サイレントストック機
記事一覧へ公開日: 2020/09/10
「パチスロひとり旅Classic」です。
2001年(平成13年)10月下旬、映画・パチスロひとり旅の試写会が行われた東京を離れて北海道に向かいました。
夏用から冬用へ、タイヤ交換をするためです。
せっかく北海道に行ったのに、短時間しか滞在せず。
すぐさま本州リターンです。
ちなみに、行きと帰りに乗ったフェリーの所要時間は合計42時間ちょい。
海の上は、ほとんどの区間が電波の圏外だから、スマホをイジってヒマをつぶすこともできないんすよ。
もう、寝るしかありません。
(´・ω・`)
そもそも「スマホ」なんて存在してなかったけど
2001年11月2日(金曜)
船の上で寝すぎたから、それはそれで時差ボケみたいな感じになってダルい。
夕方
岐阜県岐阜市近郊の大型店(等価交換)へ。
【9-8・総2346G】のドンちゃん2が空いてたから座ってみたけど
1時間ちょいでBIG×2、REG×1しか引けなくて撃沈。
(-)1万1000円
新台のスーパーリノに移動。
4号機のスーパーリノ(山佐)は業界初の『サイレントストック機』でした。
すでにハードボイルド2など「ストック機」と呼ばれるものは存在していましたが、それまでのストック機は出目や液晶演出を見ればボーナスをストックしているかどうかを察知することが可能であり、ボーナスをストックしている状態であれば自分の意志で勝手にボーナスを揃えることができる仕様でした。
RT(リプレイタイム)の規定G数を消化したあとにボーナスを揃えたほうがメリットが大きいから、あえて、すぐには揃えないようにしていただけです。
※閉店間際で残り時間に余裕がなかったり、見たいテレビ番組があるときなどは、RTを無視してボーナスを揃えちゃうのもアリ。
しかし「サイレントストック機」は、いつボーナスフラグが成立したのかが分からず、たとえ内部的にストックがあったとしても自分の意志で勝手に揃えることができません。
これ重要。
ボーナス解除の契機となる小役を引いたり、規定のG数や天井G数に到達するなど、内部的に「揃えてヨシ!」の状態にならないとボーナスを揃えることができないのです。
このサイレントストック機の登場により、意図的な連チャンや意図的なハマリが実現します。
さらには、匂わせ演出の進化や、すでに存在したAT機能・RT機能との複合も相まって、4号機は
なんでもあり
の時代に突入していきます。
(´・ω・`)
初代・北斗の拳とか初代・吉宗とか
ストックがたくさん貯まってそうな都合のよい空き台は見当たらないけど、なんとなく座ってみる。
スーパーリノ1台目…ストックなし濃厚と判断して捨て。
(-)5000円
ストックがあるのかないのか、基本的には分からないことになっていましたが。
左リールに特定の箇所(赤7とBARのかたまり)を狙い、「3コマぐらいスベったのに小役が揃わない」ってのが目立つ場合はストックなし濃厚でした。
逆に、3コマぐらいスベったときに、きちんと小役が揃うようであればストックあり。
2台目…ストックあり濃厚なので当たるまで追いかける。
投資1万2000円でBIG!
さらに5GでBIG!
4号機のスーパーリノは「5G目」が激アツでした。
連チャン時の多くは「5G目」にボーナス告知が発生します。
これは、ぶっちゃけ、3号機の初代・リノにおける、メジャーなバージョンの裏モノ(5G連チャンがウリだった)を再現したものでした。
サイレントストック機の登場により、合法的に裏モノのゲーム性を味わうことができるようになったんですねー。
そりゃ面白いはずだわさ。
(´・ω・`)
次のボーナスがすぐには出てこないけど、まだストックが残ってるっぽいのでそのまま追う。
350GぐらいでBIG。
ストックなし濃厚になってしまったのでヤメ。
換金9000円で
(-)3000円
本日のトータル収支…
(-)1万9000円
4号機のスーパーリノは「思わぬ大連チャン」がほとんどなく、設定変更するとストックがゼロになってしまうワナもあり、思ったほどはヒットしませんでした。
サイレントストックシステムの元祖という意味で、もうちょっとリスペクトされてもいい機種なんですけどね。
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