東京で試写会
記事一覧へ公開日: 2020/09/08
「パチスロひとり旅Classic」です。
会社勤めをヤメて放浪の旅に出たのは1997年(平成9年)の夏。
2020-1997=23
今から23年前のことになりますね。
(´・ω・`)
たまごっちが流行っていた頃です
ポンコツ中古車に乗って日本全国のパチンコ屋さんを回り、生活費と借金返済のためのお金を稼ぐ日々が始まりました。
寝るのはクルマの中か、オールナイト営業の健康ランド。
住む家がないから家賃や光熱費、NHKの受信料を払う必要がなく、そういう意味では身軽でした。
あと、シャンプーとかトイレットペーパーもいちいち自分で買わなくて大丈夫だったっすね。
(´・ω・`)
リンスは使わない派だから、もともと買ってません
↑そんな情報はどうでもいい
知人や友人の中にパチスロで安定して勝ってる人がいなかったので、“師匠”と呼べるような人は存在していません。
勝っても負けても自己責任の、まさに「パチスロひとり旅」が始まったのです。
不安しかない状況の中、勝ちやすい機種が多かった4号機にも助けられ、途中で破綻することなく、あてのない放浪生活は順調に進行。軌道に乗りました。
(´・ω・`)
日本語がおかしい
さらに、放浪開始から3年後の2000年(平成12年)春には漫画化されることになり、別冊パチスロパニック7の創刊に合わせて連載がスタート。
さらにさらに、漫画の連載開始から1年半後の2001年(平成13年)秋には映画化の話も持ち込まれたのです。
ただ、ボク自身は「映画化してヨシ」と了承しただけです。
脚本など、映画の製作には一切関わっておりません。
もろもろの交渉は全て出版社におまかせです。
なので、主演が誰なのか、カントクが誰なのか、そもそも、いつ完成するのかなど、まったく知らされておりませんでした。
(問い合わせれば普通に教えてくれたかもしれないですけどね)
そんな中、東京本部から「映画が完成しました、試写会が行われるので東京に来てください」と連絡が入ったのです。
2001年10月23日(火曜)
13:00から新橋の徳間ホールで映画の試写会。
思ってたよりもちゃんとしててビックリ。
本当にビックリ。
「徳間ホール」は現在の「スペースFS汐留」になりますね。
知ってる人は知ってると思います。
編集者数名と一緒に関係者枠で入場して観客席に座る。
ただの「試写会」だと思っていたら、出演者やカントクがステージに出てきて、舞台あいさつが始まりました。
ここで初めて、主演が坂上忍さんであることを知ったんです。
出演した皆さんが、徹夜で撮影した苦労話とか健康ランドで行われたロケの話とかをしていました。
「実際の放浪生活は、そんな甘いもんじゃねえ」と思いながら観客席で聞いていましたよ(にがわらい)。
繰り返しになりますが、ボクは映画の製作には一切関わっておりません。
(それなりの原作料は受け取りましたけど)
上映が始まった映画を観ながら
「そんな打ち方は絶対にしない!」
とか
「誰なんだ、そのナゾのヒロインは!」
とか。
ツッコミどころがチラホラありつつも、なぜだか急に涙が止まらなくなりまして。
映画のストーリーとは関係なく、それまでの4年ちょいの放浪生活のことを一気に思い出してしまったんです。
内容的には、これっぽっちも泣ける映画じゃないんですけどね。
なぜか客席にひとり、号泣してる男がいたという。
そんな試写会でございました。
(´・ω・`)
どんな試写会だよ
試写会のあと、新橋と新宿のホールでチョロチョロっとパチスロ。
新橋D店…ダイスマジックV(+)2000円
新宿B店…B-MAX(-)2000円
本日のトータル収支…
(±)0円
ダイスマジックを打ったこととか1ミリも覚えてない。
(´・ω・`)
この直後、東京には長居せず、タイヤ交換のため北海道に渡りました。
冬用のタイヤを札幌市の実家に置かせてもらっていたので。
映画「パチスロひとり旅」は現在、「Google Play」「YouTube」などで300円ぐらいで観れるようになっています。たぶん。
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