3×99=297減算(設定1)
3×107=321減算(設定6)
レバーを叩いた瞬間には投入枚数に応じて減算が、小役が揃った場合は払い出し枚数に応じて加算が行われ、その時点での計算結果が0より大きければ「小役低確率状態」に、0より小さければ「小役高確率状態」に移行(滞在)となります。
リセット直後とBIG消化直後は小役差枚数カウンターが【±0】の状態になっているので、最初の1ゲーム目は必ず「小役高確率状態」から始まります。
シオサイ30は
小役高確率時の小役抽選確率合算=約1/2.5
小役低確率時の小役抽選確率合算=約1/10
だいたい4倍ぐらいの差がありましたね。
で、え~と。
加算値の256は全設定共通ですが、減算値には設定差がありました。
シオサイ30の減算値
設定1…99
設定2~4…100
設定5…103
設定6…107
高設定ほど減算値が大きくなっていますが、それすなわち
高設定ほど小役高確率状態になりやすい=コイン持ちが良くなりやすい
ということを意味しています。
特定の手順を踏んでプレイを進めていくと、「もしも設定5以上ならこのゲームは小役高確率状態で小役が揃いやすいけど、もしも設定4以下だった場合には小役低確率状態に滞在していることになるから小役が揃いにくい」瞬間が訪れます。
その瞬間が「判別ゲーム」になります。
「判別ゲーム」の35%以上で小役が成立するようであれば設定5以上濃厚、15%以下でしか小役が成立しないようであれば設定4以下濃厚と判断します。
…そして今、ココロが折れました。
簡潔に分かりやすく説明することができません。
がんばって探せば「分かりやすく説明している」サイトがネット上に存在しているはずなので、どうしても知りたい場合は検索をかけてみてください。
(´・ω・`)
これは我ながらヒドイ
総投資1万4000円でテイクオフ。
10時間半で
(+)5万4600円
シオサイ30やハナビは減算値に実用的な設定差があり、小役抽選確率の高低差もハッキリしていたので、この設定判別法がとても有効な機種でした。
2001年10月18日(木曜)
朝イチ、某店。
海人30のリセットモーニングを探ったけど当たらずヤメ。
(-)3000円
遅刻してしまい、ハナハナ30のリセットモーニング狙いができる空き台は残っていませんでした。苦し紛れにハナハナの近くに置いてあった海人(うみんちゅ)を打ってみただけと思われます。
100円ライターを手に3個用意し、開店と同時にハナハナ30の下皿に投げ込んで3台いっぺんに確保してしまう香ばしいおっさんもいたりなんかして。
それを黙認していたホールが良くないっすよね。
6枚交換のS店に移動してシオサイ30の設定5狙い。
ツモって8時間。
(+)4万2400円
本日のトータル収支…
(+)3万9400円
S店のシオサイ30はライバルほぼゼロで”判別し放題”。
昔も今も、ライバルがいるかいないかでパラダイス度が大きく変動しますよね。
2001年10月21日(日曜)
岐阜県穂積町G店へ。
現在の岐阜県瑞穂市穂積町(みずほしほづみちょう)です。
その昔、告知するたびに書き間違えるライターさんがいたものじゃ。
(´・ω・`)
村の長老より
月に一度のG店デー。
ものすごい人。
開店15分前、人だかりに加わってみる。
すっげー頼りない店員さんが小さな声で「横入りしないでくださぁ~ぃぃ」とか言ってるけど誰も従わんよ、そんな言い方じゃ。
きちんとした「行列」ではなく、入場口のドア付近に大きな人だかりができているだけのカオスです。
午前9:00
ドドドドドド
予想通りの混乱。
なにやってんだ。
ハナビは空いていた。
ちょっとだけ打って撤収。
(-)4000円
愛知県S店(6枚交換)に移動してシオサイ30。
今日もツモれた。
(+)3万1600円
本日のトータル収支…
(+)2万7600円
この直後、「試写会が行われるから来てください」と言われ、東京に走ります。
あれの試写会です。
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